俳句	俳人	季語	季節	分類	年	Total
夕暮にむしろちれゝ菊の花	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物	文化8	0v
夕暮や馬糞の手をも菊でふく	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物	文化10	0v
夕飯やせうゆかけても菊の花	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物	文化8	0v
大きさよ去年は勝た菊ながら	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物	文政3	0v
大名と肩並べけりきくの花	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物	文政6	0v
大名を味方にもつやきくの花	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物	文化14	0v
大君のあれましゝ日や菊の花	正岡子規	菊	秋, 三秋	植物	明治28	0v
大君のあれましせし日や菊の花	正岡子規	菊	秋, 三秋	植物	明治28	0v
大菊のてつぺんに寝る毛虫哉	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物	文政6	0v
大菊の天窓がぶらりしやらり哉	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物	文政6	0v
大菊の生夕暮よ〱	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物	文化8	0v
大菊の秋もずんずとくれにけり	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物		0v
大菊は大ぎくだけの夜雨哉	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物	文政1	0v
大菊は縄目の恥とおもはぬや	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物		0v
大菊は縄目を恥と思はずや	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物	文政2	0v
大菊や人の拾いし栗のいが	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物	文政2	0v
大菊や今度長崎よりなどゝ	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物	文政4	0v
大菊や花と成る迄小判金	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物	文政6	0v
大菊や負るそぶりはなかりしが	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物	文化11	0v
大菊や責らはのもけふ迄ぞ	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物	文政2	0v
大菊や金持めかす家構	正岡子規	菊	秋, 三秋	植物	明治30	0v
大菊よ去年は勝た菊ながら	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物		0v
大菊を養ひ得たる隱士かな	正岡子規	菊	秋, 三秋	植物	明治29	0v
女人禁制にはあらず菊の花	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物	文政1	0v
好菊云れて菊を喰いけり	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物	文政1	0v
客好や節句仕直す菊の花	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物	文政9	0v
客帳にことしも付や菊の花	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物	文政4	0v
寝る連に瓢もごろり菊の花	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物	文政2	0v
小作な菊にまんまと勝れたり	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物	文政5	0v
小便の香も通ひけり菊の花	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物	文化11	0v
小橋かけて黄菊鷄頭なと見えぬ	正岡子規	菊	秋, 三秋	植物	明治28	0v
小菊なら縄目の恥はなかるべし	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物	文政2	0v
小隠居や菊の中なる茶呑道	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物	文政2	0v
小雨して小袖に菊の香をしたむ	正岡子規	菊	秋, 三秋	植物	明治30	0v
山おくも育がら也菊の花	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物	文政7	0v
山の菊うまれた郷や直にさく	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物		0v
山の菊曲るなんどはしらぬ也	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物	文政3	0v
山中や菊はたをらぬ湯の匂	松尾芭蕉	菊	秋, 三秋	植物		0v
山寺や糧の内なる菊の花	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物	文政2	0v
山寺や茶の子のあんも菊の花	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物	文政1	0v
山猫をよぶ主艶也菊の花	正岡子規	菊	秋, 三秋	植物	明治29	0v
山菊に成とも花を忘るゝな	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物	文化14	0v
山菊の生れまゝや直に咲く	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物		0v
山菊の生れまゝや真直に	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物	文政3	0v
嵐雪が黄菊白菊庵貧し	正岡子規	菊	秋, 三秋	植物	明治26	0v
嵐雪の黄菊白菊庵貧し	正岡子規	菊	秋, 三秋	植物	明治26	0v
年々や菊に思はん思はれん	正岡子規	菊	秋, 三秋	植物	明治28	0v
幸いに遅〱さくややたら菊	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物		0v
幸にらく〱咲や屋草菊	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物	文政2	0v
店先に賣れざる菊の盛哉	正岡子規	菊	秋, 三秋	植物	明治31	0v
庭荒れて名なしの菊の盛哉	正岡子規	菊	秋, 三秋	植物	明治29	0v
影待や菊の香のする豆腐串	松尾芭蕉	菊	秋, 三秋	植物	元禄6	0v
役目とて咲も咲たりかぢけ菊	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物	文化11	0v
後から朝日さす菊の花壇哉	正岡子規	菊	秋, 三秋	植物	明治30	0v
御仏と天窓くらべや菊の花	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物	文化14	0v
御園生やところところに菊の家	正岡子規	菊	秋, 三秋	植物	明治29	0v
御菊見の物運ぶらし女官だち	正岡子規	菊	秋, 三秋	植物	明治31	0v
御階近く大菊の花亂けり	正岡子規	菊	秋, 三秋	植物	明治27	0v
念入て尺とる虫や菊の花	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物	文政4	0v
我やうにどつさり寝たよ菊の花	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物	文政2	0v
我今年牡丹に病んで菊に起きし	正岡子規	菊	秋, 三秋	植物	明治30	0v
我時はふさはぬ家や菊の花	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物	文化1	0v
我菊や向たい方へつんむいて	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物	文化14	0v
我菊や形にもふりにもかまはずに	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物	文化12	0v
所〱菊につたなき木札かな	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物		0v
手序に松をもいぢる花花	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物	文化1	0v
手燭して色失へる黄菊哉	与謝蕪村	菊	秋, 三秋	植物		0v
折々は酢になる菊の肴かな	松尾芭蕉	菊	秋, 三秋	植物	元禄4	0v
捨た世も何菊か菊むづかしや	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物	文政4	0v
捨られた形に咲けりきくの花	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物	文政8	0v
捨菊におく白露もひいき哉	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物	文政5	0v
捨菊やおしあひへし合花となる	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物	文政7	0v
捨菊迄まけ気ぬけぬ親爺哉	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物	文政7	0v
故郷の菊はいくさに踏まれけん	正岡子規	菊	秋, 三秋	植物	明治30	0v
故郷や菜に引そへる菊の花	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物	文化8	0v
斯う〱と菊の立けり這入口	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物	文政5	0v
斯う通れとや門に立菊の花	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物	文政5	0v
斯来よと菊の立けり這入口	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物	文政5	0v
旗は菊は人は錦のむら紅葉	正岡子規	菊	秋, 三秋	植物	明治27	0v
旗汚れ垣は頽れて小菊かな	正岡子規	菊	秋, 三秋	植物	明治27	0v
日でりどし伏水の小菊もらひけり	与謝蕪村	菊	秋, 三秋	植物		0v
日にかざす指環きらめきし菊の庭	阿部みどり女	菊	秋, 三秋	植物		0v
日に向いて菊の莟のはぜかゝる	正岡子規	菊	秋, 三秋	植物	明治29	0v
日の旗や淋しき村の菊の垣	正岡子規	菊	秋, 三秋	植物	明治27	0v
日曜やけふ菊による人の蟻	正岡子規	菊	秋, 三秋	植物	明治27	0v
旭に向くや大輪の菊露ながら	正岡子規	菊	秋, 三秋	植物	明治26	0v
明家や旗はなけれど菊の花	正岡子規	菊	秋, 三秋	植物	明治27	0v
昔めくことこそよしや菊の露	正岡子規	菊	秋, 三秋	植物	明治26	0v
最う一度どこぞで勝よきくの花	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物	文政5	0v
朝霧や奈良阪下る小菊賣	正岡子規	菊	秋, 三秋	植物	明治28	0v
木棉ながら善き衣着たり菊の花	正岡子規	菊	秋, 三秋	植物	明治27	0v
松に菊古きはものゝなつかしき	正岡子規	菊	秋, 三秋	植物	明治28	0v
松を伐てうれし小菊に旭のあたる	正岡子規	菊	秋, 三秋	植物	明治30	0v
染総のつゝぱりとれて菊の花	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物	享和3	0v
栗のいがに押付られて菊の花	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物	文化10	0v
栗飯や下駄ぬぐきはに菊の花	正岡子規	菊	秋, 三秋	植物	明治26	0v
根性のやうに曲りし菊の花	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物	文化14	0v
棟上げや家巍々として菊の紋	正岡子規	菊	秋, 三秋	植物	明治26	0v
楽〱と寝かしもせぬ菊の花	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物	文政7	0v
楽〱と寝聳てさく菊の花	小林一茶	菊	秋, 三秋	植物	文化14	0v