新酒

ひらがな
しんしゅ
説明

その年の新米で醸造した酒。昔は、新米が穫れるとすぐに造ったので、秋の季としたが、今は寒造りが主流となった。とはいえ、新米の収穫のめでたさを祝う思いがこの季語には含まれる。

季節
分類
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俳句 俳人 季語 季節 分類 Total Recent
うき人の新酒勸めついなみあへず 正岡子規 新酒 , 晩秋 生活 明治29 1v 1 week 6 days ago
駕に揺る新酒の醉や眠くなる 正岡子規 新酒 , 晩秋 生活 明治31 1v 2 weeks ago
世のうさや新酒飲み習ふきのふけふ 正岡子規 新酒 , 晩秋 生活 明治29 1v 2 weeks 3 days ago
かく家の手前作りも新酒哉 小林一茶 新酒 , 晩秋 生活 文政4 0v
ことし酒先は葎のつゝがなき 小林一茶 新酒 , 晩秋 生活 文化6 0v
ことし酒無かぶの呑手ふへる也 小林一茶 新酒 , 晩秋 生活 文政7 0v
そば咲て菊もはら〱新酒哉 小林一茶 新酒 , 晩秋 生活 文化6 0v
たまさかの君に新酒を參らせん 正岡子規 新酒 , 晩秋 生活 明治29 0v
はや空しことし作のかさい酒 小林一茶 新酒 , 晩秋 生活 文化6 0v
ふたぬいて月のかけくむ新酒哉 正岡子規 新酒 , 晩秋 生活 明治23 0v
もろみにて一吹したるしん酒哉 小林一茶 新酒 , 晩秋 生活 文政7 0v
三度から一度に来たるしん酒哉 小林一茶 新酒 , 晩秋 生活 文政7 0v
二三匹馬繋ぎたる新酒かな 正岡子規 新酒 , 晩秋 生活 明治28 0v
八兵衛がは顔び笑やことし酒 小林一茶 新酒 , 晩秋 生活 文政5 0v
君今來ん新酒の燗のわき上る 正岡子規 新酒 , 晩秋 生活 明治28 0v
家並とて捨配する新酒哉 小林一茶 新酒 , 晩秋 生活 文政5 0v
小便して新酒の醉の醒め易き 正岡子規 新酒 , 晩秋 生活 明治33 0v
小言いひ〱底たゝく新酒哉 小林一茶 新酒 , 晩秋 生活 文政8 0v
居酒屋に新酒の友を得たりけり 正岡子規 新酒 , 晩秋 生活 明治29 0v
山おく庵は手作のしん酒哉 小林一茶 新酒 , 晩秋 生活 文政7 0v
思ふこと新酒に醉ふてしまひけり 正岡子規 新酒 , 晩秋 生活 明治28 0v
惡僧の評議をこらす新酒かな 正岡子規 新酒 , 晩秋 生活 明治29 0v
我病で新酒の債をはたらるゝ 正岡子規 新酒 , 晩秋 生活 明治30 0v
投やりの菊も新酒のゆふべ哉 小林一茶 新酒 , 晩秋 生活 文化2 0v
新酒あり馬鹿貝を得つ野の小店 正岡子規 新酒 , 晩秋 生活 明治29 0v
新酒かけて見ばや祇王の墓の上 正岡子規 新酒 , 晩秋 生活 明治26 0v
新酒や鳴雪翁の三オンス 正岡子規 新酒 , 晩秋 生活 明治33 0v
新酒三盃天高く風髪を吹く 正岡子規 新酒 , 晩秋 生活 明治29 0v
新酒賣る亭主が虎の話哉 正岡子規 新酒 , 晩秋 生活 明治33 0v
新酒賣る亭主の髯や水滸傳 正岡子規 新酒 , 晩秋 生活 明治33 0v
新酒賣る家は小菊の莟かな 正岡子規 新酒 , 晩秋 生活 明治27 0v
新酒酌むは中山寺の僧どもか 正岡子規 新酒 , 晩秋 生活 明治29 0v
日の旗の杉葉に竝ぶ新酒哉 正岡子規 新酒 , 晩秋 生活 明治27 0v
更に一杯の新酒を盡せ路遠し 正岡子規 新酒 , 晩秋 生活 明治29 0v
月高し新酒賣る家は猶一里 正岡子規 新酒 , 晩秋 生活 明治29 0v
有てこまる家いくつもしん酒樽 小林一茶 新酒 , 晩秋 生活 文政7 0v
杉の葉のぴんとそよぐや新酒樽 小林一茶 新酒 , 晩秋 生活 文政8 0v
杉の葉を添へて配りししん酒哉 小林一茶 新酒 , 晩秋 生活 文政7 0v
松の木は子日めきたる新酒哉 小林一茶 新酒 , 晩秋 生活 文化2 0v
松苗も風の吹く夜のしん酒哉 小林一茶 新酒 , 晩秋 生活 文化1 0v
極楽に行かぬ果報やことし酒 小林一茶 新酒 , 晩秋 生活 文政5 0v
横波にゆさぶる船の新酒哉 正岡子規 新酒 , 晩秋 生活 明治26 0v
狐啼いて新酒の醉のさめにけり 正岡子規 新酒 , 晩秋 生活 明治28 0v
生砂の砂にも呑す新酒哉 小林一茶 新酒 , 晩秋 生活 文政4 0v
磊落は新酒を偸む事にあらず 正岡子規 新酒 , 晩秋 生活 明治31 0v
神並におれが家へも新酒哉 小林一茶 新酒 , 晩秋 生活 文政8 0v
神前の草にこぼして新酒哉 小林一茶 新酒 , 晩秋 生活 寛政 0v
神前の草にも少新酒哉 小林一茶 新酒 , 晩秋 生活 文政8 0v
竹の風新酒の醉はさめにけり 正岡子規 新酒 , 晩秋 生活 明治28 0v
竹の風新酒の醉を吹きにけり 正岡子規 新酒 , 晩秋 生活 明治28 0v
竹立てゝ新酒の風の匂ひかな 正岡子規 新酒 , 晩秋 生活 明治26 0v
竹立てゝ門に新酒と記しけり 正岡子規 新酒 , 晩秋 生活 明治29 0v
船頭の風に吹かるゝ新酒哉 正岡子規 新酒 , 晩秋 生活 明治26 0v
菊も咲きぬ新酒盗みに來ませ君 正岡子規 新酒 , 晩秋 生活 明治29 0v
葬禮の崩れや新酒のむ月夜 正岡子規 新酒 , 晩秋 生活 明治29 0v
行秋を輿でおくるや新酒屋 小林一茶 新酒 , 晩秋 生活 文政7 0v
造り人もうり人も一人しん酒哉 小林一茶 新酒 , 晩秋 生活 文政7 0v
釣棚に安置しておくしん酒哉 小林一茶 新酒 , 晩秋 生活 文政7 0v
馬叱る新酒の醉や頬冠 正岡子規 新酒 , 晩秋 生活 明治32 0v
馬鹿貝の名をなつかしみ新酒哉 正岡子規 新酒 , 晩秋 生活 明治33 0v
駕かきのすき腹に飲む新酒哉 正岡子規 新酒 , 晩秋 生活 明治31 0v
鬼貫や新酒の中の貧に処ス 与謝蕪村 新酒 , 晩秋 生活 0v