説明
染料や化粧品の紅の原料となる花。山形県最上地方が栽培地として有名である。古くは末摘花(すえつむはな)といい、源氏物語にも「末摘花」の巻が見られる。花びらから紅が取れるのでこの名がある。
俳句 | 俳人 | 季語 | 季節 | 分類 | 年 | Total | Recent |
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したゝかに紅の花咲く小庭哉 | 正岡子規 | 紅の花 | 夏, 仲夏 | 植物 | 明治28 | 0v | |
わが恋は末摘む花の莟かな | 正岡子規 | 紅の花 | 夏, 仲夏 | 植物 | 明治29 | 0v | |
をさな子やはやなめそむる紅の花 | 正岡子規 | 紅の花 | 夏, 仲夏 | 植物 | 明治25 | 0v | |
傾城にとへども知らず紅の花 | 正岡子規 | 紅の花 | 夏, 仲夏 | 植物 | 明治26 | 0v | |
傾城の罪をつくるや紅の花 | 正岡子規 | 紅の花 | 夏, 仲夏 | 植物 | 明治26 | 0v | |
唇や格子に開く紅粉の花 | 正岡子規 | 紅の花 | 夏, 仲夏 | 植物 | 明治27 | 0v | |
奈良へ通ふ商人住めり紅の花 | 正岡子規 | 紅の花 | 夏, 仲夏 | 植物 | 明治28 | 0v | |
眉掃きを俤にして紅粉の花 | 松尾芭蕉 | 紅の花 | 夏, 仲夏 | 植物 | 0v | ||
行く末は誰とか契る紅の花 | 正岡子規 | 紅の花 | 夏, 仲夏 | 植物 | 明治24 | 0v | |
行すゑは誰肌ふれむ紅の花 | 松尾芭蕉 | 紅の花 | 夏, 仲夏 | 植物 | 0v | ||
行末は誰をかちぎる紅の花 | 正岡子規 | 紅の花 | 夏, 仲夏 | 植物 | 明治24 | 0v |