晩夏

ひらがな
ばんか
説明

小暑から立秋の前日まで

季節
夏
和風月名
水無月
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俳句 俳人 季語 季節 分類 年 Total Recent
乳呑をバ銭いたゞセけり喰 小林一茶 嘉定喰 夏, 晩夏 生活 文政8 0v
二つなき笠盗れし土用哉 小林一茶 土用 夏, 晩夏 時候 文政8 0v
二人前してやりにけり嘉定酒 小林一茶 嘉定喰 夏, 晩夏 生活 文政8 0v
二番草過て善光寺参り哉 小林一茶 田草取 夏, 晩夏 生活 文政5 0v
井の中に屁をひるやうな咄哉 小林一茶 晒井 夏, 晩夏 生活 文化13 0v
井の底もすつぱりかはく月よ哉 小林一茶 晒井 夏, 晩夏 生活 文政5 0v
井替へて石の上なる御神酒哉 小林一茶 晒井 夏, 晩夏 生活 文政5 0v
京人は歯に絹きせて門涼 小林一茶 納涼 夏, 晩夏 生活 文政8 0v
人の世に田に作るゝ蓮の花 小林一茶 蓮 夏, 晩夏 植物 文化13 0v
人力の森に這入るや蝉時雨 正岡子規 蝉時雨 夏, 晩夏 動物 明治31 0v
人形に茶をはこばせて門涼み 小林一茶 納涼 夏, 晩夏 生活 文政2 0v
人形に餅を売らせて夕涼 小林一茶 納涼 夏, 晩夏 生活 文政1 0v
人形の鉾にゆらめくいさみ哉 正岡子規 山鉾 夏, 晩夏 人事 明治25 0v
人真似に庵の門田も青みけり 小林一茶 青田 夏, 晩夏 地理 文化13 0v
人鬼の垣たよる也羽ぬけ鳥 小林一茶 羽抜鳥 夏, 晩夏 動物 文政4 0v
仇し野は人ごとにして夕涼 小林一茶 納涼 夏, 晩夏 生活 文化1 0v
今しがた此世に出し蝉の鳴 小林一茶 蝉 夏, 晩夏 動物 文化3 0v
仰がるゝ人のうしろに涼み哉 小林一茶 納涼 夏, 晩夏 生活 寛政 0v
傾城の海を見て居る夕涼み 正岡子規 納涼 夏, 晩夏 生活 明治26 0v
六五つ門桃のおちけり蝉の声 小林一茶 蝉 夏, 晩夏 動物 文化12 0v
六月や峯に雲置くあらし山 松尾芭蕉 水無月 夏, 晩夏 時候 0v
内へ来て涼み直すや窓の月 小林一茶 納涼 夏, 晩夏 生活 文政7 0v
切らるべき巾着はなし橋涼 小林一茶 納涼 夏, 晩夏 生活 文政5 0v
初蝉のちよと鳴て見し柱哉 小林一茶 蝉 夏, 晩夏 動物 文化13 0v
初蝉のふと鳴て見し柱哉 小林一茶 蝉 夏, 晩夏 動物 文化13 0v
初蝉の目見へに鳴か如来堂 小林一茶 蝉 夏, 晩夏 動物 文化12 0v
初蝉の聞かれに来たか門柱 小林一茶 蝉 夏, 晩夏 動物 文化12 0v
初蝉や人松陰をしたふ比 小林一茶 蝉 夏, 晩夏 動物 寛政7 0v
化もせず生ておる也夕すゞみ 小林一茶 納涼 夏, 晩夏 生活 文化12 0v
口がな蛙也けり夕はゝひ 小林一茶 御祓 夏, 晩夏 人事 文政4 0v
吸殻の水に音ある涼み哉 正岡子規 納涼 夏, 晩夏 生活 明治25 0v
吹がらの浮葉にけぶる蓮見哉 与謝蕪村 蓮見 夏, 晩夏 生活 0v
吹く風の中を魚飛ぶ御祓かな 松尾芭蕉 御祓 夏, 晩夏 人事 0v
吹ば飛身の形代や吹ばとぶ 小林一茶 形代 夏, 晩夏 人事 0v
命なりわづかの笠の下涼み 松尾芭蕉 納涼 夏, 晩夏 生活 延宝4 0v
咲は夕顔長者になれよ一つ星 小林一茶 夕顔 夏, 晩夏 植物 享和3 0v
咲花も此世の蓮はまがりけり 小林一茶 蓮 夏, 晩夏 植物 文政2 0v
国武士やふる廻水も見ない顔 小林一茶 振舞水 夏, 晩夏 生活 文政5 0v
土べたにべたり〱と夕涼 小林一茶 納涼 夏, 晩夏 生活 文化12 0v
土用干や本箱に虫のひそみたる 正岡子規 虫干 夏, 晩夏 生活 明治30 0v
土用干や裸になりて旅ころも 正岡子規 虫干 夏, 晩夏 生活 明治26 0v
垣外へ必らず出るな羽抜鳥 小林一茶 羽抜鳥 夏, 晩夏 動物 文政4 0v
城跡をよき涼み場や宮の下 正岡子規 納涼 夏, 晩夏 生活 明治26 0v
夏の夜やあの声はみなすゝみ舟 正岡子規 納涼 夏, 晩夏 生活 明治21 0v
夏の夜やきく声はみなすゝみ舟 正岡子規 納涼 夏, 晩夏 生活 明治21 0v
夏の蝉しかし我らが先じややら 小林一茶 蝉 夏, 晩夏 動物 文化8 0v
夏の蝉なくが此世の栄よう哉 小林一茶 蝉 夏, 晩夏 動物 文化11 0v
夏の蝉恋する隙も鳴にけり 小林一茶 蝉 夏, 晩夏 動物 文化10 0v
夏菊に木曽の旅人やせにけり 正岡子規 夏菊 夏, 晩夏 植物 明治25 0v
夏菊の露ともいはず咲にけり 正岡子規 夏菊 夏, 晩夏 植物 明治25 0v
夕あらし我形代を頼むぞよ 小林一茶 形代 夏, 晩夏 人事 文化7 0v
夕かほのやみもの凄き裸かな 正岡子規 夕顔 夏, 晩夏 植物 明治25 0v
夕がほや十づゝ十のみなし花 小林一茶 夕顔 夏, 晩夏 植物 0v
夕されば皆屋根に出る涼み哉 正岡子規 納涼 夏, 晩夏 生活 明治28 0v
夕すゞみ四角な庭をながめけり 正岡子規 納涼 夏, 晩夏 生活 明治26 0v
夕はらひ竹をぬらして済す也 小林一茶 御祓 夏, 晩夏 人事 文化2 0v
夕月や門の涼みも昔沙汰 小林一茶 納涼 夏, 晩夏 生活 文化4 0v
夕涼み子供花火音すなり 正岡子規 納涼 夏, 晩夏 生活 明治30 0v
夕涼み線香花火の匂ひかな 正岡子規 納涼 夏, 晩夏 生活 明治30 0v
夕涼み花火線香の匂ひ哉 正岡子規 納涼 夏, 晩夏 生活 明治30 0v
夕涼君鯉を切る腕まくり 正岡子規 納涼 夏, 晩夏 生活 明治30 0v
夕涼松風とめされ候そ 正岡子規 納涼 夏, 晩夏 生活 明治26 0v
夕涼石炭くさき風が吹く 正岡子規 納涼 夏, 晩夏 生活 明治31 0v
夕祓鴫十ばかり立にけり 小林一茶 御祓 夏, 晩夏 人事 文化7 0v
夕立の露ころげあふ蓮哉 正岡子規 蓮 夏, 晩夏 植物 明治25 0v
夕立や雀のさわぐ麻畠 正岡子規 麻 夏, 晩夏 植物 明治29 0v
夕虹の雨気にうとき早哉 正岡子規 旱 夏, 晩夏 天文 明治26 0v
夕間暮石槌詣帰りけり 正岡子規 登山 夏, 晩夏 生活 明治31 0v
夕顔にひさしぶりなる月よ哉 小林一茶 夕顔 夏, 晩夏 植物 享和3 0v
夕顔に夕飯いそぐ蚊遣哉 正岡子規 夕顔 夏, 晩夏 植物 明治31 0v
夕顔に女世帯の小家かな 正岡子規 夕顔 夏, 晩夏 植物 明治26 0v
夕顔に女湯あみすあからさま 正岡子規 夕顔 夏, 晩夏 植物 明治29 0v
夕顔に米つき休む哀かな 松尾芭蕉 夕顔 夏, 晩夏 植物 0v
夕顔に見とるるや身もうかりひよん 松尾芭蕉 夕顔 夏, 晩夏 植物 寛文7 0v
夕顔に車寄せたる垣根かな 正岡子規 夕顔 夏, 晩夏 植物 明治29 0v
夕顔ノ垣根覗キソ美人禅 正岡子規 夕顔 夏, 晩夏 植物 明治34 0v
夕顔の夜もさば〱なくなりぬ 小林一茶 夕顔 夏, 晩夏 植物 文化8 0v
夕顔の白ク夜ルの後架に紙燭とりて 松尾芭蕉 夕顔 夏, 晩夏 植物 天和元 0v
夕顔の花で涕かむおばゝ哉 小林一茶 夕顔 夏, 晩夏 植物 0v
夕顔の花で涕かむ女かな 小林一茶 夕顔 夏, 晩夏 植物 0v
夕顔の花で涕かむ娘かな 小林一茶 夕顔 夏, 晩夏 植物 文化9 0v
夕顔の花にて涕をかむ子哉 小林一茶 夕顔 夏, 晩夏 植物 文政2 0v
夕顔の花に出たる屁玉哉 小林一茶 夕顔 夏, 晩夏 植物 0v
夕顔の花の先よりおばご哉 小林一茶 夕顔 夏, 晩夏 植物 文化10 0v
夕顔の長者になるぞ星見たら 小林一茶 夕顔 夏, 晩夏 植物 享和3 0v
夕顔の長者になれよ一つ星 小林一茶 夕顔 夏, 晩夏 植物 文化5 0v
夕顔やひとつ〱に風さはぐ 小林一茶 夕顔 夏, 晩夏 植物 文化3 0v
夕顔や世直し雨のさば〱と 小林一茶 夕顔 夏, 晩夏 植物 文化6 0v
夕顔や兵共の雨祝 小林一茶 夕顔 夏, 晩夏 植物 享和3 0v
夕顔や柳は月に成にけり 小林一茶 夕顔 夏, 晩夏 植物 享和3 0v
夕風や病けもなく田の青む 小林一茶 青田 夏, 晩夏 地理 文政5 0v
夕飯の茶にも詠める青田哉 小林一茶 青田 夏, 晩夏 地理 0v
夕飯の菜に詠る青田哉 小林一茶 青田 夏, 晩夏 地理 文化8 0v
夜の音月下美人に吸ひこまれ 阿部みどり女 月下美人 夏, 晩夏 植物 0v
夜明から熱い天気に蝉の声 正岡子規 蝉 夏, 晩夏 動物 明治29 0v
夜涼が笑ひ納でありしよな 小林一茶 納涼 夏, 晩夏 生活 文化13 0v
夜涼が笑仕舞と成しかな 小林一茶 納涼 夏, 晩夏 生活 文政10 0v
夜涼みやにらみ合たる鬼瓦 小林一茶 納涼 夏, 晩夏 生活 文化12 0v
夜涼みや大僧正のおどけ口 小林一茶 納涼 夏, 晩夏 生活 文政5 0v
夜涼みや欠落二人見つけたり 正岡子規 納涼 夏, 晩夏 生活 明治29 0v