昼顔やぽつぽと燃る石ころへ

ひらがな
ひるがおや ぽっぽともえる いしころへ
Description

噴き上げられた溶岩が、じりじりと、ゆっくりとした速度で山を流れ下ってゆく。可憐な昼顔が、何も知らぬげにその傍で花を咲かせている。そして、ぽっぽと燃える溶岩に巻きつこうと、つるを伸ばしている。

俳人
季語
季節
分類
和暦
文政2
西暦
出典
おらが春