日永

ひらがな
ひなが
説明

春になり、昼の時間が伸びて来ることをいう。実際は夏のほうが春より日が長いが、心理的には冬に比べて、春は日が長く感じられる。

季節
分類
Displaying 101 - 200 of 245
俳句 俳人 季語 季節 分類 Total Recent
棚の上に日の永さうな小達磨よ 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治29 0v
楷子から海を見て居る日永哉 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治28 0v
櫛挽と木こりと話す日永哉 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治29 0v
歩行よい程に風吹く日永哉 小林一茶 日永 , 三春 時候 文政5 0v
死んだ子の道具とり出す日永かな 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治25 0v
水上は花絶えて日の永哉 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治27 0v
永い日や〱とや元結こく 小林一茶 日永 , 三春 時候 文化7 0v
永き日に富士のふくれる思ひあり 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治29 0v
永き日の人ぞろぞろと上野哉 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治30 0v
永き日の兵糧はこぶ大手哉 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治29 0v
永き日の奈良は大寺許りなり 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治28 0v
永き日の山越えて伊予の城見ゆる 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治30 0v
永き日の村まだ遠し馬の足 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治27 0v
永き日の滋賀の山越湖見えて 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治27 0v
永き日の脚や障子の三段目 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治28 0v
永き日やくたびれもせぬ波の音 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治29 0v
永き日やじつと出て居るひるの月 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治25 0v
永き日やたばこ法度の小金原 小林一茶 日永 , 三春 時候 文政5 0v
永き日や人集めたる居合抜 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治29 0v
永き日や余処も無人の返文 小林一茶 日永 , 三春 時候 寛政5 0v
永き日や塔の五重のむら雀 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治28 0v
永き日や太刀かざりたる居合抜 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治29 0v
永き日や嬉し涙がほろ〱と 小林一茶 日永 , 三春 時候 文政8 0v
永き日や本堂めぐる蟻の道 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治29 0v
永き日や松の梢に鶴の首 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治28 0v
永き日や水に画を書鰻掻き 小林一茶 日永 , 三春 時候 天明8 0v
永き日や沈香も焚かず屁もひらず 小林一茶 日永 , 三春 時候 文政6 0v
永き日や目口しまらぬ人の顔 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治29 0v
永き日や羽折ながらの坂ぶしん 小林一茶 日永 , 三春 時候 文政5 0v
永き日や菜種つたひの七曲り 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治25 0v
永き日や衛門三郎浄瑠理寺 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治29 0v
永き日や身棒強き藪の雪 小林一茶 日永 , 三春 時候 文政1 0v
永き日や遊び仕事に風も吹 小林一茶 日永 , 三春 時候 文政5 0v
永き日や隣の屋根を窓の影 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治26 0v
永き日や雑報書きの耳に筆 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治31 0v
永き日や静かにまゐる神路山 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治28 0v
永き日や頻りに股のいらかゆき 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治30 0v
永き日や風の寒もよい位 小林一茶 日永 , 三春 時候 文政5 0v
永き日や飯くれといふ猫の声 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治28 0v
永き日や飴売わたる瀬田の橋 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治28 0v
永き日や驢馬を追ひ行く鞭の影 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治28 0v
永き日や鶏うたふ塔の屋根 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治29 0v
永き日や鶏上る堂の屋根 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治29 0v
永き日や鶴下りて居る岡の上 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治29 0v
永き日や鸚鵡にくれる長局 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治25 0v
永き日をつぶしかねたる虱哉 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治25 0v
永き日を仁王の腕のたるみ哉 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治28 0v
永き日を明夜の屋根に睡り猫 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治28 0v
永き日を柳の風のよわりけり 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治26 0v
永き日を柳の風の幾かはり 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治26 0v
永き日を海月ふうわりふうわりと 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治28 0v
永き日を犬と烏の喧嘩哉 小林一茶 日永 , 三春 時候 0v
永き日を胡座かきたる羅漢哉 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治28 0v
永き日を蝦夷の草原田ともならず 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治29 0v
永き日を蟻の合戦の始りぬ 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治30 0v
永き日を蟻上るらん塔の尖 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治29 0v
永き日を銭にもならぬ砂画かな 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治29 0v
永き日を麩に隠れたる金魚哉 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治29 0v
永き日只湯に入が仕事哉 小林一茶 日永 , 三春 時候 文政4 0v
永の日に口明通る烏哉 小林一茶 日永 , 三春 時候 文化6 0v
永の日の杖の先なる火縄哉 小林一茶 日永 , 三春 時候 文化13 0v
永の日をむちやに過しぬ米の飯 小林一茶 日永 , 三春 時候 文化13 0v
永の日を喰やくわずや池の亀 小林一茶 日永 , 三春 時候 文化9 0v
永日に身もだへするぞもつたいな 小林一茶 日永 , 三春 時候 文政1 0v
永日や牛の涎が一里程 小林一茶 日永 , 三春 時候 文政3 0v
永日や牛の涎の一里程 小林一茶 日永 , 三春 時候 0v
汽車道にならんでありく日永哉 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治28 0v
浅草へ銭くれに出る日永哉 小林一茶 日永 , 三春 時候 文化4 0v
湯に入るも仕事となれば日永哉 小林一茶 日永 , 三春 時候 文政8 0v
片脇に雨のちよぼ〱日永哉 小林一茶 日永 , 三春 時候 文化10 0v
牛に乗て飴買ひに行く日永哉 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治27 0v
物思ひ別れて後の日の永さ 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治29 0v
狩衣をかけて日永し金屏風 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治29 0v
生炭団一ツ〱の日永哉 小林一茶 日永 , 三春 時候 文化6 0v
病人の仰向になる日永哉 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治27 0v
白犬の眉書れたる日永哉 小林一茶 日永 , 三春 時候 文政2 0v
百人の人夫土掘る日永哉 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治27 0v
石手寺やこゝも日永の婆許り 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治28 0v
砂を摺大淀舟や暮遅き 小林一茶 日永 , 三春 時候 文化2 0v
砂浜にささ波よする日永哉 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治29 0v
禄盗人日永なんぞとほたいけり 小林一茶 日永 , 三春 時候 0v
禄盗人日永なんどゝほたいけり 小林一茶 日永 , 三春 時候 文政4 0v
細けぶりいかさま永き日也けり 小林一茶 日永 , 三春 時候 文化6 0v
綱かけて蔵を引きずる日永哉 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治29 0v
群れ上る人や日永の二月堂 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治28 0v
老いぬれば日の永いにも涙かな 小林一茶 日永 , 三春 時候 文政3 0v
老の身は日の永いにも涙かな 小林一茶 日永 , 三春 時候 文化13 0v
能なしの身を棚へ上て日永哉 小林一茶 日永 , 三春 時候 文政2 0v
舞ひながら鳶の糞する日永哉 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治29 0v
舟と岸と話して居る日永哉 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治29 0v
舟曳に女のまじる日永哉 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治29 0v
舵を絶えて船流れよる日永哉 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治27 0v
花ちりてげつくり長くなる日哉 小林一茶 日永 , 三春 時候 文化5 0v
芳野出て十里はなるゝ日永哉 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治27 0v
茨藪に紙のぶら〱日永哉 小林一茶 日永 , 三春 時候 文化11 0v
草をつく石の凹みや暮遅き 小林一茶 日永 , 三春 時候 文化5 0v
草麦のひょろ〱のびる日ざし哉 小林一茶 日永 , 三春 時候 0v
菎蒻ののびさうになる日永哉 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治25 0v
菜畠に幣札立る日永哉 小林一茶 日永 , 三春 時候 文化11 0v
蓑掛けし病の床や日の永き 正岡子規 日永 , 三春 時候 明治32 0v