雁が音

ひらがな
かりがね
説明

雁の鳴き声。特に、晩秋に北方から渡ってくる雁が、日本で冬を過ごす前に鳴く声を表す。

季節
秋
晩秋
分類
動物
Seasonword
雁
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俳句 俳人 季語 季節 分類 年 Total Recent
なかなかに猿聞きなれて雁の聲 正岡子規 雁が音 秋, 晩秋 動物 明治28 0v
むらむらと雁かねたまる小池哉 正岡子規 雁が音 秋, 晩秋 動物 明治25 0v
三日月の下をわたるや雁の聲 正岡子規 雁が音 秋, 晩秋 動物 明治26 0v
人を送りて歸るはしけや雁の聲 正岡子規 雁が音 秋, 晩秋 動物 明治31 0v
妻や子や野營夢さめて雁の聲 正岡子規 雁が音 秋, 晩秋 動物 明治28 0v
庄屋殿の提灯遠し雁の聲 正岡子規 雁が音 秋, 晩秋 動物 明治33 0v
打消えんとすれば雁鳴き雨來る 正岡子規 雁が音 秋, 晩秋 動物 明治30 0v
旅枕雁が鳴いても目がさめる 正岡子規 雁が音 秋, 晩秋 動物 明治28 0v
日本が見えてやいそぐ雁の聲 正岡子規 雁が音 秋, 晩秋 動物 明治27 0v
書に倦みて饅頭燒けば雁の聲 正岡子規 雁が音 秋, 晩秋 動物 明治27 0v
灯消えんとすれば雁鳴き雨來る 正岡子規 雁が音 秋, 晩秋 動物 明治30 0v
縫物や灯をかきたつる雁の聲 正岡子規 雁が音 秋, 晩秋 動物 明治31 0v
聞きやるや闇におし行く雁の聲 正岡子規 雁が音 秋, 晩秋 動物 明治25 0v
行在は雨の漏りけり雁の聲 正岡子規 雁が音 秋, 晩秋 動物 明治26 0v
行水の首筋わたる雁の聲 正岡子規 雁が音 秋, 晩秋 動物 明治28 0v
釵で行燈掻き立て雁の聲 正岡子規 雁が音 秋, 晩秋 動物 明治29 0v
鐵鉢の中へ落ちけり雁の聲 正岡子規 雁が音 秋, 晩秋 動物 明治26 0v
陸奥通ふ雨の夜氣車や雁の聲 正岡子規 雁が音 秋, 晩秋 動物 明治26 0v
雁かねの家鴨にまじるあはれ也 正岡子規 雁が音 秋, 晩秋 動物 明治27 0v
雁かねの腹に月さす夕かな 正岡子規 雁が音 秋, 晩秋 動物 明治27 0v
雁かねや朝日にすくむ小田の水 正岡子規 雁が音 秋, 晩秋 動物 明治30 0v
雁の聲蓮盡く破れたり 正岡子規 雁が音 秋, 晩秋 動物 明治28 0v
雨となりぬ雁聲昨夜低かりし 正岡子規 雁が音 秋, 晩秋 動物 明治30 0v
雨をよぶ小田の雁金あはれ也 正岡子規 雁が音 秋, 晩秋 動物 明治26 0v
駕早し根岸へ落る雁の聲 正岡子規 雁が音 秋, 晩秋 動物 明治31 0v