鹿

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山の又太山の鹿も恋風<か>よ 小林一茶 鹿 秋, 三秋 動物 文政4 0v
山の端や月さしのぼる鹿のまた 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治29 0v
山の雨鹿の涙も交るべし 小林一茶 鹿 秋, 三秋 動物 文化2 0v
山の鹿小萩の露に顔洗へ 小林一茶 鹿 秋, 三秋 動物 文化5 0v
山寺や縁の上なるしかの声 小林一茶 鹿 秋, 三秋 動物 文政2 0v
山小屋や笛としりつゝ鹿の声 小林一茶 鹿 秋, 三秋 動物 文政1 0v
岩はなや月にうつむく鹿一つ 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治29 0v
岩橋や月にうつむく鹿二つ 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治28 0v
御殿場に鹿の驚く夜汽車哉 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治25 0v
恋すてふ角切られけり奈らの鹿 小林一茶 鹿 秋, 三秋 動物 文政5 0v
恋風や山の太山の鹿に迄 小林一茶 鹿 秋, 三秋 動物 文政4 0v
息才に紅葉を見るよ夫婦鹿 小林一茶 鹿 秋, 三秋 動物 文政2 0v
我庵も二の足ふむや迷ひ鹿 小林一茶 鹿 秋, 三秋 動物 文化8 0v
我形をうさんと見てや鹿の呼 小林一茶 鹿 秋, 三秋 動物 0v
我形をうさんと見てや鹿の鳴 小林一茶 鹿 秋, 三秋 動物 文政3 0v
折〱や鹿にからるゝ草の庵 小林一茶 鹿 秋, 三秋 動物 文化10 0v
折あしく門こそ叩け鹿の声 与謝蕪村 鹿 秋, 三秋 動物 0v
押しあふて月に遊ぶや鹿ふたつ 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治25 0v
新家の拾ふて來たり鹿の角 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治26 0v
旅人や鹿に餌をやる春日山 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治29 0v
旅人や鹿追ひ上る春日山 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治29 0v
旅僧も淋しと申せ鹿のこゑ 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治25 0v
旅籠屋の厠に鹿を聞く夜哉 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治29 0v
日の本や深山の鹿も色好む 小林一茶 鹿 秋, 三秋 動物 文政4 0v
春日野の女鹿呼ぶ夕かな 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治28 0v
春日野の宿屋を出るや鹿に逢ふ 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治33 0v
春日野は神もゆるしの鹿の恋 小林一茶 鹿 秋, 三秋 動物 0v
春日野や駄菓に交る鹿の屎 小林一茶 鹿 秋, 三秋 動物 文政2 0v
晝の鹿來るや人なき博奕宿 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治28 0v
晴れぬ間又も聞せよ今の鹿 小林一茶 鹿 秋, 三秋 動物 文化1 0v
月にふしつ仰きつ鹿の姿哉 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治25 0v
月の鹿思ひ思ひの足場かな 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治25 0v
月代や鹿のふしどハ松の影 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治25 0v
月雲に隱れて悲し鹿の聲 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治28 0v
有明や寐ぼけてしらむ鹿の顔 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治28 0v
有明や鹿十ばかり対に鳴 小林一茶 鹿 秋, 三秋 動物 文政3 0v
松に身をすつて鳴けり雨の鹿 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治25 0v
柏手の木玉に迯る男鹿哉 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治26 0v
梦に見て何處の秋を啼く鹿ぞ 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治27 0v
棹鹿のなくなく山を登りけり 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治25 0v
椎の葉に誰盛にけん鹿の屎 小林一茶 鹿 秋, 三秋 動物 文政2 0v
欲の世や深山の鹿も色好む 小林一茶 鹿 秋, 三秋 動物 文政4 0v
此所姥棄なとや鹿の鳴 小林一茶 鹿 秋, 三秋 動物 文化10 0v
死所もかなりに葺て鹿の鳴 小林一茶 鹿 秋, 三秋 動物 文化1 0v
水入らぬ親子ぐらしや山の鹿 小林一茶 鹿 秋, 三秋 動物 文政3 0v
洞穴や圓座人無く鹿白し 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治29 0v
灯ともして宮を出づれば鹿の聲 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治29 0v
烏帽子きた禰宜のよびけり神の鹿 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治25 0v
煎餅をくふて鳴きけり神の鹿 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治28 0v
爐にくべて紅葉を焚けば鹿の聲 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治25 0v
爺鹿が寝所見付て呼りけり 小林一茶 鹿 秋, 三秋 動物 文政2 0v
爺鹿が寝所見付て呼るなり 小林一茶 鹿 秋, 三秋 動物 0v
爺鹿の瀬ぶみ致スや俄川 小林一茶 鹿 秋, 三秋 動物 文政2 0v
牛歸るあとの山田や鹿の聲 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治26 0v
物置に鹿のいねたる嵐かな 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治25 0v
盜み喰ひしたまひけりや神の鹿 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治28 0v
石壇に鹿鳴く奈良の月夜哉 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治27 0v
神さびて鹿なく奈良の都哉 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治25 0v
神殿や鏡に向かふ鹿のふり 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治25 0v
神鹿じつとして人になでらるゝ 小林一茶 鹿 秋, 三秋 動物 文政8 0v
筒の音雄鹿は鳴かずなりにけり 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治29 0v
背戸へ來て鍋ふみかへす男鹿哉 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治25 0v
草花や寺無住にして鹿の糞 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治29 0v
萩こほす留守の伏處や鹿の妻 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治25 0v
萩に寐て月見あげたる男鹿哉 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治25 0v
萩の上に寐ころびうつや鹿の腹 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治28 0v
萩の葉も二の足ふむや迷ひ鹿 小林一茶 鹿 秋, 三秋 動物 0v
蜻蛉に片角かして寝じか哉 小林一茶 鹿 秋, 三秋 動物 文政1 0v
行く秋や眞向に細き鹿の尻 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治28 0v
行く秋をすつくと鹿の立ちにけり 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治25 0v
見定て淋しくなりぬ山の鹿 小林一茶 鹿 秋, 三秋 動物 文化3 0v
親鹿の岩とびこえて鳴きにけり 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治25 0v
角ありと夜は思はずしかの声 小林一茶 鹿 秋, 三秋 動物 文政2 0v
谷あひにはさまりて鳴く男鹿哉 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治25 0v
谷の鹿こなたになければかなたにも 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治25 0v
豆腐屋の娘呼び出す神の鹿 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治29 0v
足枕手枕鹿のむつまじや 小林一茶 鹿 秋, 三秋 動物 文化11 0v
里の灯を見かけてなくや闇の鹿 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治25 0v
門へ來てひゝと鳴きけり奈良の鹿 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治25 0v
關の戸にへだてられてや鹿の聲 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治25 0v
關守の戸をあけてやる男鹿哉 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治26 0v
雨の鹿恋に朽ぬは角ばかり 与謝蕪村 鹿 秋, 三秋 動物 0v
風の中に一筋細し鹿の聲 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治26 0v
風吹て春日の鹿の鳴く夜哉 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治26 0v
風吹て鹿の音細き尾上かな 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治26 0v
高縁を睨でよぶや男鹿 小林一茶 鹿 秋, 三秋 動物 文政2 0v
高縁を覗てよぶや男鹿 小林一茶 鹿 秋, 三秋 動物 0v
鳴蝉に角をかしたる男鹿哉 小林一茶 鹿 秋, 三秋 動物 文化10 0v
鳴鹿にまくしかゝるや湯のけぶり 小林一茶 鹿 秋, 三秋 動物 文化4 0v
鳴鹿の片顔かくす鳥居哉 小林一茶 鹿 秋, 三秋 動物 文政2 0v
鹿の秋牛の秋さへ悲しきを 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治26 0v
鹿の首ねぢれて細き月夜哉 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治25 0v
鹿を放ち向ふの森に鳴かせばや 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治30 0v
鹿を逐ふ夏野の夢路草茂る 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治35 0v
鹿二つ尻を重ぬる月夜哉 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治25 0v
鹿來る樂屋の外や薪能 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治32 0v
鹿啼てはゝその木末あれにけり 与謝蕪村 鹿 秋, 三秋 動物 0v
鹿寒し角も身に添ふ枯木哉 与謝蕪村 鹿 秋, 三秋 動物 0v
鹿聞きに來て鹿笛をあはれがる 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治32 0v
鹿追ふてあとの淋しき夕かな 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治29 0v