寒し

ひらがな
さむし
説明

体感で寒く感じること、と同時に感覚的に寒く感じることもいう。心理的に身がすくむような場合にも用いる。

季節
冬
三冬
分類
時候
Seasonword
寒さ
寒気
寒威
寒冷
寒九
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俳句 俳人 季語 季節 分類 年 Total Recent
人々をしぐれよ宿は寒くとも 松尾芭蕉 寒し 冬, 三冬 時候 元禄2 1v 1 week 4 days ago
しん〱と心底寒し新坊主 小林一茶 寒し 冬, 三冬 時候 文化14 1v 9 hours 42 minutes ago
月寒し木葉衣を風わたる 正岡子規 寒し 冬, 三冬 時候 明治26 1v 10 hours 31 minutes ago
風吹て禿寒がる屏風哉 正岡子規 寒し 冬, 三冬 時候 明治26 1v 10 hours 49 minutes ago
風吹て雲寒々し海の上 正岡子規 寒し 冬, 三冬 時候 明治26 1v 10 hours 51 minutes ago
あら寒し〱といふも栄よう哉 小林一茶 寒し 冬, 三冬 時候 文化8 1v 22 hours 7 minutes ago
さむきわが影とゆき逢ふ街の角 加藤楸邨 寒し 冬, 三冬 時候 1v 1 day 10 hours ago
うねうねと兀山寒し三河道 正岡子規 寒し 冬, 三冬 時候 明治26 1v 2 days 7 hours ago
あばら骨あばらに寒夜也けり 小林一茶 寒し 冬, 三冬 時候 文化12 1v 2 days 7 hours ago
ちらちらと明星寒し山の上 正岡子規 寒し 冬, 三冬 時候 明治26 1v 2 days 19 hours ago
ごを焚いて手拭あぶる寒さ哉 松尾芭蕉 寒し 冬, 三冬 時候 貞亨4 1v 2 days 21 hours ago
黒船の雪にもならで寒げなり 正岡子規 寒し 冬, 三冬 時候 明治27 1v 3 days 2 hours ago
足柄はさぞ寒かつたでござんしよう 正岡子規 寒し 冬, 三冬 時候 明治28 1v 3 days 10 hours ago
いも喰ひながら四谷戻る夜の寒かりし 正岡子規 寒し 冬, 三冬 時候 明治30 1v 3 days 19 hours ago
あら寒や大蕣のとぼけ咲 小林一茶 寒し 冬, 三冬 時候 文化11 1v 4 days 10 hours ago
蛬きり〱仕廻へ寒い雨 小林一茶 寒し 冬, 三冬 時候 文政5 1v 4 days 23 hours ago
あばれ家や親の寒が子にふくむ 小林一茶 寒し 冬, 三冬 時候 0v
いもくひながら四谷歸る夜の寒かりし 正岡子規 寒し 冬, 三冬 時候 明治30 0v
うしろから見ても寒げな天窓也 小林一茶 寒し 冬, 三冬 時候 文政1 0v
かけ金の真赤に錆て寒哉 小林一茶 寒し 冬, 三冬 時候 文化9 0v
から尻のうしろは寒き姿かな 正岡子規 寒し 冬, 三冬 時候 明治26 0v
きればきる程寒也上見れば 小林一茶 寒し 冬, 三冬 時候 文政8 0v
けふばかり別の寒ぞ越後山 小林一茶 寒し 冬, 三冬 時候 文化10 0v
しなのぢの山が荷になる寒哉 小林一茶 寒し 冬, 三冬 時候 文化9 0v
しん〱としんそこ寒し小行灯 小林一茶 寒し 冬, 三冬 時候 文政5 0v
ずん〱とぼん凹から寒哉 小林一茶 寒し 冬, 三冬 時候 文政1 0v
とつときの皮切一ツおふ寒し 小林一茶 寒し 冬, 三冬 時候 文政4 0v
なん妙法蓮花寺ときくも寒哉 小林一茶 寒し 冬, 三冬 時候 文化13 0v
のらくらの遊びかげんの寒哉 小林一茶 寒し 冬, 三冬 時候 0v
ひいき目に見てさへ寒きそぶりかな 小林一茶 寒し 冬, 三冬 時候 0v
ひいき目に見てさへ寒き天窓哉 小林一茶 寒し 冬, 三冬 時候 文政1 0v
ひいき目に見てさへ寒し影法師 小林一茶 寒し 冬, 三冬 時候 文政1 0v
ふじ山の横顏寒き別れかな 正岡子規 寒し 冬, 三冬 時候 明治22 0v
ほつちりと味噌皿寒し膳の上 正岡子規 寒し 冬, 三冬 時候 明治26 0v
もたなと思へど大寒小寒哉 小林一茶 寒し 冬, 三冬 時候 文化12 0v
一人と帳面につく寒かな 小林一茶 寒し 冬, 三冬 時候 0v
一夜寝て寒さくらべむ草の庵 松尾芭蕉 寒し 冬, 三冬 時候 0v
一文に一ツ鉦うつ寒哉 小林一茶 寒し 冬, 三冬 時候 文政2 0v
一祭り過てげつくり寒哉 小林一茶 寒し 冬, 三冬 時候 文化10 0v
下町や寒が上に犬の糞 小林一茶 寒し 冬, 三冬 時候 文化11 0v
両国がはき庭に成る寒哉 小林一茶 寒し 冬, 三冬 時候 文化11 0v
二三赤い木葉のあら寒き 小林一茶 寒し 冬, 三冬 時候 文化9 0v
井戸にさへ錠のかゝりし寒哉 小林一茶 寒し 冬, 三冬 時候 享和3 0v
亡き人のまほろし寒し化粧の間 正岡子規 寒し 冬, 三冬 時候 明治31 0v
人一人二人寒しや大廣間 正岡子規 寒し 冬, 三冬 時候 明治27 0v
人住まぬ別莊寒し樫木原 正岡子規 寒し 冬, 三冬 時候 明治30 0v
何やらの足跡寒き廚かな 正岡子規 寒し 冬, 三冬 時候 明治29 0v
佛焚いて佛壇寒し味噌の皿 正岡子規 寒し 冬, 三冬 時候 明治28 0v
先生のお留守寒しや上根岸 正岡子規 寒し 冬, 三冬 時候 明治33 0v
入棺の釘の響きや夜ぞ寒き 正岡子規 寒し 冬, 三冬 時候 明治26 0v
初雪の皮切一ツおふ寒し 小林一茶 寒し 冬, 三冬 時候 0v
剣に舞へば蝋燭寒き焔哉 正岡子規 寒し 冬, 三冬 時候 明治29 0v
剣に舞へば蝋燭寒き酒宴かな 正岡子規 寒し 冬, 三冬 時候 明治29 0v
原荒れて明星寒し菎布の屋根 正岡子規 寒し 冬, 三冬 時候 明治29 0v
去年より一倍寒し来年は 小林一茶 寒し 冬, 三冬 時候 文政7 0v
古札の藪にひら〱寒哉 小林一茶 寒し 冬, 三冬 時候 文政2 0v
古盆の灰で手習ふ寒哉 小林一茶 寒し 冬, 三冬 時候 文化13 0v
古郷は寒もいごちわろき哉 小林一茶 寒し 冬, 三冬 時候 文化14 0v
召したまふ御聲もなくて寒き夜や 正岡子規 寒し 冬, 三冬 時候 明治30 0v
合点して居ても寒いぞ貧しいぞ 小林一茶 寒し 冬, 三冬 時候 文化8 0v
吉原の裏道寒し卵塔場 正岡子規 寒し 冬, 三冬 時候 明治27 0v
囚人の頸筋寒し馬の上 正岡子規 寒し 冬, 三冬 時候 明治28 0v
土一升金一升の寒哉 小林一茶 寒し 冬, 三冬 時候 文政8 0v
堂寒し五百羅漢の眼の光 正岡子規 寒し 冬, 三冬 時候 明治30 0v
堂寒し羅寒五百の眼の光 正岡子規 寒し 冬, 三冬 時候 明治29 0v
塩入の貧乏樽の寒さ哉 小林一茶 寒し 冬, 三冬 時候 文政7 0v
塩鯛の歯ぐきも寒し魚の店 松尾芭蕉 寒し 冬, 三冬 時候 元禄5 0v
夕過の臼の谺の寒哉 小林一茶 寒し 冬, 三冬 時候 文化9 0v
客稀に大丸寒し釜の湯氣 正岡子規 寒し 冬, 三冬 時候 明治29 0v
家寒く有磯の海に向ひけり 正岡子規 寒し 冬, 三冬 時候 明治29 0v
寒からう痒からう人に逢ひたからう 正岡子規 寒し 冬, 三冬 時候 明治30 0v
寒き夜の町の噂や箒星 正岡子規 寒し 冬, 三冬 時候 明治32 0v
寒き夜の錢湯遠き場末哉 正岡子規 寒し 冬, 三冬 時候 明治33 0v
寒き夜や妹がり行けば温飩賣 正岡子規 寒し 冬, 三冬 時候 明治28 0v
寒き夜や妹か門邊の温飩賣 正岡子規 寒し 冬, 三冬 時候 明治32 0v
寒き夜や家に歸れば鮟鱇汁 正岡子規 寒し 冬, 三冬 時候 明治35 0v
寒き夜や我身をわれが不寝番 小林一茶 寒し 冬, 三冬 時候 寛政4 0v
寒き夜や風呂の明りで何かぬふ 小林一茶 寒し 冬, 三冬 時候 0v
寒き夜を猶むつまじく契るべし 正岡子規 寒し 冬, 三冬 時候 明治31 0v
寒き日やにせ徳本の念仏石 小林一茶 寒し 冬, 三冬 時候 文政4 0v
寒き日や二里徳本の念仏鉦 小林一茶 寒し 冬, 三冬 時候 0v
寒き日や井戸の間の女郎花 小林一茶 寒し 冬, 三冬 時候 文化9 0v
寒き日や家にしあらば初時雨 小林一茶 寒し 冬, 三冬 時候 文政6 0v
寒き日や鎌ゆひ付し竿の先 小林一茶 寒し 冬, 三冬 時候 文化9 0v
寒き日を土の達磨に向ひける 正岡子規 寒し 冬, 三冬 時候 明治27 0v
寒き日を御製にたよる民の春 正岡子規 寒し 冬, 三冬 時候 明治26 0v
寒き日を書もてはいる厠かな 正岡子規 寒し 冬, 三冬 時候 明治28 0v
寒き日を穴八幡に上りけり 正岡子規 寒し 冬, 三冬 時候 明治32 0v
寒けれど不二見て居るや阪の上 正岡子規 寒し 冬, 三冬 時候 明治28 0v
寒けれど二人寝る夜ぞ頼もしき 松尾芭蕉 寒し 冬, 三冬 時候 貞亨4 0v
寒けれど富士見る旅は羨まし 正岡子規 寒し 冬, 三冬 時候 明治29 0v
寒けれど酒もあり温泉もある處 正岡子規 寒し 冬, 三冬 時候 明治29 0v
寒けれは木の葉衣を參らせん 正岡子規 寒し 冬, 三冬 時候 明治26 0v
寒さうな外の草木やガラス窓 正岡子規 寒し 冬, 三冬 時候 明治32 0v
寒さうに夜伽の人の假寐哉 正岡子規 寒し 冬, 三冬 時候 明治29 0v
寒さうに皆きぬきぬの顏許り 正岡子規 寒し 冬, 三冬 時候 明治29 0v
寒さうに語る夕日の木こり哉 正岡子規 寒し 冬, 三冬 時候 明治29 0v
寒さうに金魚の浮きし日向哉 正岡子規 寒し 冬, 三冬 時候 明治28 0v
寒さうに鳥のうきけり牛久沼 正岡子規 寒し 冬, 三冬 時候 明治22 0v
寒しこゆし虱むつむつむつかしや 小林一茶 寒し 冬, 三冬 時候 0v