乾鮭

ひらがな
からざけ
説明

鮭の腸をとって、塩を振らずに素乾(しらぼし)にしたもの。保存食のひとつで北海道、青森、秋田などでつくられ、軒下や屋根の上で干された。

季節
冬
三冬
分類
生活
Seasonword
干鮭
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俳句 俳人 季語 季節 分類 年 Total Recent
から鮭のさしみや鴨はもらひ物 正岡子規 乾鮭 冬, 三冬 生活 明治30 0v
から鮭の切口赤き厨哉 正岡子規 乾鮭 冬, 三冬 生活 明治30 0v
から鮭の口へさしけり梅の花 小林一茶 乾鮭 冬, 三冬 生活 文化13 0v
から鮭の阪東武士が最期哉 正岡子規 乾鮭 冬, 三冬 生活 明治31 0v
から鮭の髑髏に風の起るかな 正岡子規 乾鮭 冬, 三冬 生活 明治30 0v
から鮭は成佛したる姿哉 正岡子規 乾鮭 冬, 三冬 生活 明治30 0v
から鮭も敲ば鳴ぞなむあみだ 小林一茶 乾鮭 冬, 三冬 生活 文化13 0v
から鮭や市に隱れて貧に處す 正岡子規 乾鮭 冬, 三冬 生活 明治30 0v
乾鮭と山鳥とつるす廚哉 正岡子規 乾鮭 冬, 三冬 生活 明治29 0v
乾鮭に目鼻つけたる御姿 正岡子規 乾鮭 冬, 三冬 生活 明治33 0v
乾鮭に鶯を待つ裏家哉 正岡子規 乾鮭 冬, 三冬 生活 明治28 0v
乾鮭のつら竝べたる檐端哉 正岡子規 乾鮭 冬, 三冬 生活 明治28 0v
乾鮭の腹ひやひやと風の立つ 正岡子規 乾鮭 冬, 三冬 生活 明治25 0v
乾鮭は魚の枯木と申すべく 正岡子規 乾鮭 冬, 三冬 生活 明治30 0v
乾鮭や頭は剃らぬ世捨人 正岡子規 乾鮭 冬, 三冬 生活 明治31 0v
乾鮭をもらひて鱈を贈りけり 正岡子規 乾鮭 冬, 三冬 生活 明治32 0v
乾鮭をもらひ蜜柑を贈りけり 正岡子規 乾鮭 冬, 三冬 生活 明治32 0v
乾鮭北より柚味噌南より到る 正岡子規 乾鮭 冬, 三冬 生活 明治30 0v
塩引やえぞの泥迄祝はるゝ 小林一茶 乾鮭 冬, 三冬 生活 文化13 0v
孟子乾鮭を好み荀子河豚を愛す 正岡子規 乾鮭 冬, 三冬 生活 明治30 0v
熊賣って乾鮭買ふて歸りけり 正岡子規 乾鮭 冬, 三冬 生活 明治30 0v
老僧は人にあらず乾鮭は魚に非ず 正岡子規 乾鮭 冬, 三冬 生活 明治30 0v
里町や乾鮭の上に木葉散る 正岡子規 乾鮭 冬, 三冬 生活 明治29 0v
雪のくれ乾鮭さげて戻りけり 正岡子規 乾鮭 冬, 三冬 生活 明治26 0v
雪の朝独り干鮭を噛み得たり 松尾芭蕉 乾鮭 冬, 三冬 生活 延宝8 0v