露

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白露も御僧の目には御舎利哉 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 0v
白露も見やうよりて御舎利哉 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 文政1 0v
白露や〱とて腮に杖 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 文化5 0v
白露やいさくさなしに丸く成る 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 文化14 0v
白露やがさりとせぬ今の御代 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 0v
白露やどう転んでも丸く成る 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 文化14 0v
白露やどふと流るゝ山の町 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 文政4 0v
白露やともし火深く家低し 正岡子規 露 秋, 三秋 天文 明治29 0v
白露やよごれて古き角やぐら 正岡子規 露 秋, 三秋 天文 明治25 0v
白露や乞食村の祭り客 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 文化11 0v
白露や冷えつくしたる捨篝 正岡子規 露 秋, 三秋 天文 明治28 0v
白露や家を持身のはづかしき 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 文化5 0v
白露や後生大事に鳴雀 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 文化7 0v
白露や茨の刺にひとつづゝ 与謝蕪村 露 秋, 三秋 天文 0v
白露や茨の刺にひとつづつ 与謝蕪村 露 秋, 三秋 天文 0v
白露や茶腹で越るうつの山 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 文化11 0v
白露や菜畑の中の濡佛 正岡子規 露 秋, 三秋 天文 明治33 0v
白露や葎に誰の捨車 正岡子規 露 秋, 三秋 天文 明治28 0v
白露や野營の枕木ぎれ也 正岡子規 露 秋, 三秋 天文 明治27 0v
白露をいかに是なる俗行者 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 文化7 0v
白露を何とおぼすぞかゝし殿 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 文化5 0v
白露を見事にこぼす旭哉 正岡子規 露 秋, 三秋 天文 明治25 0v
白露何やら祈る隣哉 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 文化7 0v
盗人も身につまさるゝ夜露哉 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 文化11 0v
硯かと拾ふやくぼき石の露 松尾芭蕉 露 秋, 三秋 天文 元禄2 0v
福の神ゑめため露が玉になる 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 0v
福の神見たまい露が玉になる 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 文政4 0v
秋はたゞ三足出ても夜露哉 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 文化2 0v
稻妻に露のちる間もなかりけり 正岡子規 露 秋, 三秋 天文 明治25 0v
竹藪の露に濡れたる夜明哉 正岡子規 露 秋, 三秋 天文 明治28 0v
笛吹て白露いはふ在所哉 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 文化9 0v
笠の露眠むらんとすれば犬の声 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 寛政7 0v
篠の露袴に掛けし茂り哉 松尾芭蕉 露 秋, 三秋 天文 元禄6 0v
米菩薩誰こぼしたぞ草の露 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 文政5 0v
紅皿も露けき頃の泪かな 正岡子規 露 秋, 三秋 天文 明治27 0v
細けぶり立ばや翌は翌の露 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 文化11 0v
置露に蝶のきげんの直りけり 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 文化10 0v
置露や我は草木にいつならん 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 文政9 0v
翌は我はけぶりとしらで草の露 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 文化3 0v
老蛙それ〱露がころげるぞ 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 文化9 0v
腕にも露がおく也御茶売 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 文政3 0v
腕にも露がおく也朝茶売 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 0v
舟てくる友もありけり篷の露 正岡子規 露 秋, 三秋 天文 明治21 0v
色々もなくて夜露の白さ哉 正岡子規 露 秋, 三秋 天文 明治25 0v
芋の葉や我作りたる露の玉 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 文政4 0v
芋の葉や親椀程の露の玉 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 文化10 0v
芋の露こぼして迹を丸めけり 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 文政4 0v
芋の露ころがる度にわらひけり 正岡子規 露 秋, 三秋 天文 明治25 0v
芋の露われて半分は落にけり 正岡子規 露 秋, 三秋 天文 明治25 0v
芋の露一つもあまる茶びん哉 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 文政5 0v
芋の露硯の海に湛へけり 正岡子規 露 秋, 三秋 天文 明治25 0v
花うりのかざりにちるや今朝の露 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 文政3 0v
花売花におく也露の玉 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 文政5 0v
若へ衆のむりに受たる夜露哉 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 文政3 0v
茶土瓶やあゝ〱一盃秋の露 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 文政3 0v
草となる小草も露の御世話哉 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 文政4 0v
草の戸の一重の外は露深し 正岡子規 露 秋, 三秋 天文 明治25 0v
草の戸やひねもす深き苔の露 正岡子規 露 秋, 三秋 天文 明治28 0v
草の戸や菓子も烟草も夜の露 正岡子規 露 秋, 三秋 天文 明治29 0v
草の葉雨にまぎれぬ秋の露 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 文化7 0v
草の露こぼれてへりもせざりけり 正岡子規 露 秋, 三秋 天文 明治25 0v
草の露人を見かけてこぼるゝか 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 文化5 0v
草の露何の苦もなく居直りし 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 0v
草の露先うれしさよ涼しさよ 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 文化3 0v
草の露夜舟を昇る草履哉 正岡子規 露 秋, 三秋 天文 明治31 0v
草の露馬も夜討の支度かな 正岡子規 露 秋, 三秋 天文 明治29 0v
草むらや露あたゝかに温泉の流れ 正岡子規 露 秋, 三秋 天文 明治29 0v
草刈や火を打こぼす露の原 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 文政8 0v
草花や露あたゝかに温泉の流れ 正岡子規 露 秋, 三秋 天文 明治29 0v
草鞋はいて木曾路の露につまつくな 正岡子規 露 秋, 三秋 天文 明治27 0v
草鞋を二足持て行け草の露 正岡子規 露 秋, 三秋 天文 明治29 0v
菅笠の裏に通るや夜の露 正岡子規 露 秋, 三秋 天文 明治25 0v
萩か根や露にぬれたる土の色 正岡子規 露 秋, 三秋 天文 明治25 0v
萩の露茶に焚くほどはあらん哉 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 寛政6 0v
萱の露断礎敗瓦ところところ 正岡子規 露 秋, 三秋 天文 明治33 0v
葉から葉に転へうつるや秋の露 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 文政4 0v
蓬生に猶うつくしや露の玉 正岡子規 露 秋, 三秋 天文 明治26 0v
蓬生や我頬はしる露の玉 正岡子規 露 秋, 三秋 天文 明治28 0v
蓬生や露の中なる粉引唄 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 文化11 0v
蓮の葉に此世の露はいびつ也 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 文政2 0v
蓮の葉に此世の露は曲りけり 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 0v
蓮の露かけて入たる茶瓶哉 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 文政2 0v
蓮の露ころ〱分じ給ひけり 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 0v
蓮の露一つもあまる朝茶哉 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 文政2 0v
蓮の露仏の身には甘からん 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 文政3 0v
蓮の露転かし込だる茶瓶哉 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 文政2 0v
蓮の露転び入たる茶瓶哉 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 0v
蓼喰ふ虫も好〲の夜露哉 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 文化9 0v
蕗葉や立臼程のけさの露 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 文化11 0v
藁沓や庭に山路の露を印す 正岡子規 露 秋, 三秋 天文 明治29 0v
虫賣や籠の雫は瓜の露 正岡子規 露 秋, 三秋 天文 明治25 0v
蜂どもや密盗れて露けぶり 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 文化9 0v
行秋や畠の稲も秋の露 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 文政3 0v
行雲や鼻先の稲も秋の露 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 0v
見よとてやでかい露から散じたく 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 文化13 0v
誰が寐て石に跡ある朝の露 正岡子規 露 秋, 三秋 天文 明治27 0v
赤子からうけならはすや夜の露 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 文化3 0v
赤玉の木の実も降や露時雨 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 文政8 0v
赤玉は何実ならんけさの露 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 文化9 0v
越後馬夜露払て通りけり 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 文化10 0v