初秋

ひらがな
しょしゅう
説明

立秋から白露の前日まで

季節
秋
和風月名
文月
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俳句 俳人 季語 季節 分類 年 Total Recent
蜩のなき代りしははるかかな 中村草田男 蜩 秋, 初秋 動物 0v
蜩の二十五年もむかし哉 正岡子規 蜩 秋, 初秋 動物 明治26 0v
蜩の聲の尻より三日の月 正岡子規 蜩 秋, 初秋 動物 明治28 0v
蜩の茶屋靜かなり杉の中 正岡子規 蜩 秋, 初秋 動物 明治27 0v
蜩の茶屋靜かなる木の間かな 正岡子規 蜩 秋, 初秋 動物 明治27 0v
蜩やお堀の松に人もなし 正岡子規 蜩 秋, 初秋 動物 明治26 0v
蜩やつい〱星の出やうに 小林一茶 蜩 秋, 初秋 動物 文化13 0v
蜩や一日一日をなきへらす 正岡子規 蜩 秋, 初秋 動物 明治25 0v
蜩や上野の茶店灯ともる 正岡子規 蜩 秋, 初秋 動物 明治29 0v
蜩や乘あひ舟のかしましき 正岡子規 蜩 秋, 初秋 動物 明治26 0v
蜩や几を壓す椎の影 正岡子規 蜩 秋, 初秋 動物 明治30 0v
蜩や動物園の垣ひろし 正岡子規 蜩 秋, 初秋 動物 明治27 0v
蜩や夕日の坐敷十の影 正岡子規 蜩 秋, 初秋 動物 明治26 0v
蜩や夕日の窓に樫の影 正岡子規 蜩 秋, 初秋 動物 明治28 0v
蜩や夕日の里は見えながら 正岡子規 蜩 秋, 初秋 動物 明治26 0v
蜩や宮しんとして人もなし 正岡子規 蜩 秋, 初秋 動物 明治26 0v
蜩や小説を書く田舍住 正岡子規 蜩 秋, 初秋 動物 明治31 0v
蜩や尼こゝに住む二十年 正岡子規 蜩 秋, 初秋 動物 明治31 0v
蜩や旅籠もすなる一軒家 正岡子規 蜩 秋, 初秋 動物 明治31 0v
蜩や木曾塚こゝに杉木立 正岡子規 蜩 秋, 初秋 動物 明治31 0v
蜩や柩を埋む五六人 正岡子規 蜩 秋, 初秋 動物 明治30 0v
蜩や森は夕日の古やしろ 正岡子規 蜩 秋, 初秋 動物 明治26 0v
蜩や椎の實ひろふ日は長き 正岡子規 蜩 秋, 初秋 動物 明治24 0v
蜩や疊に上る夕日影 正岡子規 蜩 秋, 初秋 動物 明治31 0v
蜩や神鳴晴れて又夕日 正岡子規 蜩 秋, 初秋 動物 明治31 0v
蜩や竝松盡きて町に入る 正岡子規 蜩 秋, 初秋 動物 明治31 0v
蜩や背戸から覗く婆の顔 正岡子規 蜩 秋, 初秋 動物 明治24 0v
蜩や谷中を出づる墓參 正岡子規 蜩 秋, 初秋 動物 明治31 0v
蜩や金箱荷ふ人の息 正岡子規 蜩 秋, 初秋 動物 明治25 0v
蜩や隣もねむき絲車 正岡子規 蜩 秋, 初秋 動物 明治24 0v
蜩や飯くふ窓に樫の影 正岡子規 蜩 秋, 初秋 動物 明治26 0v
蝉の聲あつし蜩やゝ涼し 正岡子規 蜩 秋, 初秋 動物 明治26 0v
蝉の鳴いて机の日影かな 正岡子規 蜩 秋, 初秋 動物 明治28 0v
蝉蜩其中下す小舟かな 正岡子規 蜩 秋, 初秋 動物 明治26 0v
蝉鳴て殘暑の頭裂くる思ひ 正岡子規 残暑 秋, 初秋 時候 明治30 0v
蝶とぶやそれ蕣の花の時 小林一茶 朝顔 秋, 初秋 植物 文化6 0v
蝶とんぼ吹とばされつ屁ひり虫 小林一茶 放屁虫 秋, 初秋 動物 文政4 0v
蝶一つ撫子の花を去り得ざる 正岡子規 撫子 秋, 初秋 植物 明治30 0v
螳螂のおどしてまはる螽かな 正岡子規 蝗 秋, 初秋 動物 明治29 0v
螽取る人に飛びつく螽哉 正岡子規 蝗 秋, 初秋 動物 明治31 0v
螽焼く爺の話や嘘だらけ 正岡子規 蝗 秋, 初秋 動物 明治31 0v
血脈をつたへて今に瓢かな 正岡子規 瓢 秋, 初秋 植物 明治33 0v
血脈をつたへて古き瓢かな 正岡子規 瓢 秋, 初秋 植物 明治33 0v
行き行きて左になりぬ天の川 正岡子規 天の川 秋, 初秋 天文 明治29 0v
行って来て朝顔見るやゆる〱と 小林一茶 朝顔 秋, 初秋 植物 享和3 0v
行当りばつたとともに草まくら 小林一茶 飛蝗 秋, 初秋 動物 0v
行水ぢやふんどし貸さん男七夕 正岡子規 七夕 秋, 初秋 生活 明治28 0v
行灯にちよいと鳴けり蛬 小林一茶 きりぎりす 秋, 初秋 動物 文政1 0v
行脚より歸れば棗熟したり 正岡子規 棗の実 秋, 初秋 植物 明治29 0v
街道を キチキチととぶ ばったかな 村上鬼城 飛蝗 秋, 初秋 動物 0v
衝突入や人の心の見たき哉 正岡子規 衝突入 秋, 初秋 人事 明治25 0v
衣骭に袖腕に秋の立ちにけり 正岡子規 立秋 秋, 初秋 時候 明治26 0v
袖なくてうき洋服の踊り哉 正岡子規 踊 秋, 初秋 生活 明治25 0v
裏口や出入にさはる稻の花 正岡子規 稲の花 秋, 初秋 植物 明治28 0v
裏店の隅に今年は魂祭 正岡子規 魂祭 秋, 初秋 人事 明治29 0v
裏店や貧乏見ゆる秋のとばり 正岡子規 秋の蚊帳 秋, 初秋 生活 明治30 0v
裏窓に夕日さしこむ殘暑哉 正岡子規 残暑 秋, 初秋 時候 明治28 0v
裸体画ノ鏡ニ映ル朝ノ秋 正岡子規 今朝の秋 秋, 初秋 時候 明治34 0v
裾山や小松が中の女郎花 正岡子規 女郎花 秋, 初秋 植物 明治28 0v
裾山や小松の上の女郎花 正岡子規 女郎花 秋, 初秋 植物 明治28 0v
裾山や小松の中の女郎花 正岡子規 女郎花 秋, 初秋 植物 明治28 0v
裾山や萩吹く中の尼一人 正岡子規 萩 秋, 初秋 植物 明治27 0v
裾山や萩咲く中の尼一人 正岡子規 萩 秋, 初秋 植物 明治27 0v
複道や銀河に近き灯の通ひ 正岡子規 天の川 秋, 初秋 天文 明治30 0v
西吹くと水士のいふ也けさの秋 正岡子規 今朝の秋 秋, 初秋 時候 明治26 0v
西瓜くふあとにものうきゝぬた哉 正岡子規 西瓜 秋, 初秋 植物 明治25 0v
西瓜さへ表は青し蕃椒 正岡子規 西瓜 秋, 初秋 植物 明治25 0v
西瓜わらん桔梗の花のつほむ頃 正岡子規 西瓜 秋, 初秋 植物 明治31 0v
西瓜切るこぶしのさえや刄の雫 正岡子規 西瓜 秋, 初秋 植物 明治24 0v
西瓜舟天の河原につきにけり 正岡子規 西瓜 秋, 初秋 植物 明治28 0v
西瓜買ふて闇の方より歸りけり 正岡子規 西瓜 秋, 初秋 植物 明治26 0v
西風に火の流れたる花火哉 正岡子規 花火 秋, 初秋 生活 明治30 0v
見あぐるや竹の中より天の川 正岡子規 天の川 秋, 初秋 天文 明治29 0v
見かけより古風な門や萩の花 小林一茶 萩 秋, 初秋 植物 文政8 0v
見ずしらぬ角力にさへもひいき哉 小林一茶 相撲 秋, 初秋 生活 文政6 0v
見ずしらぬ辻角力さへひいき哉 小林一茶 相撲 秋, 初秋 生活 0v
見た顏の三つ四つはあり魂祭 正岡子規 魂祭 秋, 初秋 人事 明治25 0v
見てあれど何から秋が立つぞとも 正岡子規 立秋 秋, 初秋 時候 明治29 0v
見てあれど何から秋のたつぞとも 正岡子規 立秋 秋, 初秋 時候 明治29 0v
見てをればつひに落ちけり桐一葉 正岡子規 桐一葉 秋, 初秋 植物 明治24 0v
見て居れば見えて秋來る二本杉 正岡子規 立秋 秋, 初秋 時候 明治26 0v
見物に地蔵も並ぶおどり哉 小林一茶 踊 秋, 初秋 生活 文政6 0v
見覚して鳥の立らん大瓢 小林一茶 瓢 秋, 初秋 植物 文化1 0v
親ありや子ありや虫もはたをゝる 小林一茶 きりぎりす 秋, 初秋 動物 文化11 0v
親なしがあれ踊ぞよ諷ふぞよ 小林一茶 踊 秋, 初秋 生活 文化14 0v
親の目や引灯籠の行く方へ 小林一茶 燈籠 秋, 初秋 生活 文政5 0v
親もなき子もなき家の玉まつり 正岡子規 魂祭 秋, 初秋 人事 明治25 0v
親負うて踊念佛見に行ん 正岡子規 踊 秋, 初秋 生活 明治27 0v
角力とりやかざしにしたる草の花 小林一茶 相撲 秋, 初秋 生活 文化10 0v
角力とりやはる〲来る親の塚 小林一茶 相撲 秋, 初秋 生活 文化11 0v
角力とりや是はそなたの女郎花 小林一茶 相撲 秋, 初秋 生活 文化10 0v
角力とりや親の日といふ草の花 小林一茶 相撲 秋, 初秋 生活 文化8 0v
角力とり松も年よる世也けり 小林一茶 相撲 秋, 初秋 生活 文化4 0v
角力なると祝ふ親のこゝろ哉 小林一茶 相撲 秋, 初秋 生活 文政7 0v
角力取いづれ江戸絹京錦 正岡子規 相撲取 秋, 初秋 人事 明治26 0v
角力取が侘して逃す雀かな 小林一茶 相撲 秋, 初秋 生活 文政8 0v
角力取に手をすらせたる女哉 小林一茶 相撲 秋, 初秋 生活 文政7 0v
角力取ニ角力取ノ子モナカリケリ 正岡子規 相撲取 秋, 初秋 人事 明治34 0v
角力取の猪首はつらしふじの山 正岡子規 相撲取 秋, 初秋 人事 明治25 0v
角力取の矢走へ渡る小舟哉 正岡子規 相撲取 秋, 初秋 人事 明治27 0v