草の実

ひらがな
くさのみ
説明

殆どの雑草は、花の終わった秋にそれぞれの実をつける。形や大きさはいろいろだが、その秋草の実をまとめて草の実という。

季節
分類
Seasonword
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俳句 俳人 季語 季節 分類 Total Recent
喰へさうな草の實見ゆる葎哉 正岡子規 草の実 , 三秋 植物 明治30 0v
夕日うつる草の實赤し藪の奥 正岡子規 草の実 , 三秋 植物 明治29 0v
撫子の種つるしたり花もある 正岡子規 草の実 , 三秋 植物 明治30 0v
毒草のうつくしき實を結びけり 正岡子規 草の実 , 三秋 植物 明治30 0v
湯治場へ草の實多き山を下る 正岡子規 草の実 , 三秋 植物 明治30 0v
草の実も人にとびつく夜道哉 小林一茶 草の実 , 三秋 植物 文政5 0v
草の実や 淀み淀みの 飛鳥川 阿波野青畝 草の実 , 三秋 植物 0v
草の實のこぼるゝ谷やかけす鳴く 正岡子規 草の実 , 三秋 植物 明治30 0v
草の實の赤くして馬もくはざりき 正岡子規 草の実 , 三秋 植物 明治30 0v
草の實や少し赤らむ茨の垣 正岡子規 草の実 , 三秋 植物 明治29 0v
草の實や笠がさはればほろほろと 正岡子規 草の実 , 三秋 植物 明治27 0v
草の實や谷を覗きて見れは家 正岡子規 草の実 , 三秋 植物 明治30 0v
草の實や鎌倉古りて墓多き 正岡子規 草の実 , 三秋 植物 明治30 0v
草の實を摘まんとすれば木の實落つ 正岡子規 草の実 , 三秋 植物 明治30 0v
草の穂も物思ふさまの夕哉 小林一茶 草の実 , 三秋 植物 文化5 0v
蔓草を引けばしたゝかに實の落る 正岡子規 草の実 , 三秋 植物 明治30 0v
見事也根のない蔓のごて〱実 小林一茶 草の実 , 三秋 植物 文政4 0v
赤い実に根のない草のげんき哉 小林一茶 草の実 , 三秋 植物 文政4 0v
赤い実は鳥も目につくかきね哉 小林一茶 草の実 , 三秋 植物 文政8 0v
風吹て草の穂にさへ祭哉 小林一茶 草の実 , 三秋 植物 文化4 0v