春の暮

ひらがな
はるのくれ
説明

春の季節の終わりという意味と、春の一日の夕暮れどきというふた通りの意味がある。古くは前者の意味で使われることが多かったが、今日では春の夕暮で使われることが多い。

季節
分類
Seasonword
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俳句 俳人 季語 季節 分類 Total Recent
にほひある衣も畳まず春の暮 与謝蕪村 春の暮 , 三春 時候 1v 3 days 15 hours ago
いちはつの一輪白し春の暮 正岡子規 春の暮 , 三春 時候 明治29 0v
うたゝ寝のさむれば春の日くれたり 与謝蕪村 春の暮 , 三春 時候 0v
ごくもんの八道の辻に春くれぬ 正岡子規 春の暮 , 三春 時候 明治27 0v
この春もうつらうつらと暮にけり 正岡子規 春の暮 , 三春 時候 明治27 0v
この春も維摩の像にくれてけり 正岡子規 春の暮 , 三春 時候 明治26 0v
そぼふるや誰が枕橋春暮るゝ 正岡子規 春の暮 , 三春 時候 明治28 0v
下京の窓かぞへけり春の暮 小林一茶 春の暮 , 三春 時候 文化2 0v
乗り捨てし鷁首の船や春暮るゝ 正岡子規 春の暮 , 三春 時候 明治28 0v
入逢の鐘もきこえず春の暮 松尾芭蕉 春の暮 , 三春 時候 元禄2 0v
加茂川や流るゝ木履暮るゝ春 正岡子規 春の暮 , 三春 時候 明治29 0v
売れ残る大津画の鬼の春暮るゝ 正岡子規 春の暮 , 三春 時候 明治29 0v
大仏に戸帳垂れたり春の暮 正岡子規 春の暮 , 三春 時候 明治28 0v
大和をめぐり伊勢に出でこゝに春暮ぬ 正岡子規 春の暮 , 三春 時候 明治30 0v
天地に妻が薪割る春の暮 石田波郷 春の暮 , 三春 時候 0v
妻亡くて道に出てをり春の暮 森澄雄 春の暮 , 三春 時候 0v
小春といふ遊女を買ひぬ春の暮 正岡子規 春の暮 , 三春 時候 明治28 0v
小桜といふ遊女を買ひぬ春の暮 正岡子規 春の暮 , 三春 時候 明治28 0v
御座船や須磨を離るゝ春の暮 正岡子規 春の暮 , 三春 時候 明治27 0v
思ひあり琴をかゝへて春暮れぬ 正岡子規 春の暮 , 三春 時候 明治29 0v
手ばかしく春は暮けり寛永寺 小林一茶 春の暮 , 三春 時候 文化5 0v
春くれてみだれそめにし心かな 正岡子規 春の暮 , 三春 時候 明治26 0v
春の夕たえなむとする香をつぐ 与謝蕪村 春の暮 , 三春 時候 0v
春の暮忍恋てふ題を得たり 正岡子規 春の暮 , 三春 時候 明治29 0v
春の暮暗渠に水のひかり入る 加藤楸邨 春の暮 , 三春 時候 0v
春暮れて千里の駒の行へ哉 正岡子規 春の暮 , 三春 時候 明治27 0v
木兎の面魂よ春の暮 小林一茶 春の暮 , 三春 時候 文化2 0v
松に藤春も暮れぬと夕哉 小林一茶 春の暮 , 三春 時候 文化2 0v
植込に春暮れんとす何の花 正岡子規 春の暮 , 三春 時候 明治29 0v
橋の側に仮橋かゝる暮の春 正岡子規 春の暮 , 三春 時候 明治32 0v
此春は金州城に暮れてけり 正岡子規 春の暮 , 三春 時候 明治28 0v
氏神の凧とり榎春くれぬ 小林一茶 春の暮 , 三春 時候 文政2 0v
浅草に鴉啼くなり春の暮 正岡子規 春の暮 , 三春 時候 明治27 0v
牢を出る朝鮮人や春のくれ 正岡子規 春の暮 , 三春 時候 明治27 0v
瓜の苗胡瓜の苗に暮るゝ春 正岡子規 春の暮 , 三春 時候 明治29 0v
瓜の苗茄子の苗のくるゝ春 正岡子規 春の暮 , 三春 時候 明治29 0v
病人に酒しふる春の名残哉 正岡子規 春の暮 , 三春 時候 明治31 0v
石手寺へまはれば春の日暮れたり 正岡子規 春の暮 , 三春 時候 明治28 0v
石臼のたが見て居ても春は暮るゝ 小林一茶 春の暮 , 三春 時候 文化3 0v
筍に虫歯痛みて暮の春 正岡子規 春の暮 , 三春 時候 明治34 0v
菅笠の毛ば立もせず春暮るゝ 小林一茶 春の暮 , 三春 時候 文化2 0v
角田川どこから春は暮るゝぞよ 小林一茶 春の暮 , 三春 時候 文化5 0v
誰ためのひくき枕ぞはるのくれ 与謝蕪村 春の暮 , 三春 時候 0v
近づくにつれ塔重き 春の暮 山口誓子 春の暮 , 三春 時候 0v
錦帳に春暮れて行色紙哉 正岡子規 春の暮 , 三春 時候 明治27 0v
鐘撞かぬ里は何をか春の暮 松尾芭蕉 春の暮 , 三春 時候 元禄2 0v
閉帳の錦たれたり春の夕 与謝蕪村 春の暮 , 三春 時候 0v
雉の鳴く拍子に春は暮にけり 小林一茶 春の暮 , 三春 時候 文化10 0v
雨がちに都の春も暮る也 小林一茶 春の暮 , 三春 時候 文化2 0v
須磨の笛明石の琴と春暮るゝ 正岡子規 春の暮 , 三春 時候 明治28 0v
顔染し乙女も春の暮る哉 小林一茶 春の暮 , 三春 時候 文化2 0v
馬は皆よしのをあとに春のくれ 正岡子規 春の暮 , 三春 時候 明治26 0v
駒鳥鳴くや唐人町の春の暮 正岡子規 春の暮 , 三春 時候 明治25 0v
鳥の声春は緑に暮れて行 正岡子規 春の暮 , 三春 時候 明治27 0v
鳴鳥のありへゞきよに春の暮 小林一茶 春の暮 , 三春 時候 文化11 0v