麦の秋

ひらがな
むぎのあき
説明

麦の穂が成熟する五月から六月頃をいう。日に輝く黄金色の穂は美しく、麦畑を風がわたるときの乾いた音も耳に心地よい。

季節
夏
初夏
分類
時候
Seasonword
麦秋
むぎあき
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俳句 俳人 季語 季節 分類 年 Total Recent
うれしけに犬の走るや麦の秋 正岡子規 麦の秋 夏, 初夏 時候 明治25 0v
一人子の凧揚りけり麦の秋 正岡子規 麦の秋 夏, 初夏 時候 明治26 0v
兀山のてかてかとして麦の秋 正岡子規 麦の秋 夏, 初夏 時候 明治28 0v
城跡や監獄をめぐり麦の秋 正岡子規 麦の秋 夏, 初夏 時候 明治30 0v
御車や道々民の麦の秋 正岡子規 麦の秋 夏, 初夏 時候 明治33 0v
燕や白壁見えて麦の秋 正岡子規 麦の秋 夏, 初夏 時候 明治25 0v
病人の駕も過けり麦の秋 与謝蕪村 麦の秋 夏, 初夏 時候 0v
病院に通ひなれたり麦の秋 阿部みどり女 麦の秋 夏, 初夏 時候 0v
行列の槍五六本麦の秋 正岡子規 麦の秋 夏, 初夏 時候 明治28 0v
野の道や神輿に出あふ麦の秋 正岡子規 麦の秋 夏, 初夏 時候 明治30 0v
野の道や童蛇打つ麦の秋 正岡子規 麦の秋 夏, 初夏 時候 明治29 0v
馬の荷に筍長し麦の秋 正岡子規 麦の秋 夏, 初夏 時候 明治31 0v
麦の秋あからあからと日はくれぬ 正岡子規 麦の秋 夏, 初夏 時候 明治25 0v
麦の秋老婆遠方より来る 正岡子規 麦の秋 夏, 初夏 時候 明治27 0v
麦の穂に腹こそばゆき雀かな 正岡子規 麦の秋 夏, 初夏 時候 明治31 0v
麦の穂の揃ふて立ちし野面かな 正岡子規 麦の秋 夏, 初夏 時候 明治27 0v
麦の穂や大骨折て行小蝶 小林一茶 麦の秋 夏, 初夏 時候 文化11 0v
麦の穂や畠を歩く小酒うり 小林一茶 麦の秋 夏, 初夏 時候 文政7 0v
麦の穂や私方は竹の出来 小林一茶 麦の秋 夏, 初夏 時候 享和3 0v
麦の穂や風は浮世の花に咲け 正岡子規 麦の秋 夏, 初夏 時候 明治26 0v
麦秋の 中なるが悲し 聖廃墟 水原秋桜子 麦の秋 夏, 初夏 時候 0v
麦秋のあて事もない夜寒哉 小林一茶 麦の秋 夏, 初夏 時候 文政7 0v
麦秋の小隅に咲くは何の花 小林一茶 麦の秋 夏, 初夏 時候 文化7 0v
麦秋の小隅に咲る椿かな 小林一茶 麦の秋 夏, 初夏 時候 0v
麦秋やうらの苔屋は魚の秋 小林一茶 麦の秋 夏, 初夏 時候 文化9 0v
麦秋やしはがれ声の小田の雁 小林一茶 麦の秋 夏, 初夏 時候 文化9 0v
麦秋やふと居馴る伊勢参 小林一茶 麦の秋 夏, 初夏 時候 寛政12 0v
麦秋や中国下る旅役者 正岡子規 麦の秋 夏, 初夏 時候 明治26 0v
麦秋や土台の石も汗をかく 小林一茶 麦の秋 夏, 初夏 時候 文政5 0v
麦秋や壮士村に入る仕込杖 正岡子規 麦の秋 夏, 初夏 時候 明治31 0v
麦秋や子を負ながらいはし売 小林一茶 麦の秋 夏, 初夏 時候 文政2 0v
麦秋や庄屋の嫁の日傘 正岡子規 麦の秋 夏, 初夏 時候 明治25 0v
麦秋や本の秋より寒い雨 小林一茶 麦の秋 夏, 初夏 時候 文政7 0v
麦秋や樗咲きたる門搆 正岡子規 麦の秋 夏, 初夏 時候 明治31 0v
麦秋や畠を歩く小酒うり 小林一茶 麦の秋 夏, 初夏 時候 文政7 0v
麦秋や百姓の子の村芝居 正岡子規 麦の秋 夏, 初夏 時候 明治33 0v
麦穂や本の秋より寒い雨 小林一茶 麦の秋 夏, 初夏 時候 文政7 0v