接木

ひらがな
つぎき
説明

樹種を改良し、結実をよくするために、木の枝や芽などを他の木に接いで生育させる。元木は砧木(だいぎ)、接がれる枝や芽を接穂という。春の彼岸のころの作業がよいとされる。

季節
分類
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俳句 俳人 季語 季節 分類 Total Recent
うとましのつぎ木と鳥や思ふらん 小林一茶 接木 , 仲春 生活 文化4 1v 4 days 6 hours ago
鶏の番をしているつぎ木哉 小林一茶 接木 , 仲春 生活 文化10 1v 4 days 6 hours ago
あこがれて寝るや接木の夜の雨 正岡子規 接木 , 仲春 生活 明治27 0v
かい曲り鶏の立添ふつぎ木哉 小林一茶 接木 , 仲春 生活 文化4 0v
さかしらの駱駝が妻の接木哉 正岡子規 接木 , 仲春 生活 明治32 0v
そばふるや接木枯れたる庭淋し 正岡子規 接木 , 仲春 生活 明治32 0v
つぎゝさへせまじとけふは思ひけり 小林一茶 接木 , 仲春 生活 文化4 0v
なく烏門のつぎ穂を笑ふらん 小林一茶 接木 , 仲春 生活 文化4 0v
ぬれなから接木して居る小雨哉 正岡子規 接木 , 仲春 生活 明治32 0v
のらくらが三人よれば接木哉 小林一茶 接木 , 仲春 生活 文政1 0v
はんの木のうかりと立しつぎ穂哉 小林一茶 接木 , 仲春 生活 文化5 0v
へら鷺がさしつかましてつぎ木哉 小林一茶 接木 , 仲春 生活 文化9 0v
まだら也接木の椿花一つ 正岡子規 接木 , 仲春 生活 明治30 0v
むだ草に伸勝たれたるつぎ木哉 小林一茶 接木 , 仲春 生活 文化11 0v
むだ草に門烏おれがつぎ穂哉 小林一茶 接木 , 仲春 生活 0v
やとわれて接木する身の頬冠り 正岡子規 接木 , 仲春 生活 明治26 0v
よき杖やつぎ穂の迹のおもひつき 小林一茶 接木 , 仲春 生活 文化5 0v
わがわざの接木芽を出す嬉しさよ 正岡子規 接木 , 仲春 生活 明治32 0v
三とせ不覿つぎほは花も老にけり 小林一茶 接木 , 仲春 生活 享和3 0v
十本の二本つきたる接穗哉 正岡子規 接木 , 仲春 生活 明治32 0v
去年うせし親がかたみの接木哉 正岡子規 接木 , 仲春 生活 明治26 0v
名を得たる接木の親爺雇ひけり 正岡子規 接木 , 仲春 生活 明治32 0v
君が代は足も腕も接木かな 正岡子規 接木 , 仲春 生活 明治28 0v
吝き人の善き柿得たる接木哉 正岡子規 接木 , 仲春 生活 明治32 0v
四海浪しづかなつぎ木さし木哉 小林一茶 接木 , 仲春 生活 文化12 0v
垣こしに接穗与へし隣哉 正岡子規 接木 , 仲春 生活 明治32 0v
垣越しにものうちかたる接木かな 与謝蕪村 接木 , 仲春 生活 0v
夜に入りて直したくなるつぎ穂哉 小林一茶 接木 , 仲春 生活 文化5 0v
夜に入れば直したくなるつぎ穂哉 小林一茶 接木 , 仲春 生活 文化5 0v
山烏おれがつぎ木を笑ふ哉 小林一茶 接木 , 仲春 生活 文化9 0v
店先に番子が作のつぎ木哉 小林一茶 接木 , 仲春 生活 文政7 0v
庭先や接木の弟子が茶をはこぶ 小林一茶 接木 , 仲春 生活 文政1 0v
後園の接木を覗く散歩哉 正岡子規 接木 , 仲春 生活 明治32 0v
御僧其後見へぬつぎ木哉 小林一茶 接木 , 仲春 生活 文化4 0v
接木して帰去来賦を誦しけり 正岡子規 接木 , 仲春 生活 明治32 0v
接木して縁に駱駝か物語 正岡子規 接木 , 仲春 生活 明治32 0v
接木する我や仏に翌ならん 小林一茶 接木 , 仲春 生活 文政1 0v
接木する片手に蜂を拂ひけり 正岡子規 接木 , 仲春 生活 明治32 0v
朝な朝な心にかゝる接木哉 正岡子規 接木 , 仲春 生活 明治27 0v
来年の命を契る接木哉 正岡子規 接木 , 仲春 生活 明治26 0v
桃に梅を杏に梨をつきし哉 正岡子規 接木 , 仲春 生活 明治32 0v
梅持て接木の弟子が御時宜哉 小林一茶 接木 , 仲春 生活 文政1 0v
椿から李も咲かぬ接木かな 正岡子規 接木 , 仲春 生活 明治28 0v
歯ももたぬ口に加へてつぎ穂哉 小林一茶 接木 , 仲春 生活 文政3 0v
水仙の花萎みたる接木哉 正岡子規 接木 , 仲春 生活 明治32 0v
燭を取つて雨の接木を見る夜哉 正岡子規 接木 , 仲春 生活 明治28 0v
石の上に蝋燭立てさし木かな 小林一茶 接木 , 仲春 生活 文政3 0v
石の上に蝋燭立てつぎ穂かな 小林一茶 接木 , 仲春 生活 文政3 0v
石角に蝋燭立てさし木かな 小林一茶 接木 , 仲春 生活 文政1 0v
石角に蝋燭立てつぎ穂かな 小林一茶 接木 , 仲春 生活 0v
紫の雲もかゝれとつぎ穂哉 小林一茶 接木 , 仲春 生活 文化4 0v
翌ありと思はぬ人のつぎほ哉 小林一茶 接木 , 仲春 生活 文化4 0v
赤髭の爺がつぎほもけ立ぬ 小林一茶 接木 , 仲春 生活 文化11 0v
鎌倉に九代栄ゆる接木哉 正岡子規 接木 , 仲春 生活 明治26 0v
門鳥おれがつぎ穂を笑ふ哉 小林一茶 接木 , 仲春 生活 0v
雑巾をはやかけるゝつぎ木哉 小林一茶 接木 , 仲春 生活 文化8 0v
零落や竹刀を削り接木をす 正岡子規 接木 , 仲春 生活 明治30 0v
餅腹をこなしがてらのつぎほ哉 小林一茶 接木 , 仲春 生活 文政1 0v
鶯の寝所になれとつぎ穂哉 小林一茶 接木 , 仲春 生活 文化5 0v
鶯の鳴とばかりにつぎ穂哉 小林一茶 接木 , 仲春 生活 文化5 0v