ひらがな
はす
説明

仏教では涅槃の境地を象徴する神聖な花とされ、仏はこの花の上に座す。また、泥の中から伸びて美しい花を咲かせるところから、中国では聖人の花とされた。花が終わったあとの実床が蜂の巣に似ていることから「はちす」といわれ、和名の「はす」はそれを略したものである。実床の中の黒い実と地下茎(蓮根)は食用になる。

季節
分類
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俳句 俳人 季語 季節 分類 Total Recent
蓮花燕はとしのよらぬ也 小林一茶 , 晩夏 植物 文化3 0v
蓮花辰上りしと人のいふ 小林一茶 , 晩夏 植物 文化2 0v
蓮見船は蓮に隠れて翡翠飛ぶ 正岡子規 , 晩夏 植物 明治30 0v
虻蜂もそつちのけ〱蓮花 小林一茶 , 晩夏 植物 文化14 0v
蝶鳥もそつちのけとや蓮花 小林一茶 , 晩夏 植物 文化11 0v
覚束な遊女が後世の蓮の数 正岡子規 , 晩夏 植物 明治26 0v
誰家や蓮に吹かれて夕茶漬け 小林一茶 , 晩夏 植物 文化10 0v
誰宿ぞ蓮に吹かれて夕茶漬け 小林一茶 , 晩夏 植物 0v
豆よりも細き灯や蓮の亭 正岡子規 , 晩夏 植物 明治35 0v
足洗ふ拍子にひらく蓮の花 小林一茶 , 晩夏 植物 文化11 0v
門〱は残ず蓮の月よ哉 小林一茶 , 晩夏 植物 文化9 0v
雀等が浴なくしたり蓮の水 小林一茶 , 晩夏 植物 文化1 0v
雨の矢に蓮を射る蘆戦へり 松尾芭蕉 , 晩夏 植物 0v
雲霧もそつちのけとや蓮花 小林一茶 , 晩夏 植物 文化11 0v
風筋に藪の立けり蓮花 小林一茶 , 晩夏 植物 文化3 0v
馬くふた虻の乗る也蓮の花 小林一茶 , 晩夏 植物 文政7 0v
馬喰し虻が逃行蓮の花 小林一茶 , 晩夏 植物 文化7 0v
鬼蓮もさら〱一つ夕哉 小林一茶 , 晩夏 植物 文化10 0v
鬼蓮も花の盛は持にけり 小林一茶 , 晩夏 植物 文化13 0v
麩によらで鯉泳ぎ去る蓮の昼 正岡子規 , 晩夏 植物 明治30 0v
鼻先のわら菌いくつ蓮の花 小林一茶 , 晩夏 植物 文化1 0v