ひらがな みのむしなく 説明 実際には、蓑虫は鳴かない。しかし、その姿や、秋風に揺れる蓑の音などが、人間の耳には「鳴き声」のように聞こえ、そのような情景が俳句の季語として定着した。昔、蓑虫は鬼の子であり、秋風が吹くと「父よ、父よ」と鳴いて親を慕うと信じられていた。この伝承が、俳句の季語として定着した背景にある。 Seasonword 蓑虫