百日紅

ひらがな
さるすべり
説明

梅雨明けごろから九月末まで咲き続ける木の花。「百日紅(ひゃくじつこう)」の名は、百日ものあいだ咲きつづけることに由来する。花の色は紅のほかに白、紫もある。樹幹の肌が滑らかで、「猿も滑る」ところからこの名がある。

季節
分類
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俳句 俳人 季語 季節 分類 Total Recent
きらきらと照るや野寺の百日紅 正岡子規 百日紅 , 仲夏 植物 明治28 0v
これそげに夏の花なる百日紅 正岡子規 百日紅 , 仲夏 植物 明治24 0v
さるすべり美しかりし与謝郡 森澄雄 百日紅 , 仲夏 植物 0v
てらてらと小鳥も鳴かず百日紅 正岡子規 百日紅 , 仲夏 植物 明治26 0v
てらてらと百日紅の旱かな 正岡子規 百日紅 , 仲夏 植物 明治29 0v
まぎれなき百日紅や森の中 正岡子規 百日紅 , 仲夏 植物 明治29 0v
世の中やひとり花咲く百日紅 正岡子規 百日紅 , 仲夏 植物 明治29 0v
半里さきに見ゆや庄屋の百日紅 正岡子規 百日紅 , 仲夏 植物 明治29 0v
又しても百日紅の暑さ哉 正岡子規 百日紅 , 仲夏 植物 明治25 0v
又しても百日紅の長さ哉 正岡子規 百日紅 , 仲夏 植物 明治25 0v
夏に籠る傾城もあり百日紅 正岡子規 百日紅 , 仲夏 植物 明治26 0v
学校の昼静かなり百日紅 正岡子規 百日紅 , 仲夏 植物 明治27 0v
寺焼けて土塀の隅の百日紅 正岡子規 百日紅 , 仲夏 植物 明治29 0v
小祭の獅子舞はせけり百日紅 正岡子規 百日紅 , 仲夏 植物 明治29 0v
栗の樹と背あはせやさるすへり 正岡子規 百日紅 , 仲夏 植物 明治25 0v
此頃は薄墨になりぬ百日白 正岡子規 百日紅 , 仲夏 植物 明治25 0v
無住寺と人はいふなり百日紅 正岡子規 百日紅 , 仲夏 植物 明治26 0v
独り居れば昼餉ぬきもし百日紅 阿部みどり女 百日紅 , 仲夏 植物 0v
白かべの薄あからみやさるすへり 正岡子規 百日紅 , 仲夏 植物 明治25 0v
百日紅ごくごく水を呑むばかり 石田波郷 百日紅 , 仲夏 植物 0v
百日紅ちらは扇にうけて見ん 正岡子規 百日紅 , 仲夏 植物 明治25 0v
百日紅九十九日はなくも哉 正岡子規 百日紅 , 仲夏 植物 明治25 0v
百日紅咲くや小村の駄菓子店 正岡子規 百日紅 , 仲夏 植物 明治29 0v
百日紅咲くや真昼の閻魔堂 正岡子規 百日紅 , 仲夏 植物 明治29 0v
百日紅梢ばかりの寒さ哉 正岡子規 百日紅 , 仲夏 植物 明治28 0v
石塔の上にこぼれぬ百日紅 正岡子規 百日紅 , 仲夏 植物 明治29 0v
築山の芝の青きに百日紅 正岡子規 百日紅 , 仲夏 植物 明治27 0v
赤々と百日紅の旱かな 正岡子規 百日紅 , 仲夏 植物 明治29 0v
通夜堂や緑の中の百日紅 正岡子規 百日紅 , 仲夏 植物 明治28 0v
酒好の昼から飲むや百日紅 正岡子規 百日紅 , 仲夏 植物 明治29 0v
野の中の小寺や百日紅咲けり 正岡子規 百日紅 , 仲夏 植物 明治29 0v
雨乞のしるしも見えず百日紅 正岡子規 百日紅 , 仲夏 植物 明治29 0v
青天に咲きひろげゞり百日紅 正岡子規 百日紅 , 仲夏 植物 明治25 0v
青嵐百日紅を中にして 正岡子規 百日紅 , 仲夏 植物 明治25 0v