秋の暮

ひらがな
あきのくれ
説明

秋の一日の夕暮れという意味と、秋という季節の終わりという意味がある。古来より二つの意味で使われてきたが、二つの意味が相互に響きあう場合も少なくない。

季節
分類
Seasonword
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俳句 俳人 季語 季節 分類 Total Recent
小言いふ相手のことし秋の暮 小林一茶 秋の暮 , 三秋 時候 文政6 0v
小言いふ相手のほしや秋の暮 小林一茶 秋の暮 , 三秋 時候 文政6 0v
小言いふ相手は壁ぞ秋の暮 小林一茶 秋の暮 , 三秋 時候 文政6 0v
尾の道の便船もなし秋の暮 正岡子規 秋の暮 , 三秋 時候 明治28 0v
山本の一むら杉や秋の暮 正岡子規 秋の暮 , 三秋 時候 明治28 0v
山茶花の一輪咲て秋暮れぬ 正岡子規 秋の暮 , 三秋 時候 明治27 0v
山見ても海見て秋の夕哉 小林一茶 秋の暮 , 三秋 時候 寛政 0v
山里やみやこ見て來て秋のくれ 正岡子規 秋の暮 , 三秋 時候 明治24 0v
島〲や一こぶしづつ秋の暮 小林一茶 秋の暮 , 三秋 時候 0v
島〲や思〱の秋の暮 小林一茶 秋の暮 , 三秋 時候 文化8 0v
床の間の杖よわらじよ秋の暮 小林一茶 秋の暮 , 三秋 時候 文政1 0v
床の間の達磨にらむや秋のくれ 正岡子規 秋の暮 , 三秋 時候 明治24 0v
弓取に哥とはれけり秋の暮 与謝蕪村 秋の暮 , 三秋 時候 0v
影法師のそれよりはかな秋の暮 正岡子規 秋の暮 , 三秋 時候 明治27 0v
御仏の外の石さへ秋の暮 小林一茶 秋の暮 , 三秋 時候 享和3 0v
御地蔵も人をばかすぞ秋の暮 小林一茶 秋の暮 , 三秋 時候 文政4 0v
御旅宿の秋の夕を忘れたり 小林一茶 秋の暮 , 三秋 時候 寛政 0v
思ひきつて見れは見るほと秋のくれ 正岡子規 秋の暮 , 三秋 時候 明治24 0v
思ひよらず大砲ひゞく秋の暮 正岡子規 秋の暮 , 三秋 時候 明治30 0v
愚案ずるに冥土もかくや秋の暮 松尾芭蕉 秋の暮 , 三秋 時候 延宝8 0v
我がでに我をまねくや秋の暮 与謝蕪村 秋の暮 , 三秋 時候 0v
我家も一里そこらぞ秋の暮 小林一茶 秋の暮 , 三秋 時候 文政1 0v
我拵へし野けぶりも秋の暮 小林一茶 秋の暮 , 三秋 時候 文化10 0v
我松も腰がかゞみぬ秋の暮 小林一茶 秋の暮 , 三秋 時候 文政3 0v
我植し松も老けり秋の暮 小林一茶 秋の暮 , 三秋 時候 享和3 0v
手招きは人の父也秋の暮 小林一茶 秋の暮 , 三秋 時候 享和3 0v
押しかけて餘所でめしくふ秋のくれ 正岡子規 秋の暮 , 三秋 時候 明治25 0v
捨馬に鴉鳴くなり秋のくれ 正岡子規 秋の暮 , 三秋 時候 明治29 0v
旅籠屋にひとり酒のむ秋の暮 正岡子規 秋の暮 , 三秋 時候 明治31 0v
日のくれと子供が言ひて秋の暮 高浜虚子 秋の暮 , 三秋 時候 0v
日蓮の死んだ山あり秋の暮 正岡子規 秋の暮 , 三秋 時候 明治28 0v
智者達のさたしおかれし秋の暮 小林一茶 秋の暮 , 三秋 時候 文化7 0v
暑いのがまだたのみ也秋の暮 小林一茶 秋の暮 , 三秋 時候 文政1 0v
本陣や下手な掛畫も秋の暮 正岡子規 秋の暮 , 三秋 時候 明治28 0v
朴の木に鴉鳴くなり秋の暮 正岡子規 秋の暮 , 三秋 時候 明治29 0v
杉で葺く小便桶や秋の暮 小林一茶 秋の暮 , 三秋 時候 文化11 0v
杉の木のによつきと高し秋の暮 正岡子規 秋の暮 , 三秋 時候 明治25 0v
東京に人のへったり秋のくれ 正岡子規 秋の暮 , 三秋 時候 明治25 0v
松の木も老の中間ぞ秋の暮 小林一茶 秋の暮 , 三秋 時候 文政3 0v
松島や一こぶしづつ秋の暮 小林一茶 秋の暮 , 三秋 時候 文化8 0v
枯朶に烏のとまりけり秋の暮 松尾芭蕉 秋の暮 , 三秋 時候 0v
枯枝に烏のとまりたるや秋の暮 松尾芭蕉 秋の暮 , 三秋 時候 延宝8 0v
柴ちよぼ〱遠山作る秋の暮 小林一茶 秋の暮 , 三秋 時候 0v
栗飯の月見は淋し秋の暮 正岡子規 秋の暮 , 三秋 時候 明治26 0v
株の鷺苦労性かよ秋の暮 小林一茶 秋の暮 , 三秋 時候 文政5 0v
案山子ものいはゞ猶さびしいそ秋の暮 正岡子規 秋の暮 , 三秋 時候 明治24 0v
案山子物言て猶淋しぞ秋の暮 正岡子規 秋の暮 , 三秋 時候 明治24 0v
桑の葉は蟲もくはずに秋くれぬ 正岡子規 秋の暮 , 三秋 時候 明治25 0v
桟や盲もわたる秋のくれ 小林一茶 秋の暮 , 三秋 時候 文政3 0v
梟と見しはひが目か秋の暮 小林一茶 秋の暮 , 三秋 時候 文化8 0v
梟の一人きげんや秋の暮 小林一茶 秋の暮 , 三秋 時候 文化5 0v
棒きりのづんづと秋の夕哉 小林一茶 秋の暮 , 三秋 時候 文化11 0v
棺通る四條の橋や秋の暮 正岡子規 秋の暮 , 三秋 時候 明治28 0v
植捨の松も老けり秋の暮 小林一茶 秋の暮 , 三秋 時候 享和3 0v
植足しの松さへ秋の夕哉 小林一茶 秋の暮 , 三秋 時候 文化1 0v
正夢や終にはかゝる秋の暮 小林一茶 秋の暮 , 三秋 時候 文化10 0v
此人や蝦夷が島迄秋の暮 小林一茶 秋の暮 , 三秋 時候 文政3 0v
此頃はどうやら悲し秋のくれ 正岡子規 秋の暮 , 三秋 時候 明治25 0v
此頃は辻君見えず秋の暮 正岡子規 秋の暮 , 三秋 時候 明治28 0v
死にもせぬ旅寝の果よ秋の暮 松尾芭蕉 秋の暮 , 三秋 時候 0v
死神により残されて秋の暮 小林一茶 秋の暮 , 三秋 時候 文化10 0v
気を見れば見る程秋の暮 小林一茶 秋の暮 , 三秋 時候 文政5 0v
水流れ雲行く秋の夕かな 正岡子規 秋の暮 , 三秋 時候 明治28 0v
江戸〱とえどへ出れば秋の暮 小林一茶 秋の暮 , 三秋 時候 文化11 0v
泥棒の達磨に似たり秋の暮 正岡子規 秋の暮 , 三秋 時候 明治25 0v
活て又見るぞよ〱秋の暮 小林一茶 秋の暮 , 三秋 時候 0v
活て又逢ふや秋風秋の暮 小林一茶 秋の暮 , 三秋 時候 文化10 0v
流れよる舟に人なし秋のくれ 正岡子規 秋の暮 , 三秋 時候 明治31 0v
海ひたす入日淋しや秋のくれ 正岡子規 秋の暮 , 三秋 時候 明治26 0v
海晴れて小冨士に秋の日くれたり 正岡子規 秋の暮 , 三秋 時候 明治28 0v
淋しさやどの顏見ても秋の暮 正岡子規 秋の暮 , 三秋 時候 明治28 0v
淋しさや氣車猶急ぐ秋の暮 正岡子規 秋の暮 , 三秋 時候 明治28 0v
淋し身に杖ワすれたり秋の暮 与謝蕪村 秋の暮 , 三秋 時候 0v
澁柿の澁まだぬけず秋の暮 正岡子規 秋の暮 , 三秋 時候 明治26 0v
灯ともして秋の夕を淋しがる 正岡子規 秋の暮 , 三秋 時候 明治29 0v
灯ともせば灯に力なし秋の暮 正岡子規 秋の暮 , 三秋 時候 明治25 0v
灯をともす向ひの山や秋の暮 正岡子規 秋の暮 , 三秋 時候 明治31 0v
炮烙の大豆にも逢はず秋暮れぬ 正岡子規 秋の暮 , 三秋 時候 明治27 0v
烏さへおやをやしなふ秋の暮 小林一茶 秋の暮 , 三秋 時候 享和3 0v
烏來て鳥居つゝくや秋のくれ 正岡子規 秋の暮 , 三秋 時候 明治25 0v
無住寺の門叩きけり秋のくれ 正岡子規 秋の暮 , 三秋 時候 明治26 0v
父母のことのみおもふ秋のくれ 与謝蕪村 秋の暮 , 三秋 時候 0v
爺どのよ何の此の世を秋の暮 小林一茶 秋の暮 , 三秋 時候 0v
牛一つおくるゝ秋の夕哉 正岡子規 秋の暮 , 三秋 時候 明治26 0v
牛引て歸る女や秋の暮 正岡子規 秋の暮 , 三秋 時候 明治26 0v
牛行くや毘沙門阪の秋の暮 正岡子規 秋の暮 , 三秋 時候 明治28 0v
狸ぬれて葎に歸る秋のくれ 正岡子規 秋の暮 , 三秋 時候 明治26 0v
狼も穴から見るや秋の暮 小林一茶 秋の暮 , 三秋 時候 文化11 0v
猫を飼ふて猫を恐るゝ秋の暮 正岡子規 秋の暮 , 三秋 時候 明治29 0v
猫飼うて猫を恐るゝ秋のくれ 正岡子規 秋の暮 , 三秋 時候 明治29 0v
猿ひきを猿のなぶるや秋のくれ 正岡子規 秋の暮 , 三秋 時候 明治24 0v
猿一ツ笠きて行くや秋の暮 正岡子規 秋の暮 , 三秋 時候 明治25 0v
猿曳は妻も子もなし秋のくれ 正岡子規 秋の暮 , 三秋 時候 明治24 0v
琵琶やめて何が聞こゆる秋の暮 正岡子規 秋の暮 , 三秋 時候 明治28 0v
生徳や見る物とては秋の暮 小林一茶 秋の暮 , 三秋 時候 文化9 0v
留舟や古人ケ様に秋の暮 小林一茶 秋の暮 , 三秋 時候 文政3 0v
痩脛にゆるせ秋風秋の暮 小林一茶 秋の暮 , 三秋 時候 文化13 0v
看經や鉦はやめたる秋の暮 正岡子規 秋の暮 , 三秋 時候 明治29 0v
知た名のらく書見へて秋の暮 小林一茶 秋の暮 , 三秋 時候 文政5 0v
石川の胸にこたゆる秋の暮 小林一茶 秋の暮 , 三秋 時候 文化4 0v