説明
自然薯、長薯、つくね薯などの蔓や葉が黄ばむ頃、葉腋にできる肉珠をいう。珠芽ともいう。緑褐色の粒であるが、大きさも形も色もさまざまである。茹でたり飯に炊き込んでむかご飯にしたりする。熟れてくるとほろほろこぼれ落ちる。
俳句 | 俳人 | 季語 | 季節 | 分類 | 年 | Total | Recent |
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ほろほろとぬかごこぼるゝ垣根哉 | 正岡子規 | 零余子 | 秋, 三秋 | 植物 | 明治28 | 1v | 1 week 6 days ago |
うれしさの箕にあまりたるむかご哉 | 与謝蕪村 | 零余子 | 秋, 三秋 | 植物 | 0v | ||
仕合せは藪にこけ込むむか子哉 | 小林一茶 | 零余子 | 秋, 三秋 | 植物 | 文政5 | 0v | |
汁鍋にゆさぶり落すぬか子哉 | 小林一茶 | 零余子 | 秋, 三秋 | 植物 | 文政9 | 0v | |
菊の露落ちて拾へば零余子かな | 松尾芭蕉 | 零余子 | 秋, 三秋 | 植物 | 0v | ||
蜘の巣の中へ這かゝるぬかご哉 | 小林一茶 | 零余子 | 秋, 三秋 | 植物 | 寛政 | 0v | |
重箱をあてゝゆさぶる零余子哉 | 小林一茶 | 零余子 | 秋, 三秋 | 植物 | 文政5 | 0v |