説明
春先、麦の若葉が出揃い穂が出るまでのあいだの麦をいう。麦は、秋に種をまき、冬に芽吹き、春、若葉を伸ばし、夏に稔る。まだ春の景色が整わない中、畑一面に萌え出た麦の若葉の緑は目にも鮮やかなものである。
俳句 | 俳人 | 季語 | 季節 | 分類 | 年 | Total | Recent |
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草臥る青麦道や病ミ上り | 正岡子規 | 青麦 | 春, 三春 | 植物 | 明治31 | 0v | |
菜の花をはさんで麦の畝青し | 正岡子規 | 青麦 | 春, 三春 | 植物 | 明治25 | 0v | |
青麦に山も見えざる地勢哉 | 正岡子規 | 青麦 | 春, 三春 | 植物 | 明治35 | 0v | |
青麦に山も見えさる地形かな | 正岡子規 | 青麦 | 春, 三春 | 植物 | 明治34 | 0v | |
青麦に床几立てたる写生哉 | 正岡子規 | 青麦 | 春, 三春 | 植物 | 明治34 | 0v | |
青麦やあふてもあふてもしらぬ人 | 正岡子規 | 青麦 | 春, 三春 | 植物 | 明治26 | 0v | |
青麦やところところに菜種咲く | 正岡子規 | 青麦 | 春, 三春 | 植物 | 明治26 | 0v | |
青麦や畑の末の大和尚 | 正岡子規 | 青麦 | 春, 三春 | 植物 | 明治28 | 0v |