鉢木

ひらがな
はちのき
説明

冬の寒さの中で、庭の鉢植えの木を薪として使うという状況から、冬の季語として使われる。特に、謡曲「鉢木」に登場する佐野源左衛門常世が、貧しいながらも旅の僧(北条時頼)を温かくもてなすために、庭の鉢植えの木を薪にしたという故事から、冬の寒さや、人情の温かさを表す言葉として使われる。

季節
分類