初夏

ひらがな
しょか
説明

立夏から芒種の前日まで

季節
夏
和風月名
卯月
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俳句 俳人 季語 季節 分類 年 Total Recent
涼しさに花も笠きておどり哉 小林一茶 踊子草 夏, 初夏 植物 文政5 0v
淋しさに蠣殻ふみぬ花卯木 小林一茶 卯の花 夏, 初夏 植物 文化1 0v
添竹の折れて地にふす瓜の花 正岡子規 瓜の花 夏, 初夏 植物 明治21 0v
添竹は折れて地にふす瓜の花 正岡子規 瓜の花 夏, 初夏 植物 明治21 0v
添竹も折れて地に伏す瓜の花 正岡子規 瓜の花 夏, 初夏 植物 明治21 0v
清姫か涙の玉や蛇いちご 正岡子規 苺 夏, 初夏 植物 明治25 0v
清書の赤い直しやけしの花 小林一茶 罌粟の花 夏, 初夏 植物 0v
清書の赤へ直しやけしの花 小林一茶 罌粟の花 夏, 初夏 植物 文政4 0v
渋紙のやうな顔して更衣 小林一茶 更衣 夏, 初夏 生活 文化10 0v
渋紙や新茶干したる椽の先 正岡子規 新茶 夏, 初夏 生活 明治31 0v
渾沌の中にものあり五月不二 正岡子規 五月 夏, 初夏 時候 明治25 0v
湯治場や床几を移す新樹陰 正岡子規 新樹 夏, 初夏 植物 明治31 0v
満園の緑や薔薇二三輪 正岡子規 薔薇 夏, 初夏 植物 明治33 0v
満山の若葉にうつる朝日哉 正岡子規 若葉 夏, 初夏 植物 明治28 0v
滝けぶり袂に這入る袷哉 小林一茶 袷 夏, 初夏 生活 文化10 0v
滝二筋若葉の上に見ゆる哉 正岡子規 若葉 夏, 初夏 植物 明治30 0v
火のともる片側町のわか葉哉 正岡子規 若葉 夏, 初夏 植物 明治26 0v
火の吹けぬ門とは見へぬぼたん哉 小林一茶 牡丹 夏, 初夏 植物 文政1 0v
火の奧に牡丹崩るるさまを見つ 加藤楸邨 牡丹 夏, 初夏 植物 0v
灯ちらちら絶えず若葉に風渡る 正岡子規 若葉 夏, 初夏 植物 明治29 0v
灯ちらちら茨の花垣たそがるゝ 正岡子規 茨の花 夏, 初夏 植物 明治28 0v
灯のうつる牡丹色薄く見えにけり 正岡子規 牡丹 夏, 初夏 植物 明治34 0v
灯の色や指遊ばせて卓のばら 阿部みどり女 薔薇 夏, 初夏 植物 0v
灰汁の水が澄きるわか葉哉 小林一茶 若葉 夏, 初夏 植物 文化11 0v
烏麦あたり払て立りけり 小林一茶 麦 夏, 初夏 植物 文化11 0v
煤わらの古家のぼたん咲にけり 小林一茶 牡丹 夏, 初夏 植物 文化3 0v
燕の雀にまじる卯月かな 正岡子規 卯月 夏, 初夏 時候 明治29 0v
燕や白壁見えて麦の秋 正岡子規 麦の秋 夏, 初夏 時候 明治25 0v
爪びきの此頃はやる五月哉 正岡子規 五月 夏, 初夏 時候 明治26 0v
片なりにのびし芭蕉の若芽哉 正岡子規 芭蕉の芽 夏, 初夏 植物 明治29 0v
片道は付さふらふと袷哉 小林一茶 袷 夏, 初夏 生活 文化1 0v
片里に豆腐売り出す卯月哉 正岡子規 卯月 夏, 初夏 時候 明治28 0v
片里は豆腐売出す卯月哉 正岡子規 卯月 夏, 初夏 時候 明治28 0v
牛の子の眼を開きたる卯月哉 正岡子規 卯月 夏, 初夏 時候 明治26 0v
牡丹ちる病の床の静かさよ 正岡子規 牡丹 夏, 初夏 植物 明治32 0v
牡丹の奥に怒濤怒濤の奥に牡丹 加藤楸邨 牡丹 夏, 初夏 植物 0v
牡丹伐つて其夜嵐の音すなり 正岡子規 牡丹 夏, 初夏 植物 明治29 0v
牡丹切て氣のおとろひし夕かな 与謝蕪村 牡丹 夏, 初夏 植物 0v
牡丹剪つて二日の酔のさめにけり 正岡子規 牡丹 夏, 初夏 植物 明治30 0v
牡丹剪て十日の酔のさめにけり 正岡子規 牡丹 夏, 初夏 植物 明治30 0v
牡丹剪て朝日淋しき小庭哉 正岡子規 牡丹 夏, 初夏 植物 明治31 0v
牡丹剪るべく手を傷つけぬ張麗華 正岡子規 牡丹 夏, 初夏 植物 明治30 0v
牡丹咲いて僧つどひけり興福寺 正岡子規 牡丹 夏, 初夏 植物 明治29 0v
牡丹咲いて大此枝颪来る夜かな 正岡子規 牡丹 夏, 初夏 植物 明治27 0v
牡丹咲く浄土の寺に絵踏かな 正岡子規 牡丹 夏, 初夏 植物 明治32 0v
牡丹咲く賎が垣根か内裏跡 正岡子規 牡丹 夏, 初夏 植物 明治28 0v
牡丹咲て美人の鼾聞えけり 正岡子規 牡丹 夏, 初夏 植物 明治26 0v
牡丹散つてうちかさなりぬニ三片 与謝蕪村 牡丹 夏, 初夏 植物 0v
牡丹散つて芭蕉の像そ残りける 正岡子規 牡丹 夏, 初夏 植物 明治32 0v
牡丹散て打かさなりぬ二三片 与謝蕪村 牡丹 夏, 初夏 植物 0v
牡丹散て長白山の狼煙かな 正岡子規 牡丹 夏, 初夏 植物 明治27 0v
牡丹活けて昼一杯の用欠きぬ 阿部みどり女 牡丹 夏, 初夏 植物 0v
牡丹画いて絵具は皿に残りけり 正岡子規 牡丹 夏, 初夏 植物 明治32 0v
牡丹載せて今戸へ帰る小舟かな 正岡子規 牡丹 夏, 初夏 植物 明治28 0v
牧笛の陂下るや花茨 正岡子規 茨の花 夏, 初夏 植物 明治26 0v
狐火やいづこ河内の麦畠 与謝蕪村 麦 夏, 初夏 植物 0v
猩臙脂に何ませて見ん牡丹かな 正岡子規 牡丹 夏, 初夏 植物 明治35 0v
猫の子のほど〱手つきや笹粽 小林一茶 粽 夏, 初夏 生活 文政4 0v
猫の子の届く手つきや笹粽 小林一茶 粽 夏, 初夏 生活 0v
猫の狂ひが相応のぼたん哉 小林一茶 牡丹 夏, 初夏 植物 文政7 0v
猫の鈴ぼたんのあつちこつち哉 小林一茶 牡丹 夏, 初夏 植物 文化6 0v
獅の気取りに狂<杜>ふぼたん哉 小林一茶 牡丹 夏, 初夏 植物 文政7 0v
玉川の門に新茶の使哉 正岡子規 新茶 夏, 初夏 生活 明治31 0v
玉巻の芭蕉ゆるみし暑さ哉 正岡子規 芭蕉の巻葉 夏, 初夏 植物 明治25 0v
玉程にふとる牡丹の莟かな 正岡子規 牡丹 夏, 初夏 植物 明治27 0v
琴の音の雨に木深き若葉哉 正岡子規 若葉 夏, 初夏 植物 明治26 0v
瓜の花雫いかなる忘れ草 松尾芭蕉 瓜の花 夏, 初夏 植物 0v
瓢たんで鱠おさゆる袷哉 小林一茶 袷 夏, 初夏 生活 文化9 0v
生て居るばかりぞ我とけしの花 小林一茶 罌粟の花 夏, 初夏 植物 文化7 0v
生も死も分かず五月も過ぎんとす 阿部みどり女 五月 夏, 初夏 時候 0v
生涯に尊き一と日嶽若葉 阿部みどり女 若葉 夏, 初夏 植物 0v
田舎人の衣更へたる汽車場哉 正岡子規 更衣 夏, 初夏 生活 明治29 0v
男の子一人女子一人や更衣 阿部みどり女 更衣 夏, 初夏 生活 0v
町並はむさしうるさし更衣 小林一茶 更衣 夏, 初夏 生活 文化12 0v
町並や馬鹿正直に更衣 小林一茶 更衣 夏, 初夏 生活 文化11 0v
町住は七めん倒ぞころもがえ 小林一茶 更衣 夏, 初夏 生活 文政5 0v
畠縁に酒を売也麦の秋 小林一茶 麦 夏, 初夏 植物 文化14 0v
番町や谷庇見れば瓜の花 小林一茶 瓜の花 夏, 初夏 植物 0v
番町や谷底見れば瓜の花 小林一茶 瓜の花 夏, 初夏 植物 文化1 0v
番頭の衣更へたる出店かな 正岡子規 更衣 夏, 初夏 生活 明治29 0v
病む夫に鉢包まれて見舞薔薇 阿部みどり女 薔薇 夏, 初夏 植物 0v
病人のくひたきといふいちご哉 正岡子規 苺 夏, 初夏 植物 明治33 0v
病人の駕も過けり麦の秋 与謝蕪村 麦の秋 夏, 初夏 時候 0v
病僧の門出て歩む麦の風 正岡子規 麦 夏, 初夏 植物 明治31 0v
病多き此頃庭のいちご哉 正岡子規 苺 夏, 初夏 植物 明治33 0v
病癒えて力無き手や薔薇を折る 正岡子規 薔薇 夏, 初夏 植物 明治33 0v
病癒えて手づから薔薇を手折りけり 正岡子規 薔薇 夏, 初夏 植物 明治33 0v
病起窓に倚れば若葉に風が吹く 正岡子規 若葉 夏, 初夏 植物 明治29 0v
病院に通ひなれたり麦の秋 阿部みどり女 麦の秋 夏, 初夏 時候 0v
痩庭にやせぼたんではなかりけり 小林一茶 牡丹 夏, 初夏 植物 文政4 0v
痩臑の毛に微風あり更衣 与謝蕪村 更衣 夏, 初夏 生活 0v
痩藪も窓も月さすころもがへ 小林一茶 更衣 夏, 初夏 生活 文化1 0v
痩麦も世間並とて穂に出ぬ 小林一茶 麦 夏, 初夏 植物 文政4 0v
白き花活けて新茶の客を待つ 正岡子規 新茶 夏, 初夏 生活 明治29 0v
白げしに羽もぐ蝶の形見哉 松尾芭蕉 芥子の花 夏, 初夏 0v
白牡丹ある夜の月に崩れけり 正岡子規 牡丹 夏, 初夏 植物 明治25 0v
白牡丹さくや四国の片すミに 正岡子規 牡丹 夏, 初夏 植物 明治29 0v
白牡丹さくや四国の片ほとり 正岡子規 牡丹 夏, 初夏 植物 明治29 0v
白牡丹といふといへども紅ほのか 高浜虚子 牡丹 夏, 初夏 植物 0v
白牡丹三十六宮の夕哉 正岡子規 牡丹 夏, 初夏 植物 明治26 0v