霜除

ひらがな
しもよけ
説明

庭木や草花を霜の害から防ぐためのもの。藁や筵などで草木を覆うのが一般的。蘇鉄などの亜熱帯植物を菰で包んだり、松などでも樹皮を守るために覆いをする。藁などをいぶしたりして防ぐ方法もある。牡丹や、芍薬のような背の低い草木には藁で作った覆いが被せられる。

季節
分類
Seasonword
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俳句 俳人 季語 季節 分類 Total Recent
おちぶれて霜も防がぬ牡丹哉 正岡子規 霜除 , 初冬 生活 明治31 0v
たらちねの遺愛の蜜柑霜よけす 正岡子規 霜除 , 初冬 生活 明治31 0v
むだ山も霜除に立庵哉 小林一茶 霜除 , 初冬 生活 文化13 0v
丁寧に霜よけしたる蘇鐡かな 正岡子規 霜除 , 初冬 生活 明治32 0v
何の木そ霜よけしたる塀の内 正岡子規 霜除 , 初冬 生活 明治31 0v
小松菜に霜よけしたる畠かな 正岡子規 霜除 , 初冬 生活 明治34 0v
母親を霜よにして寝た子哉 小林一茶 霜除 , 初冬 生活 文政4 0v
牡丹ありし處なるべし霜掩ひ 正岡子規 霜除 , 初冬 生活 明治31 0v
神前の橘の木に霜よけす 正岡子規 霜除 , 初冬 生活 明治31 0v
移し植ゑて霜よけしたる芭蕉哉 正岡子規 霜除 , 初冬 生活 明治31 0v
舶來の大事の木なり霜掩ひ 正岡子規 霜除 , 初冬 生活 明治34 0v
霜よけの 笹に風吹く 畑かな 正岡子規 霜除 , 初冬 生活 0v
霜よけのたしに立ちたる地蔵哉 小林一茶 霜除 , 初冬 生活 文化2 0v
霜よけのたらぬ所へかゞし哉 小林一茶 霜除 , 初冬 生活 文化10 0v
霜よけの笹に風吹く畠哉 正岡子規 霜除 , 初冬 生活 明治31 0v
霜よけの足しに引ぱる小藪かな 小林一茶 霜除 , 初冬 生活 文化4 0v
霜よけや牡丹の花の一つ咲く 正岡子規 霜除 , 初冬 生活 明治31 0v
霜掩ひ蘇鐵は泣かずなりにけり 正岡子規 霜除 , 初冬 生活 明治31 0v
霜早き根岸の庭や霜掩ひ 正岡子規 霜除 , 初冬 生活 明治31 0v
霜除すあるじがのこせし牡丹に 阿部みどり女 霜除 , 初冬 生活 0v
霜除をしてゐるらしや針仕事 阿部みどり女 霜除 , 初冬 生活 0v