晩秋

ひらがな
ばんしゅう
説明

寒露から立冬の前日まで

季節
秋
和風月名
長月
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俳句 俳人 季語 季節 分類 年 Total Recent
見定て急に淋しき紅葉哉 小林一茶 紅葉 秋, 晩秋 植物 文化4 0v
親のいふ字を知てから夜寒哉 小林一茶 夜寒 秋, 晩秋 時候 文政2 0v
親の小壁をおがむ夜寒哉 小林一茶 夜寒 秋, 晩秋 時候 文政8 0v
親の状三度いたゞく夜寒哉 小林一茶 夜寒 秋, 晩秋 時候 文政8 0v
角文字のいざ月もよし牛祭 与謝蕪村 太秦の牛祭 秋, 晩秋 人事 0v
言伝も哉夜寒のいまだありと 小林一茶 夜寒 秋, 晩秋 時候 寛政 0v
記者會す天長節の菊の酒 正岡子規 菊の酒 秋, 晩秋 生活 明治31 0v
訪ひて羽織をぬぎぬ柿の秋 阿部みどり女 柿 秋, 晩秋 植物 0v
詩人住む寺の坐敷や木犀花 正岡子規 木犀 秋, 晩秋 植物 明治31 0v
誰にやるくりや地蔵の手の平に 小林一茶 栗 秋, 晩秋 植物 文政4 0v
誰にやる粟や地蔵の手の平に 小林一茶 栗 秋, 晩秋 植物 0v
調練の大鼓聞ゆる稍寒み 正岡子規 漸寒 秋, 晩秋 時候 明治31 0v
講堂や澁柿くふた顔は誰 正岡子規 柿 秋, 晩秋 植物 明治30 0v
讀み盡きし状をこぼるゝ紅葉哉 正岡子規 紅葉 秋, 晩秋 植物 明治30 0v
讀み盡きて手紙こほるゝ紅葉哉 正岡子規 紅葉 秋, 晩秋 植物 明治30 0v
谷を渡り寺に上るところ紅葉哉 正岡子規 紅葉 秋, 晩秋 植物 明治29 0v
谷川の背に冷つくや夕紅葉 小林一茶 紅葉 秋, 晩秋 植物 文政5 0v
谷川は藍より青しむら紅葉 正岡子規 紅葉 秋, 晩秋 植物 明治26 0v
谷底に空の狹さやむら紅葉 正岡子規 紅葉 秋, 晩秋 植物 明治25 0v
谷深く夕日一すぢのもみち哉 正岡子規 紅葉 秋, 晩秋 植物 明治25 0v
谷窪に落ち重なれるもみち哉 正岡子規 紅葉 秋, 晩秋 植物 明治25 0v
谷陰に夕日の殘る紅葉かな 正岡子規 紅葉 秋, 晩秋 植物 明治22 0v
豆柿の 熟れる北窓 閉しけり 室生犀星 信濃柿 秋, 晩秋 植物 0v
豆煎を足で尋る夜寒哉 小林一茶 夜寒 秋, 晩秋 時候 文化12 0v
豆腐屋の豆腐の水にもみち哉 正岡子規 紅葉 秋, 晩秋 植物 明治25 0v
豊年の雨御覧ぜよ雛達 小林一茶 後の雛 秋, 晩秋 生活 文化11 0v
貧しさに菊枯し瓶の梅もとき 正岡子規 梅擬 秋, 晩秋 植物 明治30 0v
貧しさは菊枯れし瓶の梅嫌 正岡子規 梅擬 秋, 晩秋 植物 明治30 0v
貧厨や柚味噌殘りて鼠鳴く 正岡子規 柚味噌 秋, 晩秋 生活 明治29 0v
貴人をとめて飯焚く夜寒哉 正岡子規 夜寒 秋, 晩秋 時候 明治31 0v
買茸とつたふりしてもどりけり 小林一茶 茸 秋, 晩秋 植物 文政4 0v
賣れ殘る木魚一つに秋の行く 正岡子規 行く秋 秋, 晩秋 時候 明治28 0v
贋筆をかけて灯ともす夜寒哉 正岡子規 夜寒 秋, 晩秋 時候 明治32 0v
赤い実がひよを上戸にしたりけり 小林一茶 鵯上戸 秋, 晩秋 植物 文政5 0v
赤き林檎青き林檎や卓の上 正岡子規 林檎 秋, 晩秋 植物 明治33 0v
赤腹とあだ名や立ちて紅葉鮒 正岡子規 紅葉鮒 秋, 晩秋 動物 明治25 0v
赤菊の赤恥かくな又時雨 小林一茶 残菊 秋, 晩秋 植物 文化12 0v
赤馬の苦労をなでる夜寒哉 小林一茶 夜寒 秋, 晩秋 時候 文政2 0v
起て居てもう寢たといふ夜寒哉 与謝蕪村 夜寒 秋, 晩秋 時候 0v
起番は親にて候か小田の雁 小林一茶 雁 秋, 晩秋 動物 文化13 0v
起番よ寝番よ雁のむつまじき 小林一茶 雁 秋, 晩秋 動物 文化13 0v
足で追ふ鼠が笑ふ夜さむ哉 小林一茶 夜寒 秋, 晩秋 時候 文政5 0v
跡かくす師の行方や暮の秋 与謝蕪村 暮の秋 秋, 晩秋 時候 0v
踏ん付た飯いたゞくや御取越 小林一茶 御取越 秋, 晩秋 人事 文政8 0v
身の上のやうにいふ也御なん餅 小林一茶 御難の餅 秋, 晩秋 人事 文化12 0v
身を知て犬もかゞぬや捨茸 小林一茶 茸 秋, 晩秋 植物 文政8 0v
身一つ是は朝寒夜寒哉 小林一茶 夜寒 秋, 晩秋 時候 文化13 0v
車引のお歸りと呼ぶ夜寒哉 正岡子規 夜寒 秋, 晩秋 時候 明治32 0v
軍談に寐る人起す夜寒哉 正岡子規 夜寒 秋, 晩秋 時候 明治30 0v
辨當を鹿にやつたるもみち哉 正岡子規 紅葉 秋, 晩秋 植物 明治25 0v
辷りても只は起ぬや木の子がり 小林一茶 茸 秋, 晩秋 植物 文政5 0v
辻駕籠に盗人載せる夜寒哉 正岡子規 夜寒 秋, 晩秋 時候 明治28 0v
近づけば急にさびしき紅葉哉 小林一茶 紅葉 秋, 晩秋 植物 0v
近づけば魚に淋しき紅葉哉 小林一茶 紅葉 秋, 晩秋 植物 文化4 0v
近道やいが栗落て足をさす 正岡子規 栗 秋, 晩秋 植物 明治26 0v
迹の人三ッ栗三ッひろひけり 小林一茶 栗 秋, 晩秋 植物 文政2 0v
迹の雁やれ〱足がいたむやら 小林一茶 雁 秋, 晩秋 動物 文化9 0v
迹連をおつぱづしてや雁急ぐ 小林一茶 雁 秋, 晩秋 動物 文政8 0v
追分や鷄飼ふ茶屋の柿石榴 正岡子規 柿 秋, 晩秋 植物 明治27 0v
通りぬけ通りぬけても紅葉哉 正岡子規 紅葉 秋, 晩秋 植物 明治22 0v
通夜堂にまだき夜寒を覺えける 正岡子規 夜寒 秋, 晩秋 時候 明治28 0v
通天の下に火を焚く紅葉かな 正岡子規 紅葉 秋, 晩秋 植物 明治28 0v
造り人もうり人も一人しん酒哉 小林一茶 新酒 秋, 晩秋 生活 文政7 0v
連のない雁よ来よ〱宿かさん 小林一茶 雁 秋, 晩秋 動物 文化12 0v
連合は道でどうした一つ雁 小林一茶 雁 秋, 晩秋 動物 文政4 0v
道々の菊や紅葉や右左 正岡子規 紅葉 秋, 晩秋 植物 明治26 0v
道〱や拾つた綿で更衣 小林一茶 後の更衣 秋, 晩秋 生活, 天文 文化2 0v
道二つ馬士と木こりのもみち哉 正岡子規 紅葉 秋, 晩秋 植物 明治25 0v
道端に栗賣竝ぶ祭かな 正岡子規 栗 秋, 晩秋 植物 明治29 0v
遠村に稻刈る人の小さゝよ 正岡子規 稲刈 秋, 晩秋 生活 明治32 0v
遥かなるものばかりなる夜寒かな 石田波郷 夜寒 秋, 晩秋 時候 0v
都でも引はとらぬや丹波栗 小林一茶 栗 秋, 晩秋 植物 文政4 0v
都出て行けば野山の錦哉 正岡子規 野山の錦 秋, 晩秋 地理 明治26 0v
酒のあらたならんよりは蕎麥のあらたなれ 正岡子規 新蕎麦 秋, 晩秋 生活 明治29 0v
酒を賣る紅葉の茶屋に妖女あり 正岡子規 紅葉 秋, 晩秋 植物 明治29 0v
酒呑まぬ吾身一つの夜寒哉 小林一茶 夜寒 秋, 晩秋 時候 寛政5 0v
酒盛らん月なくも夜は十三夜 正岡子規 後の月 秋, 晩秋 天文 明治27 0v
酒神の垣やひよ鳥上戸とて 小林一茶 鵯上戸 秋, 晩秋 植物 文政4 0v
醉さめや戸棚を探る柿二つ 正岡子規 柿 秋, 晩秋 植物 明治32 0v
里古りて柿の木持たぬ家もなし 松尾芭蕉 柿 秋, 晩秋 植物 元禄7 0v
重陽の夕焼けに逢ふ幾たりか 阿部みどり女 重陽 秋, 晩秋 生活 0v
野ゝけぶり袖にぞ這る夜寒哉 小林一茶 夜寒 秋, 晩秋 時候 文化1 0v
野ゝ宮や吹ちりもせぬ綿初穂 小林一茶 綿初穂 秋, 晩秋 植物 文化2 0v
野の花は野の花の品冬隣 阿部みどり女 冬隣 秋, 晩秋 時候 0v
野の茶屋に柿買ふて遠く歩きけり 正岡子規 柿 秋, 晩秋 植物 明治33 0v
野の錦山の錦は繪の錦 正岡子規 野山の錦 秋, 晩秋 地理 明治29 0v
野の錦昼の葬礼通りけり 正岡子規 野山の錦 秋, 晩秋 地理 明治28 0v
野社に吹もちらぬや綿初穂 小林一茶 綿初穂 秋, 晩秋 植物 文政4 0v
野社に子供のたえぬ榎實哉 正岡子規 榎の実 秋, 晩秋 植物 明治26 0v
金かんや南天もきる紙袋 小林一茶 金柑 秋, 晩秋 植物 文化11 0v
金が咲け〱とて埋る木実哉 小林一茶 木の実 秋, 晩秋 植物 文化11 0v
金の出た菊同じく枯にけり 小林一茶 残菊 秋, 晩秋 植物 文化12 0v
金柑の鉢そのままや雪の中 阿部みどり女 金柑 秋, 晩秋 植物 0v
金柑は 葉越しにたかし 朝の霜 芥川龍之介 金柑 秋, 晩秋 植物 0v
釜こげる柚子の上味噌つめたかり 正岡子規 柚味噌 秋, 晩秋 生活 明治32 0v
釣されてから赤らむや梅もどき 小林一茶 梅擬 秋, 晩秋 植物 文政4 0v
釣棚に安置しておくしん酒哉 小林一茶 新酒 秋, 晩秋 生活 文政7 0v
釣橋に提灯わたる夜寒かな 正岡子規 夜寒 秋, 晩秋 時候 明治28 0v
釣鐘のなかの月日も柿の秋 飯田龍太 柿 秋, 晩秋 植物 0v
釣鐘の奉加集まらす秋暮るゝ 正岡子規 暮の秋 秋, 晩秋 時候 明治29 0v