ひらがな
あき
説明

万物が暑い夏を乗り越えて冬へ向かう途中の爽快な季節。ただ、快適とばかりではなく、残暑厳しい八月も、肌寒さを覚える十月も秋である。空気も水も澄み渡り、山々は紅葉する。収穫の秋であり、月をめでる秋である。白帝は中国の五天帝の一人で秋を司る神である。

季節
分類
Seasonword
Displaying 1 - 100 of 172
俳句 俳人 季語 季節 分類 Total Recent
友もやゝ表札古りて秋に棲む 中村草田男 , 三秋 時候 1v 7 hours 43 minutes ago
みづうみに鰲を釣るゆめ秋昼寝 森澄雄 , 三秋 時候 1v 9 hours 38 minutes ago
なに喰うて小家は秋の柳陰 松尾芭蕉 , 三秋 時候 1v 19 hours 17 minutes ago
秋の航一大紺円盤の中 中村草田男 , 三秋 時候 1v 1 day 11 hours ago
松山や秋より高き天主閣 正岡子規 , 三秋 時候 明治24 1v 1 day 13 hours ago
秋に添うて行かばや末は小松川 松尾芭蕉 , 三秋 時候 元禄5 1v 1 day 15 hours ago
門閉ちて人起きて居る夜半の秋 正岡子規 , 三秋 時候 明治31 1v 1 day 18 hours ago
さらしなの秋は物別雨夜哉 小林一茶 , 三秋 時候 文化2 1v 1 day 18 hours ago
身の秋や月は無きずの月ながら 小林一茶 , 三秋 時候 文政6 1v 1 day 21 hours ago
木曽路行ていざとしよらん秋ひとり 与謝蕪村 , 三秋 時候 53v 3 days 20 hours ago
花痩せぬ秋にわづらふ野撫子 正岡子規 , 三秋 時候 明治28 4v 4 days 16 hours ago
牛は今乳しぼらるゝ牧の秋 阿部みどり女 , 三秋 時候 2v 4 days 17 hours ago
秋荒れて血の波さわぐ巖かな 正岡子規 , 三秋 時候 明治27 4v 4 days 19 hours ago
この秋は何で年寄る雲に鳥 松尾芭蕉 , 三秋 時候 元禄7 5v 4 days 21 hours ago
笛の音に波もより来る須磨の秋 与謝蕪村 , 三秋 時候 2v 4 days 21 hours ago
この松の実生えせし代や神の秋 松尾芭蕉 , 三秋 時候 貞亨4 2v 4 days 22 hours ago
みちのくの秋ふりすてゝ歸り候 正岡子規 , 三秋 時候 明治26 3v 5 days ago
親にあふて一日秋を忘れけり 正岡子規 , 三秋 時候 明治25 3v 5 days 2 hours ago
秋来にけり耳を訪ねて枕の風 松尾芭蕉 , 三秋 時候 延宝5 3v 5 days 3 hours ago
花細し秋にわづらふ野撫子 正岡子規 , 三秋 時候 明治28 4v 5 days 3 hours ago
人の目の秋にうつるや嵐山 正岡子規 , 三秋 時候 明治25 2v 5 days 3 hours ago
山こえていさ見にゆかんあきの秋 正岡子規 , 三秋 時候 明治24 1v 5 days 20 hours ago
きさ潟の姿を見れば秋なりける 正岡子規 , 三秋 時候 明治26 48v 1 week 4 days ago
いのちありて今年の秋も涙かな 正岡子規 , 三秋 時候 明治29 1v 1 month ago
水海の秋の小魚を奉る 正岡子規 , 三秋 時候 明治32 1v 1 month ago
ウスモノヽ秋ニ勝ヘザル姿カナ 正岡子規 , 三秋 時候 明治34 1v 1 month ago
うつくしき菓子贈られし須磨の秋 正岡子規 , 三秋 時候 明治28 1v 1 month ago
うつくしき菓子おくられぬすまの秋 正岡子規 , 三秋 時候 明治28 1v 1 month ago
おもしろき秋の朝寝や亭主ぶり 松尾芭蕉 , 三秋 時候 元禄7 0v
くわらくわらと何に火を焚く秋の村 正岡子規 , 三秋 時候 明治28 0v
これ見たか秋に追はるゝうしろ影 正岡子規 , 三秋 時候 明治24 0v
さては秋名所の風を引いたげな 正岡子規 , 三秋 時候 明治28 0v
しひられて餅くらひけりけふの秋 正岡子規 , 三秋 時候 明治26 0v
すがすがとして唯一の宮の秋 正岡子規 , 三秋 時候 明治29 0v
だゝ広い夜明となりぬ秋の宿 小林一茶 , 三秋 時候 0v
はらはらと動くや秋の根笹原 正岡子規 , 三秋 時候 明治29 0v
ひとへ物松島の秋に驚くな 正岡子規 , 三秋 時候 明治29 0v
ふつくりと七面鳥のたつや秋 正岡子規 , 三秋 時候 明治24 0v
みちのくの秋ふりすてゝ歸り行 正岡子規 , 三秋 時候 明治26 0v
みちのくを出てにぎはしや江戸の秋 正岡子規 , 三秋 時候 明治26 0v
めづらしや僧來て秋の運坐哉 正岡子規 , 三秋 時候 明治28 0v
もたいなやからだにこまる里の秋 小林一茶 , 三秋 時候 文政5 0v
もの置けば そこに生まれぬ 秋の蔭 高浜虚子 , 三秋 時候 0v
われきくに秋をつき出すたきの音 正岡子規 , 三秋 時候 明治24 0v
われ宗祗に似たらん秋の旅寐哉 正岡子規 , 三秋 時候 明治29 0v
一里の秋の靜かにして灯少し 正岡子規 , 三秋 時候 明治29 0v
七年の秋を達磨に尋ねはや 正岡子規 , 三秋 時候 明治25 0v
七月十三日てんかと書きし人も秋 正岡子規 , 三秋 時候 明治28 0v
三條小橋柳秋なり人稀なり 正岡子規 , 三秋 時候 明治28 0v
人のなしたやうに思へけり旅秋 小林一茶 , 三秋 時候 文化1 0v
人の秋こそ堪へられぬ鈴が森 正岡子規 , 三秋 時候 明治27 0v
人の秋こそ堪へられね鈴か森 正岡子規 , 三秋 時候 明治27 0v
人もなし杉谷町の藪の秋 正岡子規 , 三秋 時候 明治28 0v
人去つてすがすがしさよ須磨の秋 正岡子規 , 三秋 時候 明治28 0v
何蒔くと秋の畠を一人打つ 正岡子規 , 三秋 時候 明治27 0v
來て見れば風が吹くなり須磨の秋 正岡子規 , 三秋 時候 明治28 0v
傘持は秋ともしらす揚屋入 正岡子規 , 三秋 時候 明治25 0v
僧の書あり瓶に活けたる秋の花 正岡子規 , 三秋 時候 明治31 0v
兀然と秋に立つたり山の寺 正岡子規 , 三秋 時候 明治23 0v
八郎の姿を見れば秋なりける 正岡子規 , 三秋 時候 明治26 0v
半分は夜に入る秋の旅路哉 正岡子規 , 三秋 時候 明治25 0v
古松や我身の秋が目に見ゆる 小林一茶 , 三秋 時候 文化7 0v
古松や我身の秋もあの通り 小林一茶 , 三秋 時候 文化7 0v
古郷の秋の白魚御覧ぜよ 正岡子規 , 三秋 時候 明治29 0v
古里や秋に痩せたる小傾城 正岡子規 , 三秋 時候 明治28 0v
只一つ見る俵かよ秋の家 小林一茶 , 三秋 時候 享和3 0v
右も三井左も三井秋の不盡 正岡子規 , 三秋 時候 明治30 0v
夕やけや星きらきらと秋の不二 正岡子規 , 三秋 時候 明治26 0v
夕榮や漁村の秋の靜かなり 正岡子規 , 三秋 時候 明治28 0v
夜道して瘧ふるひ返す旅の秋 正岡子規 , 三秋 時候 明治31 0v
奈良の秋の唐招提寺西大寺 正岡子規 , 三秋 時候 明治28 0v
奈良淋し萬葉の秋を見付けたり 正岡子規 , 三秋 時候 明治28 0v
奈良漬ノ秋ヲ忘レヌ誠カナ 正岡子規 , 三秋 時候 明治34 0v
姉すめば代り坐りぬ秋鏡 阿部みどり女 , 三秋 時候 0v
姫小松これにも秋を見せにけり 正岡子規 , 三秋 時候 明治26 0v
家主が植ゑてくれたる松の秋 正岡子規 , 三秋 時候 明治31 0v
家主の植てくれたる松の秋 正岡子規 , 三秋 時候 明治32 0v
家五百秋の芝居の太鼓鳴る 正岡子規 , 三秋 時候 明治33 0v
寂しさや須磨に勝ちたる浜の秋 松尾芭蕉 , 三秋 時候 元禄2 0v
山の木や来んどなるなら小豆餅 小林一茶 , 三秋 時候 文化7 0v
山を出てそゞろに悲し里の秋 正岡子規 , 三秋 時候 明治28 0v
山本や寺は黄蘗杉は秋 正岡子規 , 三秋 時候 明治28 0v
山遠く湖はるかなり三井の秋 正岡子規 , 三秋 時候 明治28 0v
幾久しき秋の契りや堅魚節 正岡子規 , 三秋 時候 明治33 0v
憂きわれを寂しがらせよ秋の寺 松尾芭蕉 , 三秋 時候 元禄2 0v
掃かれたる地にきはやかや秋の人 中村草田男 , 三秋 時候 0v
摘みけんや茶を凩の秋とも知で 松尾芭蕉 , 三秋 時候 天和元 0v
故郷の淋しき秋を忘るゝな 正岡子規 , 三秋 時候 明治28 0v
旅人の盗人に逢ひぬ須磨の秋 正岡子規 , 三秋 時候 明治28 0v
旅人や寒がりに來る奈良の秋 正岡子規 , 三秋 時候 明治28 0v
晝顏や秋をものうき花の形 正岡子規 , 三秋 時候 明治27 0v
杭に来て鷺秋と思ふ哉 小林一茶 , 三秋 時候 文化3 0v
松一木根岸の秋の姿かな 正岡子規 , 三秋 時候 明治27 0v
松杉や妙法の山に秋もなし 正岡子規 , 三秋 時候 明治27 0v
枕にす俳句分類の秋の集 正岡子規 , 三秋 時候 明治29 0v
柴戸の空見る秋の寝覚哉 小林一茶 , 三秋 時候 寛政 0v
槇の空秋押移りゐたりけり 石田波郷 , 三秋 時候 0v
槍持やひとりおくれて橋の杖 正岡子規 , 三秋 時候 明治28 0v
此杣や秋を定めて一千年 正岡子規 , 三秋 時候 明治35 0v
此秋に堪へでや人の身まかりぬ 正岡子規 , 三秋 時候 明治27 0v