三秋

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山鳥の枝踏かゆる夜長哉 与謝蕪村 夜長 秋, 三秋 時候 0v
岡の邊や鳥飛んで月見えかゝる 正岡子規 月 秋, 三秋 天文 明治29 0v
岩はなや月にうつむく鹿一つ 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治29 0v
岩山の木もなし秋の雲もなし 正岡子規 秋の雲 秋, 三秋 天文 明治28 0v
岩山や空に這ひつく蔦紅葉 正岡子規 蔦 秋, 三秋 植物 明治27 0v
岩崎のうしろを通る塀の月 正岡子規 月 秋, 三秋 天文 明治30 0v
岩崎の横町淋しき塀の月 正岡子規 月 秋, 三秋 天文 明治30 0v
岩橋の裏這ふ猿や蔦かつら 正岡子規 蔦 秋, 三秋 植物 明治27 0v
岩橋や月にうつむく鹿二つ 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治28 0v
岩角にのつほり立つや月の鹿 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治25 0v
岩間やあらしの下の虫の声 小林一茶 虫 秋, 三秋 動物 寛政5 0v
岩鼻や眞向に細き鹿の尻 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 明治28 0v
島〲や一こぶしづつ秋の暮 小林一茶 秋の暮 秋, 三秋 時候 0v
島〲や思〱の秋の暮 小林一茶 秋の暮 秋, 三秋 時候 文化8 0v
崖に倚る塔や伽藍や秋の山 正岡子規 秋の山 秋, 三秋 地理 明治33 0v
崖上に鹿立ち崖下に月升る 正岡子規 月の出 秋, 三秋 天文 明治30 0v
崖上る月の歩みや夜は靜 正岡子規 月 秋, 三秋 天文 明治31 0v
崩れかゝる土橋のふちを草の花 正岡子規 草の花 秋, 三秋 植物 明治28 0v
崩れては返し寄せては渡り鳥 正岡子規 渡り鳥 秋, 三秋 動物 明治26 0v
嵐吹く芒の中や砧打つ 正岡子規 砧 秋, 三秋 生活 明治29 0v
嵐雪が黄菊白菊庵貧し 正岡子規 菊 秋, 三秋 植物 明治26 0v
嵐雪の黄菊白菊庵貧し 正岡子規 菊 秋, 三秋 植物 明治26 0v
川と見え露と見たり夜明番に 小林一茶 露 秋, 三秋 天文 享和3 0v
川上とこの川下や月の友 松尾芭蕉 月 秋, 三秋 天文 元禄5 0v
川上は花火にうとき月夜哉 正岡子規 月夜 秋, 三秋 天文 明治30 0v
川崎や小店小店の梨の山 正岡子規 梨 秋, 三秋 植物 明治29 0v
川崎や梨を食ひ居る旅の人 正岡子規 梨 秋, 三秋 植物 明治28 0v
川添や蝶も見へつゝ霧かゝる 小林一茶 霧 秋, 三秋 天文 文化2 0v
川留やむかふは月の古る名所 小林一茶 月 秋, 三秋 天文 文政6 0v
川縁の夜茶は引て小稲妻 小林一茶 稲妻 秋, 三秋 天文 文政8 0v
川霧やあらはれわたる牛の數 正岡子規 霧 秋, 三秋 天文 明治26 0v
川霧や鳥群れて飛ぶ舟の上 正岡子規 霧 秋, 三秋 天文 明治29 0v
川音や萬馬肅として霧の中 正岡子規 霧 秋, 三秋 天文 明治26 0v
川音や鳴子の音や明近き 小林一茶 鳴子 秋, 三秋 生活 享和3 0v
左右へぱつと散るや数万の渡り鳥 小林一茶 渡り鳥 秋, 三秋 動物 文政6 0v
已むなくば見事にはらへ劍の露 正岡子規 露 秋, 三秋 天文 明治28 0v
市に得し草花植る夜半哉 正岡子規 草の花 秋, 三秋 植物 明治31 0v
市中や砧打ち絶えて何の聲 正岡子規 砧 秋, 三秋 生活 明治28 0v
市中や砧打ち絶えて夜の聲 正岡子規 砧 秋, 三秋 生活 明治28 0v
市人の物うちかたる露の中 与謝蕪村 露 秋, 三秋 天文 0v
帆柱や秋高く日の旗翻る 正岡子規 秋高し 秋, 三秋 天文 明治27 0v
帆柱や霧に淡路の嶋もなし 正岡子規 霧 秋, 三秋 天文 明治26 0v
常に打倫なりながら秋の風 小林一茶 秋風 秋, 三秋 天文 文政8 0v
常に見る煙ながらも秋の風 小林一茶 秋風 秋, 三秋 天文 寛政 0v
常不断通る榎も月よ哉 小林一茶 月 秋, 三秋 天文 文化2 0v
常体の山とは見へぬ砧哉 小林一茶 砧 秋, 三秋 生活 文化1 0v
常留主の堂の小溝に稲穂哉 小林一茶 稲 秋, 三秋 植物 文政3 0v
常留主の堂を小楯に稲穂哉 小林一茶 稲 秋, 三秋 植物 0v
幅廣き葉を流れけり朝の露 正岡子規 露 秋, 三秋 天文 明治27 0v
干柿に蜻蛉飛行く西日かな 正岡子規 蜻蛉 秋, 三秋 動物 明治30 0v
干網の風なまくさし浦の月 正岡子規 月 秋, 三秋 天文 明治25 0v
平作もおよねも寐たりきりきりす 正岡子規 蟋蟀 秋, 三秋 動物 明治29 0v
平安はうしろになりぬ秋の雨 小林一茶 秋の雨 秋, 三秋 天文 享和3 0v
年々に藏の傾く砧哉 正岡子規 砧 秋, 三秋 生活 明治26 0v
年々や菊に思はん思はれん 正岡子規 菊 秋, 三秋 植物 明治28 0v
年五十蜻蛉つりしことを思ふ哉 正岡子規 蜻蛉 秋, 三秋 動物 明治30 0v
年寄は遠い所より近砧 小林一茶 砧 秋, 三秋 生活 文化14 0v
幸いに遅〱さくややたら菊 小林一茶 菊 秋, 三秋 植物 0v
幸にらく〱咲や屋草菊 小林一茶 菊 秋, 三秋 植物 文政2 0v
幸ひに捨られてけりだまり虫 小林一茶 虫 秋, 三秋 動物 0v
幽霊と人の見るらむすゝき原 小林一茶 芒 秋, 三秋 植物 0v
幽霊と人は見るらんすゝき原 小林一茶 芒 秋, 三秋 植物 文政3 0v
幾久しき秋の契りや堅魚節 正岡子規 秋 秋, 三秋 時候 明治33 0v
庄屋殿の棺行くなり稻の中 正岡子規 稲 秋, 三秋 植物 明治28 0v
庇から引つゞく也草の花 小林一茶 草の花 秋, 三秋 植物 文政4 0v
床の間の杖よわらじよ秋の暮 小林一茶 秋の暮 秋, 三秋 時候 文政1 0v
床の間の達磨にらむや秋のくれ 正岡子規 秋の暮 秋, 三秋 時候 明治24 0v
底見えて魚見えて秋の水深し 正岡子規 秋の水 秋, 三秋 地理 明治28 0v
店先に賣れざる菊の盛哉 正岡子規 菊 秋, 三秋 植物 明治31 0v
庭さきに暑し芒の亂髪 正岡子規 芒 秋, 三秋 植物 明治32 0v
庭に酌むや芋も團子も露の中 正岡子規 露 秋, 三秋 天文 明治31 0v
庭の草に鳴かざる蟲を放ちけり 正岡子規 虫 秋, 三秋 動物 明治32 0v
庭の菊天長節の蕾哉 正岡子規 菊 秋, 三秋 植物 明治31 0v
庭上にラムプを置くや蟲の聲 正岡子規 虫の声 秋, 三秋 動物 明治31 0v
庭十歩秋風吹かぬ隈もなし 正岡子規 秋風 秋, 三秋 天文 明治29 0v
庭荒れて名なしの菊の盛哉 正岡子規 菊 秋, 三秋 植物 明治29 0v
庭行くや露ちりかゝる足の甲 正岡子規 露 秋, 三秋 天文 明治35 0v
庵の夜も小長く成りぬ遊ぶ程 小林一茶 夜長 秋, 三秋 時候 0v
庵の夜も小長く成るや遊ぶ程 小林一茶 夜長 秋, 三秋 時候 文化10 0v
庵の夜やどちへ向ても下手砧 小林一茶 砧 秋, 三秋 生活 文政3 0v
庵の夜や寝あまる罪は何〆目 小林一茶 夜長 秋, 三秋 時候 文化10 0v
庵の月主をとへば芋堀に 与謝蕪村 月 秋, 三秋 天文 0v
庵の田やどうやら斯うやら穂に出る 小林一茶 稲 秋, 三秋 植物 文化13 0v
庵をふくたしにー株すゝき哉 小林一茶 芒 秋, 三秋 植物 文政5 0v
廓の月奥の二階のさわぎ哉 正岡子規 月 秋, 三秋 天文 明治26 0v
廻廊や霧吹きめぐる嚴嶋 正岡子規 霧 秋, 三秋 天文 明治27 0v
廿日過の月は出でけり松の北 正岡子規 月の出 秋, 三秋 天文 明治28 0v
廿日過の月は出でたり松の北 正岡子規 月の出 秋, 三秋 天文 明治28 0v
弓取に哥とはれけり秋の暮 与謝蕪村 秋の暮 秋, 三秋 時候 0v
引き殘す松葉牡丹や秋の風 正岡子規 秋風 秋, 三秋 天文 明治31 0v
引き裂いた雲のあとなり秋の風 正岡子規 秋風 秋, 三秋 天文 明治29 0v
引けば引くものよ一日鳴子引 正岡子規 鳴子 秋, 三秋 生活 明治25 0v
引しほやはぜつり出る埠の先 正岡子規 鯊 秋, 三秋 動物 明治27 0v
引てから耳たてゝ聞く鳴子哉 正岡子規 鳴子 秋, 三秋 生活 明治25 0v
引張て耳たてゝゐる鳴子哉 正岡子規 鳴子 秋, 三秋 生活 明治25 0v
引板繩にふしを動かす夜明哉 正岡子規 鳴子 秋, 三秋 生活 明治25 0v
引汐や沙魚釣り繞る阜頭の先 正岡子規 鯊 秋, 三秋 動物 明治27 0v
引窓に蔦の手を出す山家かな 正岡子規 蔦 秋, 三秋 植物 明治27 0v
引網や渚の月に雑魚分つ 正岡子規 月 秋, 三秋 天文 明治29 0v
強い気で膳におく也たうがらし 小林一茶 唐辛子 秋, 三秋 植物 文政7 0v