星野立子

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秋空へ大きな硝子窓一つ 星野立子 秋空 , 三秋 天文 1v 23 hours 19 minutes ago
いかなごが烏の嘴に生きてをり 星野立子 いかなご , 晩春 動物 0v
いふまじき言葉を胸に端居かな 星野立子 端居 , 晩夏 生活 0v
きらきらと松葉が落ちる松手入れ 星野立子 松手入 , 晩秋 生活 0v
くたびれし足なげ出して舟料理 星野立子 船生州 , 三夏 生活 0v
この旅の思ひ出波の浮寝鳥 星野立子 浮寝鳥 , 三冬 動物 0v
しんしんと寒さがたのし歩みゆく 星野立子 寒さ , 三冬 時候 0v
つんつんと遠ざかりけりみちおしへ 星野立子 斑猫 , 三夏 動物 0v
とけそめし七草粥の薺かな 星野立子 七種粥 新年 生活 0v
とんとんと上る階段年忘れ 星野立子 年忘 , 仲冬 生活 0v
はきかへて足袋新しき遍路かな 星野立子 遍路 , 三春 人事 0v
ペリカンの人のやうなる喧嘩かな 星野立子 季語なし 無季 0v
ほろほろと土まろばせて山笑ふ 星野立子 山笑ふ , 三春 地理 0v
ままごとの飯もおさいも土筆かな 星野立子 土筆 , 仲春 植物 0v
ラジオつと消され秋風残りけり 星野立子 秋風 , 三秋 天文 0v
一村や杏の花にうもれ住み 星野立子 杏の花 , 晩春 植物 0v
一花揺れ二花揺れ椿みんな揺れ 星野立子 椿 , 三春 植物 0v
下萌ぬ人間それに従ひぬ 星野立子 下萌 , 初春 植物 0v
今朝咲きしくちなしの又白きこと 星野立子 梔子の花 , 仲夏 植物 0v
信心の祈り伏したる足袋のうら 星野立子 足袋 , 三冬 生活 0v
初秋の大きな富士に対しけり 星野立子 初秋 , 初秋 時候 0v
吹かれきし野分の蜂にさゝれけり 星野立子 野分 , 仲秋 天文 0v
吹き晴れし大つもごりの空の紺 星野立子 大晦日 , 仲冬 時候 0v
吾も春の野に下り立てば紫に 星野立子 春の野 , 三春 地理 0v
囀をこぼさじと抱く大樹かな 星野立子 , 三春 動物 0v
四五人の心おきなき旅浴衣 星野立子 浴衣 , 三夏 生活 0v
埋火の手応へもなき火箸かな 星野立子 埋火 , 三冬 生活 0v
夕日いま高き実梅に当るなり 星野立子 青梅 , 仲夏 植物 0v
大佛に足場かけたり小六月 星野立子 小春 , 初冬 時候 0v
大佛の冬日は山に移りけり 星野立子 冬日 , 三冬 天文 0v
大蟻の雨をはじきて黒びかり 星野立子 , 三夏 動物 0v
天高し釈迦の生れし国に来し 星野立子 秋高し , 三秋 天文 0v
女郎花少しはなれて男郎花 星野立子 女郎花 , 初秋 植物 0v
富士を背に富士を真向きに茶を摘めり 星野立子 茶摘 , 晩春 生活 0v
寒月のおおいなるかな藁廂 星野立子 寒月 , 晩冬 天文 0v
寒風に吹きしぼらるる思ひかな 星野立子 寒風 , 三冬 天文 0v
小諸より見る浅間これ春立ちぬ 星野立子 立春 , 初春 時候 0v
尾を振つて流され行くや蝌蚪一つ 星野立子 蝌蚪 , 晩春 人事 0v
山寺の天井までも秋日和 星野立子 秋の日 , 三秋 天文 0v
帚目の集つてゐる焚火かな 星野立子 焚火 , 三冬 生活 0v
広々と刈草のよく乾くこと 星野立子 草刈 , 三夏 生活 0v
忘れたきことゝ一途に水を打つ 星野立子 打水 , 三夏 生活 0v
敷藁のま新しさよ花いちご 星野立子 , 初夏 植物 0v
新涼やおきてすぐ書く文一つ 星野立子 新涼 , 初秋 時候 0v
昃れば春水の心あともどり 星野立子 春の水 , 三春 地理 0v
春雷の大轟のたゞ一度 星野立子 春雷 , 三春 天文 0v
昼餉終へ夢の如くに遠干潟 星野立子 潮干潟 , 晩春 地理 0v
暁は宵よりさびし鉦叩 星野立子 鉦叩 , 初秋 動物 0v
朝々のさすがに寒に入りにけり 星野立子 寒の入 , 晩冬 時候 0v
朝の日の鶏舎にあまねし寒玉子 星野立子 寒卵 , 晩冬 生活 0v
朝寒やまたゝきしげき仏の灯 星野立子 朝寒 , 晩秋 時候 0v
朴の葉の落ちをり朴の木はいづこ 星野立子 朴落葉 , 初冬 植物 0v
杉の間を音ある如く夏の蝶 星野立子 夏の蝶 , 三夏 動物 0v
東風の波がぶりがぶりと杭を越え 星野立子 東風 , 三春 天文 0v
母許や春七草の籠下げて 星野立子 七草 新年 生活 0v
水仙の花のうしろの蕾かな 星野立子 水仙 , 晩冬 植物 0v
水澄むやとんぼうの影ゆくばかり 星野立子 水澄む , 三秋 地理 0v
水蓮の敷き重なりし広葉かな 星野立子 睡蓮 , 晩夏 植物 0v
水飯のごろごろあたる箸の先 星野立子 水飯 , 晩夏 生活 0v
漁師等にかこまれて鱚買ひにけり 星野立子 , 三夏 動物 0v
父がつけしわが名立子や月を仰ぐ 星野立子 , 三秋 天文 0v
狐火のほとほというて灯るかも 星野立子 狐火 , 三冬 地理 0v
皆水に浮きぬ手桶の蕗の薹 星野立子 蕗の薹 , 初春 植物 0v
秋晴の茅舎訪へばよろこべり 星野立子 秋晴 , 三秋 天文 0v
絵巻もの拡げゆく如春の山 星野立子 春の山 , 三春 地理 0v
美しき帰雁の空も束の間に 星野立子 帰雁 , 仲春 動物 0v
美しき緑走れり夏料理 星野立子 夏料理 , 三夏 生活 0v
落とし文ありころころと吹かれたる 星野立子 落し文 , 三夏 動物 0v
蓋あけし如く極暑の来りけり 星野立子 極暑 , 晩夏 時候 0v
蓑虫の留守かと見れば動きけり 星野立子 蓑虫 , 三秋 動物 0v
虹立ちし富士山麓に我等あり 星野立子 , 三夏 天文 0v
行春の庭に熊手と草帚 星野立子 行く春 , 晩春 時候 0v
衣更へてたのしき手紙懐に 星野立子 更衣 , 初夏 生活 0v
見つゝ来て即ち茅の輪くゞるなり 星野立子 茅の輪 , 晩夏 人事 0v
重き雨どうどう降れり夏柳 星野立子 夏柳 , 三夏 植物 0v
門火焚き終へたる闇にまだ立てる 星野立子 迎火 , 初秋 人事 0v
障子しめて四方の紅葉を感じをり 星野立子 紅葉 , 晩秋 植物 0v
雛飾りつつふと命惜しきかな 星野立子 , 仲春 人事 0v
雲の峰人間小さく働ける 星野立子 雲の峰 , 三夏 天文 0v
露の世に間に合はざりしことばかり 星野立子 , 三秋 天文 0v
静かさや落花うかべば水広く 星野立子 落花 , 晩春 植物 0v
鞦韆に腰かけて読む手紙かな 星野立子 鞦韆 , 三春 生活 0v
魂の抜けはててゐる昼寝かな 星野立子 昼寝 , 三夏 生活 0v