俳句	俳人	季語	季節	分類	年	Total
寝並んで遠見ざくらの評義哉	小林一茶	桜	春, 晩春	植物		0v
寺〱や拍子抜してちる桜	小林一茶	桜	春, 晩春	植物	文政5	0v
小うるさや山の桜も評判記	小林一茶	桜	春, 晩春	植物	文化13	0v
小坊主や親の供して山桜	小林一茶	桜	春, 晩春	植物	文化5	0v
小座敷や端折おろせばちる桜	小林一茶	桜	春, 晩春	植物	文政1	0v
小莚や銭と小蝶とちる桜	小林一茶	桜	春, 晩春	植物	文政7	0v
居直るも銭の上也南む桜	小林一茶	桜	春, 晩春	植物	文化13	0v
山ざくらそなたの空も卅日哉	小林一茶	桜	春, 晩春	植物	文化8	0v
山の端の桜尋ねん遠眼鏡	正岡子規	桜	春, 晩春	植物	明治28	0v
山下て桜見る気に成にけり	小林一茶	桜	春, 晩春	植物	寛政3	0v
山寺に咲て名もなき桜哉	正岡子規	桜	春, 晩春	植物	明治26	0v
山桜〱も廿九日かな	小林一茶	桜	春, 晩春	植物	文化7	0v
山桜あの一本はなくも哉	小林一茶	桜	春, 晩春	植物	享和2	0v
山桜さくや八十八所	小林一茶	桜	春, 晩春	植物	文化6	0v
山桜それが上にも卅日有	小林一茶	桜	春, 晩春	植物	文化8	0v
山桜人に見よとて散りやせん	小林一茶	桜	春, 晩春	植物	文化13	0v
山桜人をば鬼と思ふべし	小林一茶	桜	春, 晩春	植物	文化7	0v
山桜今一本はなくも哉	小林一茶	桜	春, 晩春	植物	享和2	0v
山桜序に願をかける也	小林一茶	桜	春, 晩春	植物	文化10	0v
山桜日毎ふく日にちりにけり	小林一茶	桜	春, 晩春	植物	享和3	0v
山桜松は武張て立にけり	小林一茶	桜	春, 晩春	植物	文化5	0v
山桜花にけかちはなかりけり	小林一茶	桜	春, 晩春	植物	文化11	0v
山桜花をしみれば歯のほしき	小林一茶	桜	春, 晩春	植物	文化7	0v
山桜髪なき人にかざるゝ	小林一茶	桜	春, 晩春	植物	文化5	0v
山猿と呼るゝ程のさくら哉	小林一茶	桜	春, 晩春	植物		0v
山畠やこやしのたしにちる桜	小林一茶	桜	春, 晩春	植物	文政2	0v
山荒れて鐘も桜も雹の音	正岡子規	桜	春, 晩春	植物	明治29	0v
山里に恋をはなれし桜哉	正岡子規	桜	春, 晩春	植物	明治26	0v
岡ぞひの桜は赤き蕾かな	正岡子規	桜	春, 晩春	植物	明治29	0v
島原の一本桜古りにけり	正岡子規	桜	春, 晩春	植物	明治27	0v
嵯峩ひと日閑院様のさくら哉	与謝蕪村	桜	春, 晩春	植物		0v
常盤津の会ある寺の桜哉	正岡子規	桜	春, 晩春	植物	明治31	0v
弁天の参詣絶えぬ桜かな	正岡子規	桜	春, 晩春	植物	明治27	0v
弥陀仏の見ておはす也ちる桜	小林一茶	桜	春, 晩春	植物	文政2	0v
待〱し桜と成れど田舎哉	小林一茶	桜	春, 晩春	植物		0v
後から吹来る桜〱哉	小林一茶	桜	春, 晩春	植物	文化2	0v
御仏もこち向給ふ桜哉	小林一茶	桜	春, 晩春	植物	文化5	0v
御庭に立はだかつて山桜	小林一茶	桜	春, 晩春	植物	文政5	0v
御桜御梅の花松の月	小林一茶	桜	春, 晩春	植物	文化2	0v
御迎ひの雲を待身も桜哉	小林一茶	桜	春, 晩春	植物	文化2	0v
徳川の桜明治の桜かな	正岡子規	桜	春, 晩春	植物	明治35	0v
徳川の桜残りて哀れなり	正岡子規	桜	春, 晩春	植物	明治34	0v
念仏も花はちりにけり桜ちる	小林一茶	桜	春, 晩春	植物		0v
思ふやうな桜の蔭もなかりけり	小林一茶	桜	春, 晩春	植物		0v
慾垢のぼんの凹へも桜かな	小林一茶	桜	春, 晩春	植物	文政2	0v
懐の子が喰たがる桜哉	小林一茶	桜	春, 晩春	植物	文化8	0v
我病で桜に思ふ事多し	正岡子規	桜	春, 晩春	植物	明治31	0v
我見ても二度立寺や山ざくら	小林一茶	桜	春, 晩春	植物	享和2	0v
扇にて酒くむかげや散る桜	松尾芭蕉	桜	春, 晩春	植物	貞亨5	0v
手まくらの夢はかざしの桜哉	与謝蕪村	桜	春, 晩春	植物		0v
散桜よしなき口を降埋よ	小林一茶	桜	春, 晩春	植物	文化7	0v
散桜称名うなる寺の犬	小林一茶	桜	春, 晩春	植物		0v
散桜肌着の汗を吹せけり	小林一茶	桜	春, 晩春	植物	文化7	0v
散花の桜きげんや小犬ども	小林一茶	桜	春, 晩春	植物	文化12	0v
散花の桜きげんや狗ども	小林一茶	桜	春, 晩春	植物		0v
敦盛の塚に桜もなかりけり	正岡子規	桜	春, 晩春	植物	明治28	0v
日本はばくちの銭もさくら哉	小林一茶	桜	春, 晩春	植物	文化13	0v
昼中や桜にこもる人の息	正岡子規	桜	春, 晩春	植物	明治31	0v
暖国の麦も見えけり山桜	小林一茶	桜	春, 晩春	植物	享和3	0v
月代やたそがれ桜風ふくむ	正岡子規	桜	春, 晩春	植物	明治26	0v
月夜には扨なりかねつ夕桜	正岡子規	桜	春, 晩春	植物	明治25	0v
木の下が蹄のかぜや散さくら	与謝蕪村	桜	春, 晩春	植物		0v
木の間に白きもの皆桜哉	正岡子規	桜	春, 晩春	植物	明治26	0v
未練なく散も桜はさくら哉	小林一茶	桜	春, 晩春	植物	文政5	0v
末世末代でもさくら〱哉	小林一茶	桜	春, 晩春	植物		0v
本降りのゆふべとなりし桜哉	小林一茶	桜	春, 晩春	植物	文化1	0v
来年はなきものゝやうに桜哉	小林一茶	桜	春, 晩春	植物	文化1	0v
松のあひに桜、桜のあひに松	正岡子規	桜	春, 晩春	植物	明治23	0v
枝ながら桜流れぬ大堰川	正岡子規	桜	春, 晩春	植物	明治29	0v
桃柳桜の風を引にけり	小林一茶	桜	春, 晩春	植物	文化11	0v
桜〱花も三月卅日哉	小林一茶	桜	春, 晩春	植物	文化7	0v
桜かな哉と巨燵で花見哉	小林一茶	桜	春, 晩春	植物		0v
桜から人にうつるや山の風	正岡子規	桜	春, 晩春	植物	明治23	0v
桜さく大日本ぞ〱	小林一茶	桜	春, 晩春	植物	文化11	0v
桜へと見へてじん〱ばしより哉	小林一茶	桜	春, 晩春	植物	文政1	0v
桜より松は二木を三月越シ	松尾芭蕉	桜	春, 晩春	植物	元禄2	0v
桜咲く片山里の喇叭かな	正岡子規	桜	春, 晩春	植物	明治26	0v
桜咲てお白粉売や紅粉売や	正岡子規	桜	春, 晩春	植物	明治27	0v
桜木や同じ盛も御膝元	小林一茶	桜	春, 晩春	植物	文化7	0v
桜狩り仏の気にはそむくべし	小林一茶	桜	春, 晩春	植物	文化4	0v
桜花ちれ〱腹にたまる程	小林一茶	桜	春, 晩春	植物		0v
桜花どつちへ寝ても手とゞく	小林一茶	桜	春, 晩春	植物	文化4	0v
桜花何が不足でちりいそぐ	小林一茶	桜	春, 晩春	植物	文化7	0v
桜花是も卅三所哉	小林一茶	桜	春, 晩春	植物	文化4	0v
桜花賤しき袖にかゝりけり	小林一茶	桜	春, 晩春	植物	文化5	0v
棒突が腮でおしへる桜哉	小林一茶	桜	春, 晩春	植物		0v
棒突が腮でをしゆる桜哉	小林一茶	桜	春, 晩春	植物		0v
植半の鼓聞ゆる桜かな	正岡子規	桜	春, 晩春	植物	明治30	0v
植桜花も苦界はのがれけり	小林一茶	桜	春, 晩春	植物		0v
植桜花も苦界はのがれざる	小林一茶	桜	春, 晩春	植物	文政3	0v
楽書の一句拙し山ざくら	小林一茶	桜	春, 晩春	植物	寛政7	0v
此やうな末世を桜だらけ哉	小林一茶	桜	春, 晩春	植物	文化11	0v
此やうに末世を桜だらけ哉	小林一茶	桜	春, 晩春	植物		0v
死支度致せ〱と桜哉	小林一茶	桜	春, 晩春	植物	文化7	0v
殻ぎせる伊達に加て桜哉	小林一茶	桜	春, 晩春	植物	文政1	0v
江戸桜花も銭だけ光るなり	小林一茶	桜	春, 晩春	植物		0v
江戸桜花も銭だけ光る哉	小林一茶	桜	春, 晩春	植物	文政3	0v
江戸桜越後の熊を肴哉	正岡子規	桜	春, 晩春	植物	明治31	0v
江戸衆に見枯らされたる桜哉	小林一茶	桜	春, 晩春	植物	文化1	0v
汽車の窓に見上る岡の桜哉	正岡子規	桜	春, 晩春	植物	明治30	0v