説明
湖や沼に棲み、水に潜っては浮き上がってくる。毛糸玉のような小型の水鳥である。鈴をふる鳴き声は「にをの笛」という。古くは「鳰の海」と称された琵琶湖の水辺によく見かける鳥。
俳句 | 俳人 | 季語 | 季節 | 分類 | 年 | Total | Recent |
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風吹て海靜かなりかいつふり | 正岡子規 | 鳰 | 冬, 三冬 | 動物 | 明治26 | 2v | 16 hours 36 minutes ago |
かいつぶり 浮寐のひまも なかりけり | 正岡子規 | 鳰 | 冬, 三冬 | 動物 | 0v | ||
かいつぶり思はぬ方に浮て出る | 正岡子規 | 鳰 | 冬, 三冬 | 動物 | 明治26 | 0v | |
かいつぶり浮寐のひまもなかりけり | 正岡子規 | 鳰 | 冬, 三冬 | 動物 | 明治34 | 0v | |
さゝ波や氷らぬ鳰の湖青し | 正岡子規 | 鳰 | 冬, 三冬 | 動物 | 明治27 | 0v | |
橋ぎはへ流れて來たか鳰 | 正岡子規 | 鳰 | 冬, 三冬 | 動物 | 明治28 | 0v | |
淡海いまも信心の国かいつむり | 森澄雄 | 鳰 | 冬, 三冬 | 動物 | 0v | ||
湖や渺々として鳰一つ | 正岡子規 | 鳰 | 冬, 三冬 | 動物 | 明治28 | 0v | |
舟通し ふかく入り来て 鳰の居り | 水原秋桜子 | 鳰 | 冬, 三冬 | 動物 | 0v | ||
薄氷を碎いて鳰の浮きにけり | 正岡子規 | 鳰 | 冬, 三冬 | 動物 | 明治28 | 0v | |
蘆の風に流るゝさまやかいつむり | 阿部みどり女 | 鳰 | 冬, 三冬 | 動物 | 0v | ||
釣舟やしぐれて歸る鳰の湖 | 正岡子規 | 鳰 | 冬, 三冬 | 動物 | 明治28 | 0v | |
鳰がゐて 鳰の海とは 昔より | 高浜虚子 | 鳰 | 冬, 三冬 | 動物 | 0v | ||
鳰沈み われも何かを 失ひし | 中村汀女 | 鳰 | 冬, 三冬 | 動物 | 0v |