寒さ

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御格子に切髪さげる寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治26 1v 1 day 19 hours ago
黒わくに知る人を見る寒哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治31 2v 2 days 23 hours ago
あら海のとりとめかたき寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治26 1v 3 days 5 hours ago
はつきりと富士の見えたる寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治28 1v 3 days 19 hours ago
うかれ女の小舟に歸る寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治26 0v
うたゝねはさめて背筋の寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治26 0v
うねうねと赤土山の寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治28 0v
からびたる蝋の鋳形の寒哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治32 0v
きぬきぬにものいひ殘す寒哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治25 0v
きぬきぬに念佛申す寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治26 0v
くび巻に咽引きしめる寒哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治25 0v
くやみいふ口のどもりし寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治25 0v
くらがりに大佛見ゆる寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治29 0v
くらがりの人に逢ふたる寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治28 0v
くら闇の人に逢ふたる寒哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治28 0v
このたびは一人で通る寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治28 0v
この寒さ北に向いたる別れ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治28 0v
この寒さ君に別るゝあしたより 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治25 0v
この寒さ君何地へか去らんとす 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治28 0v
この寒さ尾張の人のなつかしき 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治28 0v
この寒さ神だちも看とり參らせよ 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治30 0v
この寒さ越後の人のなつかしき 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治28 0v
しんしんと寒さがたのし歩みゆく 星野立子 寒さ 冬, 三冬 時候 0v
なきあとに妹が鏡の寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治26 0v
なまじひに人に逢ふ夜の寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治28 0v
ぬすまれて親の恩知る寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治23 0v
のら猫をかゝえて寐たる寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治27 0v
まだ立てぬ石の鳥居の寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治26 0v
みとりする人は皆寐て寒哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治32 0v
むさゝびの石弓渡る寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治27 0v
むら雲の劍を拜む寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治26 0v
めでたさに袴つけたる寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治28 0v
をさな子の泣く泣く歸る寒哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治29 0v
一ツ目も三ツ目も光る寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治26 0v
一冬の 寒さ凌ぎし 借頭巾 高浜虚子 寒さ 冬, 三冬 時候 0v
一年の梦さめかゝる寒さかな 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治26 0v
三年の洋服ぬぎし寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治26 0v
世の中のひつそりとなる寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治30 0v
亡き犬に犬小屋覗く寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治31 0v
仰向けぬ入道畠の寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治25 0v
佛でもなうて焚かれぬ寒さかな 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治27 0v
傾城のひとり寐ねたる寒さかな 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治27 0v
傾城はうしろ姿の寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治27 0v
傾城を舟へ呼ぶ夜の寒さかな 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治27 0v
六十にして洗禮受くる寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治29 0v
再びは歸らぬ道の寒さかな 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治29 0v
出女のへりて目黒の寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治29 0v
出家せんとして寺を思へば寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治30 0v
刀賣つて土手八町の寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治29 0v
剥かるゝ程に伸ぶ程に棕櫚の寒かな 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治27 0v
十に足らぬ子を寺へ遣る寒哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治31 0v
半燒の家に人住む寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治29 0v
又例の羅漢の軸の寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治28 0v
古刀人の味知る寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治29 0v
古城の石かけ崩す寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治27 0v
古辻に郵便箱の寒さかな 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治27 0v
名處は冬菜の肥ゆる寒さかな 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治27 0v
四十にて子におくれたる寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治30 0v
塀越に狐火見ゆる寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治28 0v
夜著かたくからだにそはぬ寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治25 0v
大名の通つてあとの寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治28 0v
大名は牡丹のお間の寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治26 0v
大名をゆすりにかゝる寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治27 0v
大將の星になつたる寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治29 0v
大津画にほこりのたまる寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治26 0v
大海のとりとめ難き寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治26 0v
大船の中を漕ぎ出し寒哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治32 0v
大船の干潟にすわる寒さかな 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治27 0v
天暗うして大佛の眼の寒哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治27 0v
媒にはしる鼬の寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治26 0v
宿直の夜更けて大鼓の寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治26 0v
寒の入と聞て俄の寒サ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治23 0v
寢殿に蟇目の音の寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治26 0v
山城に睨まれて居る寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治29 0v
山風にほうと立つたる寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治28 0v
川上は川下はばつと寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治29 0v
床の間に櫁の青き寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治31 0v
庭の月晝のやうなる寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治28 0v
廓出て仕置場を行く寒哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治32 0v
廓行きの車夫にぬかれる寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治25 0v
待つ宵を鏡に向ふ寒さかな 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治29 0v
御格子に切髪かくる寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治25 0v
思ひやる都のあとの寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治26 0v
扣所に呼出しを待つ寒哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治32 0v
故郷の寒さを語り給へとよ 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治26 0v
新宅の其頃出來し寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治25 0v
新宅の柱卷きある寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治30 0v
新田に家建ちかゝる寒さかな 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治27 0v
新築の窓に墨つく寒哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治31 0v
旃檀の實ばかりになる寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治26 0v
旅籠屋の我につれなき寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治28 0v
易水にねぶか流るる寒さかな 与謝蕪村 寒さ 冬, 三冬 時候 0v
星こぼす天の河原の寒さかな 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治27 0v
星絶えず飛んであら野の寒さかな 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治27 0v
星落ちて石となる夜の寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治27 0v
月の雲ちぎれて飛びし寒哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治31 0v
朝日さす材木河岸の寒さかな 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治27 0v
木のあひに星のきらつく寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治28 0v
松山の 城を見おろす 寒さかな 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 0v
松山の城を見おろす寒哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治32 0v