晩夏

ひらがな
ばんか
説明

小暑から立秋の前日まで

季節
和風月名
Displaying 1501 - 1600 of 1987
俳句 俳人 季語 季節 分類 Total Recent
松風を得意で売るや納涼茶屋 正岡子規 納涼 , 晩夏 生活 明治18 0v
板塀に鼻のつかへる涼哉 小林一茶 納涼 , 晩夏 生活 文化2 0v
柳あればその水汲んひやし瓜 小林一茶 , 晩夏 植物 文政3 0v
柴門や貰ふたる日がはつ茄子 小林一茶 茄子 , 晩夏 植物 文政5 0v
柿の実の青くて細き土用哉 正岡子規 土用 , 晩夏 時候 明治26 0v
根岸かな琴にもたれて端涼ミ 正岡子規 納涼 , 晩夏 生活 明治26 0v
桃色は弁天様のはちすかな 正岡子規 蓮の花 , 晩夏 植物 明治25 0v
梅の木に近く其木の梅を干す 正岡子規 梅干す , 晩夏 植物 明治30 0v
梅干すや庭にしたゝる紫蘇の汁 正岡子規 梅干す , 晩夏 植物 明治32 0v
梅干すや撫子弱る日の盛 正岡子規 梅干す , 晩夏 植物 明治30 0v
梅干の中にまきれて小石哉 正岡子規 梅干 , 晩夏 生活 明治25 0v
梅干の雫もよわるあつさ哉 正岡子規 梅干す , 晩夏 植物 明治25 0v
梅干の雫落ちやむあつさ哉 正岡子規 梅干す , 晩夏 植物 明治25 0v
棉の花籞へ曲る小道哉 正岡子規 棉の花 , 晩夏 植物 明治29 0v
棉の花葵に似るも哀れなり 正岡子規 棉の花 , 晩夏 植物 明治25 0v
植ゑつけて月にわたせし青田哉 正岡子規 青田 , 晩夏 地理 明治25 0v
椎の影蝉鳴く椽の柱哉 正岡子規 , 晩夏 動物 明治29 0v
極楽は赤い蓮に女かな 正岡子規 蓮の花 , 晩夏 植物 明治28 0v
極楽や清水の中に蓮の花 正岡子規 蓮の花 , 晩夏 植物 明治26 0v
楽剃や夕顔棚の下住居 小林一茶 夕顔 , 晩夏 植物 文化13 0v
横立の庭の割目や土用入 小林一茶 土用 , 晩夏 時候 文政8 0v
此上にすわり給へとはすの花 正岡子規 蓮の花 , 晩夏 植物 明治24 0v
此山に此家はかりのすゝみ哉 正岡子規 納涼 , 晩夏 生活 明治26 0v
此月に涼みてのない夜也けり 小林一茶 納涼 , 晩夏 生活 文政2 0v
此村は帝国党や瓜茄子 正岡子規 , 晩夏 植物 明治32 0v
此畑も親が譲りの茗荷哉 正岡子規 茗荷の子 , 晩夏 植物 明治26 0v
母おやゝ涼がてらの針仕事 小林一茶 納涼 , 晩夏 生活 文政2 0v
母のぶんは始にくゞるちのわ哉 小林一茶 茅の輪 , 晩夏 人事 0v
母の分ンも一ツ潜るちのわ哉 小林一茶 茅の輪 , 晩夏 人事 文政3 0v
母の分始に潜るちのわ哉 小林一茶 茅の輪 , 晩夏 人事 0v
母親や涼がてらの祭り帯 小林一茶 納涼 , 晩夏 生活 文化11 0v
気持よや行水過ぎて雨を見る 正岡子規 行水 , 晩夏 生活 明治30 0v
水さく〱雨拵て御祓哉 小林一茶 御祓 , 晩夏 人事 文政3 0v
水に湯にどう流ても夕涼し 小林一茶 納涼 , 晩夏 生活 0v
水に湯にどの流でも夕涼 小林一茶 納涼 , 晩夏 生活 文政2 0v
水切の本通り也土用なり 小林一茶 土用 , 晩夏 時候 享和2 0v
水切の町とは見へず夕涼み 小林一茶 納涼 , 晩夏 生活 文政6 0v
水無月の余花を尋ねて桜餅 正岡子規 水無月 , 晩夏 時候 明治31 0v
水無月の傾城並ぶ格子かな 正岡子規 水無月 , 晩夏 時候 明治27 0v
水無月の山吹の花にたとふべし 正岡子規 水無月 , 晩夏 時候 明治31 0v
水無月の杉の雫や二荒山 正岡子規 水無月 , 晩夏 時候 明治32 0v
水無月の涙も氷る思ひ哉 正岡子規 水無月 , 晩夏 時候 明治31 0v
水無月の蟻おびたゞし石の陰 正岡子規 水無月 , 晩夏 時候 明治29 0v
水無月は腹病やみの暑さかな 松尾芭蕉 水無月 , 晩夏 時候 元禄4 0v
水無月やお白粉なする脇の下 正岡子規 水無月 , 晩夏 時候 明治26 0v
水無月やこゝらあたりは鶯が 正岡子規 水無月 , 晩夏 時候 明治26 0v
水無月や根岸涼しき篠の雪 正岡子規 水無月 , 晩夏 時候 明治26 0v
水蓮の敷き重なりし広葉かな 星野立子 睡蓮 , 晩夏 植物 0v
水飯や比枝山颪腹を吹く 正岡子規 水飯 , 晩夏 生活 明治29 0v
氷室守花の都へといそき候 正岡子規 氷室 , 晩夏 生活 明治25 0v
江戸で見た山は是也一涼み 小林一茶 納涼 , 晩夏 生活 文政4 0v
江戸の夜もけふ翌ばかり門涼 小林一茶 納涼 , 晩夏 生活 文化9 0v
江戸の子分迄のけるちのは哉 小林一茶 茅の輪 , 晩夏 人事 文政4 0v
池の蓮金色に咲く欲はなし 小林一茶 , 晩夏 植物 文政5 0v
沼太郎としはいつぞ夕涼 小林一茶 納涼 , 晩夏 生活 文化7 0v
法の世や在家のばせを花が咲く 小林一茶 芭蕉の花 , 晩夏 植物 文政7 0v
泥中の蓮と力んで咲にけり 小林一茶 , 晩夏 植物 文政5 0v
洛外や又この寺も土用干 正岡子規 虫干 , 晩夏 生活 明治30 0v
洞穴や涼風暗く水の音 正岡子規 涼風 , 晩夏 天文 明治29 0v
洪水のさはるものなき青田哉 正岡子規 青田 , 晩夏 地理 明治29 0v
洪水や青田を流れ海に落つ 正岡子規 青田 , 晩夏 地理 明治29 0v
海人の子や櫂もはづして夕涼 正岡子規 納涼 , 晩夏 生活 明治24 0v
海棠は眠り過ぎたり合歓の花 正岡子規 合歓の花 , 晩夏 植物 明治26 0v
海近クナリヌ帆見エテ棉の花 正岡子規 棉の花 , 晩夏 植物 明治35 0v
涅槃像又虫干に出たりけり 正岡子規 虫干 , 晩夏 生活 明治29 0v
涼しくば一寝入せよ井の底 小林一茶 晒井 , 晩夏 生活 文化13 0v
涼しさの 肌に手を置き 夜の秋 高浜虚子 夜の秋 , 晩夏 時候 0v
涼にもはりあひあらじ門の月 小林一茶 納涼 , 晩夏 生活 文化1 0v
涼にもはりあひのなし門の月 小林一茶 納涼 , 晩夏 生活 0v
涼みながら君話さんか一書生 正岡子規 納涼 , 晩夏 生活 明治26 0v
涼みながら木陰に寝たり日半日 正岡子規 納涼 , 晩夏 生活 明治29 0v
涼みにも袖へ隠して運座舟 正岡子規 納涼 , 晩夏 生活 明治30 0v
涼み舟団扇の端をぬらしけり 正岡子規 納涼 , 晩夏 生活 明治31 0v
涼み舟団扇の風に帆をかけん 正岡子規 納涼 , 晩夏 生活 明治27 0v
涼み舟川下遠く流れけり 正岡子規 納涼 , 晩夏 生活 明治28 0v
涼めとて床几もて来る涼み哉 正岡子規 納涼 , 晩夏 生活 明治25 0v
涼よとのゆるしの出たり門の月 小林一茶 納涼 , 晩夏 生活 享和1 0v
涼をばしらで仕廻しことし哉 小林一茶 納涼 , 晩夏 生活 文化10 0v
涼んとすればはやよぶ道上手 小林一茶 納涼 , 晩夏 生活 文政2 0v
涼風の上野吹くらん杉動く 正岡子規 涼風 , 晩夏 天文 明治30 0v
涼風の曲りくねつて来たりけり 小林一茶 涼風 , 晩夏 天文 文化12 0v
涼風やあひに相生の蝉の声 小林一茶 , 晩夏 動物 0v
涼風やわれを山から吹下す 正岡子規 涼風 , 晩夏 天文 明治26 0v
涼風や愚庵の門は破れたり 正岡子規 涼風 , 晩夏 天文 明治29 0v
涼風をあびる木の間の床几哉 正岡子規 涼風 , 晩夏 天文 明治26 0v
淋しさにころげて見るや蝉の殻 正岡子規 空蝉 , 晩夏 動物 明治25 0v
渡し守客のこぬまを涼み哉 正岡子規 納涼 , 晩夏 生活 明治25 0v
湖と松どれよりすゞみ始べし 小林一茶 納涼 , 晩夏 生活 寛政 0v
湖に尻を吹かせて蝉の鳴 小林一茶 , 晩夏 動物 文化9 0v
湖に足ぶらさげて涼みかな 正岡子規 納涼 , 晩夏 生活 明治28 0v
湖に足ぶらさげる涼みかな 正岡子規 納涼 , 晩夏 生活 明治28 0v
湯も浴て土用しらずの座敷哉 小林一茶 土用 , 晩夏 時候 文政6 0v
湯上りやつい涼風に寝せらるゝ 正岡子規 涼風 , 晩夏 天文 明治21 0v
湯上りや乳房吹かるゝ端涼み 正岡子規 納涼 , 晩夏 生活 明治29 0v
湯治場や黄なる萱草得て帰る 正岡子規 萱草の花 , 晩夏 植物 明治27 0v
溝川に小鮒ふまへし涼み哉 正岡子規 納涼 , 晩夏 生活 明治25 0v
火や鉦や遠里小野の虫送 正岡子規 虫送り , 晩夏 生活 明治31 0v
火野の雉のがれたれ共羽ぬけ鳥 小林一茶 羽抜鳥 , 晩夏 動物 文政4 0v
灯の下の波がひらりと夜の秋 飯田龍太 夜の秋 , 晩夏 時候 0v
灯の際より青む田づら哉 小林一茶 青田 , 晩夏 地理 文政6 0v