顔見世

ひらがな
かおみせ
かほみせ
説明

江戸時代、役者と劇場の契約は十一月から一年間で、十一月興行に新たに契約を結んだ俳優が勢揃いし、その顔ぶれを見せることからこうよばれた。初日は午前二時ころから興行があった。現在は京都、南座の十二月興行にその雰囲気が残る。

季節
分類
Displaying 1 - 18 of 18
俳句 俳人 季語 季節 分類 Total Recent
顏見世や定九郎の傘お輕の鏡 正岡子規 顔見世 , 仲冬 生活 明治33 1v 1 day 14 hours ago
かほ見せやすでにうき世の飯時分 与謝蕪村 顔見世 , 仲冬 生活 0v
世〔の〕中や皺顔見せになにはから 小林一茶 顔見世 , 仲冬 人事 文化11 0v
浅ましや皺顔見せになにはから 小林一茶 顔見世 , 仲冬 人事 0v
皃見せやふとんをまくる東山 与謝蕪村 顔見世 , 仲冬 生活 0v
顏見せのこゝも田之助贔屓哉 正岡子規 顔見世 , 仲冬 生活 明治31 0v
顏見せの樂屋覗けはお染哉 正岡子規 顔見世 , 仲冬 生活 明治33 0v
顏見せやぬす人になる顏はたれ 正岡子規 顔見世 , 仲冬 生活 明治25 0v
顏見せや我子の梦をまたげ行く 正岡子規 顔見世 , 仲冬 生活 明治27 0v
顏見せや朔日の月ありやなし 正岡子規 顔見世 , 仲冬 生活 明治26 0v
顏見せや朝霜匂ふ紅の花 正岡子規 顔見世 , 仲冬 生活 明治26 0v
顏見せや鏡に見ゆる雛の數 正岡子規 顔見世 , 仲冬 生活 明治33 0v
顔見せの顔もことしはいくつへる 小林一茶 顔見世 , 仲冬 人事 文化12 0v
顔見せや人の中より明烏 小林一茶 顔見世 , 仲冬 人事 文化11 0v
顔見せや人の天窓が邪魔になる 小林一茶 顔見世 , 仲冬 人事 文政6 0v
顔見せや声を合する天つ雁 小林一茶 顔見世 , 仲冬 人事 文化12 0v
顔見せや大な人のうしろから 小林一茶 顔見世 , 仲冬 人事 文政6 0v
顔見せや親〔の〕かたみの苦わらひ 小林一茶 顔見世 , 仲冬 人事 文化12 0v