俳句

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俳句 俳人 季語 季節 分類 年 Total Recent
土の鍋土の狗の長閑也 小林一茶 長閑 春, 三春 時候 文化11 0v
月の出て背戸をとびのく水鶏哉 正岡子規 水鶏 夏, 三夏 動物 明治26 0v
母親さしかけさせる日傘哉 小林一茶 日傘 夏, 三夏 生活 文政3 0v
一掴み麦を蒔たり堂の隅 小林一茶 麦蒔 冬, 初冬 生活 文化10 0v
蕣に下国に見へぬ垣ね哉 小林一茶 朝顔 秋, 初秋 植物 文化4 0v
夜嵐や網代に氷る星の影 正岡子規 凍る 冬, 三冬 時候 明治26 0v
霜がれの菊とものいふ火桶哉 小林一茶 火鉢 冬, 三冬 生活 文化3 0v
夕立や君を思へばはだしにて 正岡子規 夕立 夏, 三夏 天文 明治25 0v
角力取が立て呉けり秋の風 小林一茶 秋風 秋, 三秋 天文 文政4 0v
腫物の血を押し出すや年の暮 正岡子規 年の暮 冬, 晩冬 時候 明治26 0v
突さした柳もぱつと茂哉 小林一茶 茂 夏, 三夏 植物 文化12 0v
山里の桑に昼顔あはれなり 正岡子規 昼顔 夏, 仲夏 植物 明治26 0v
とどまれば あたりにふゆる 蜻蛉かな 中村汀女 蜻蛉 秋, 三秋 動物 0v
うら店は蚤もいんきか外へとぶ 小林一茶 蚤 夏, 三夏 動物 文政7 0v
下闇や八町奥に大悲閣 正岡子規 木下闇 夏, 三夏 植物 明治26 0v
名月や四十七年後し秋 小林一茶 名月 秋, 仲秋 天文 0v
かんこ鳥しなのゝ桜咲にけり 小林一茶 郭公 夏, 三夏 動物 文化3 0v
琴鼓ならべかけたる睦月哉 正岡子規 正月 新年 時候 明治27 0v
ちとの間にかすみ直すや山の家 小林一茶 霞 春, 三春 天文 文化8 0v
しほらしやおく山鹿も色好み 小林一茶 鹿 秋, 三秋 動物 文政4 0v
のゝさまと指た月出たりけり 小林一茶 月 秋, 三秋 天文 文政5 0v
つゝじから出てつゝじへ清水哉 小林一茶 清水 夏, 三夏 地理 0v
夏やせの腮にいたし笠の紐 正岡子規 夏痩 夏, 三夏 生活 明治25 0v
水打し石なら木なら秋の風 小林一茶 秋風 秋, 三秋 天文 文化2 0v
傘さして幟見るなり橋の上 正岡子規 幟 夏, 初夏 生活 明治28 0v
かくれ家や草は日に 〱若くなる 小林一茶 若草 春, 晩春 植物 0v
堂の名はみな忘れたり春の風 正岡子規 春の風 春, 三春 天文 明治28 0v
蚊屋仕舞夜とはなりけり峯の雪 小林一茶 蚊帳 夏, 三夏 生活 0v
敦盛の笛聞こえけり朧月 正岡子規 朧月 春, 三春 天文 明治28 0v
我家を踏つぶす気かむら千鳥 小林一茶 千鳥 冬, 三冬 動物 文化3 0v
向ふ通るは長兵衛どのか初袷 小林一茶 袷 夏, 初夏 生活 文化9 0v
活けんとす梅こぼれけり維摩経 正岡子規 梅散る 春, 晩春 植物 明治29 0v
夜伽して鳴たる雁よなぜ帰る 小林一茶 雁帰る 春, 仲春 動物 文政5 0v
としゞに霜がれにけりいろは茶や 小林一茶 霜枯 冬, 三冬 植物 文政3 0v
白牡丹三十六宮の夕哉 正岡子規 牡丹 夏, 初夏 植物 明治26 0v
打水や這つくばひし天窓迄 小林一茶 打水 夏, 三夏 生活 享和3 0v
鶯の名代になく雀かな 小林一茶 鶯 春, 三春 動物 文政5 0v
暑き日よ忘るゝ草を植てさい 小林一茶 暑し 夏, 三夏 時候 文政2 0v
冬枯や郵便箱のなき小村 正岡子規 冬枯 冬, 三冬 植物 明治30 0v
限ある身とあきらめそ浮ね鳥 小林一茶 浮寝鳥 冬, 三冬 動物 0v
川口や湯舟を出れば夏の月 正岡子規 夏の月 夏, 三夏 天文 明治30 0v
親なしや身に添かげも秋の暮 小林一茶 秋の暮 秋, 三秋 時候 文化13 0v
阪本の人家暮れたり山桜 正岡子規 山桜 春, 晩春 植物 明治26 0v
遠山や花と見るより道急ぐ 小林一茶 花 春, 晩春 植物 寛政7 0v
山鳥の尾に春雨の雫かな 正岡子規 春の雨 春, 三春 天文 明治29 0v
あばれ蚊のから戻りする夜明哉 小林一茶 蚊 夏, 三夏 動物 文政6 0v
古庭の蕣さきぬ霧の中 正岡子規 朝顔 秋, 初秋 植物 明治30 0v
はつ雪や大黒棚の姫小松 小林一茶 初雪 冬, 初冬 天文 文化10 0v
こおろぎのころ〱鳴や若い同士 小林一茶 蟋蟀 秋, 三秋 動物 0v
宿の梅三日おくれて口をしき 正岡子規 梅 春, 初春 植物 明治28 0v
麦ぬれて小春月夜の御寺哉 小林一茶 小春 冬, 初冬 時候 文化1 0v
走り帆の追ひ〱出るや雲の峰 小林一茶 雲の峰 夏, 三夏 天文 文政7 0v
をさな子のつることいそぐ燈籠哉 正岡子規 燈籠 秋, 初秋 生活 明治25 0v
鵙鳴や是より殺生禁断と 小林一茶 鵙 秋, 三秋 動物 文政5 0v
時鳥五月八日も吉日ぞ 小林一茶 時鳥 夏, 三夏 動物 文化14 0v
水鳥や親子三人寝てくらし 小林一茶 水鳥 冬, 三冬 動物 文政6 0v
長く寝た足のぶる也小夜ぎぬた 小林一茶 砧 秋, 三秋 生活 文政4 0v
寒菊の日和待ちける莟哉 正岡子規 寒菊 冬, 三冬 植物 明治26 0v
小伜はちに泣花盛りかな 小林一茶 花 春, 晩春 植物 文政2 0v
蜘の囲の五色に光る春日かな 正岡子規 春の日 春, 三春 天文, 時候 明治29 0v
花さくや今十八の鬼あざみ 小林一茶 薊 春, 晩春 植物 文化13 0v
廿日過の月は出でけり松の北 正岡子規 月の出 秋, 三秋 天文 明治28 0v
我々が顔も初日や御代の松 小林一茶 初日 新年 天文 享和3 0v
草の蝶牛にも詠られにけり 小林一茶 蝶 春, 三春 動物 文化3 0v
をかしうもなくて桜に笑ひけり 正岡子規 桜 春, 晩春 植物 明治28 0v
今消る雪のせつてうされにけり 小林一茶 雪解 春, 仲春 地理 文政4 0v
炎天や草に息つく旅の人 正岡子規 炎天 夏, 晩夏 天文 明治33 0v
うら山や十所許りの年忘 小林一茶 年忘 冬, 仲冬 生活 文政2 0v
みちのくのしのぶかざして一よ鮓 小林一茶 鮓 夏, 三夏 生活 0v
此便聞とてある夜一時雨 小林一茶 時雨 冬, 初冬 天文 文化10 0v
篝火のあはれにもゆる余寒哉 正岡子規 余寒 春, 初春 時候 明治30 0v
名月や簀子に竝ふ僧の影 正岡子規 名月 秋, 仲秋 天文 明治28 0v
蕣を一垣咲す角力哉 小林一茶 相撲 秋, 初秋 生活 文化7 0v
洋服の足よりひゆる寒さ哉 正岡子規 寒さ 冬, 三冬 時候 明治25 0v
宿とりて春の夕の仮寝かな 正岡子規 春の夕 春, 三春 時候 明治29 0v
煙して葱畠の長閑さよ 小林一茶 葱 冬, 三冬 植物 文化2 0v
よひよひに月みちたらぬ思ひ哉 正岡子規 月 秋, 三秋 天文 明治25 0v
家二ツ三ツ四ツ凧の夕哉 小林一茶 凧 春, 三春 生活 文化2 0v
かはほりよ歩かば棒にあたるぞよ 小林一茶 蝙蝠 夏, 三夏 動物 文政7 0v
世の中のいくさに逃げて桃の花 正岡子規 桃の花 春, 晩春 植物 明治29 0v
此人も別れとなりぬ年に月 小林一茶 大晦日 冬, 仲冬 時候 享和3 0v
早々と来ずともよいに門の雪 小林一茶 雪 冬, 晩冬 天文 0v
浅く見えて杓の届かぬ清水哉 正岡子規 清水 夏, 三夏 地理 明治31 0v
雁立てさば〱したる浦辺哉 小林一茶 雁帰る 春, 仲春 動物 文化4 0v
春風子どもも一箕二み哉 小林一茶 春の風 春, 三春 天文 文政8 0v
五月雨の化物やしき古にけり 正岡子規 五月雨 夏, 仲夏 天文 明治27 0v
柴栗の一人はぢけて居たりけり 小林一茶 栗 秋, 晩秋 植物 0v
梅を見て梅をつぎけり人の親 小林一茶 梅 春, 初春 植物 文化7 0v
滿汐や清盛の塚に千鳥鳴く 正岡子規 千鳥 冬, 三冬 動物 明治29 0v
若い衆は見へ半分や田植笠 小林一茶 田植 夏, 仲夏 生活 文政5 0v
故郷を立ちいでたるも一むかし 正岡子規 季語なし 無季 明治23 0v
鳶の居る物干竿の日永哉 正岡子規 日永 春, 三春 時候 明治28 0v
萍や黒い小蝶のひら〱と 小林一茶 萍 夏, 三夏 植物 享和3 0v
榾になる木にも蝉なくあつさ哉 正岡子規 暑し 夏, 三夏 時候 明治26 0v
つの国の何と申も枯木立 小林一茶 冬木立 冬, 三冬 植物 0v
我にによ〱とて蜂のおせは哉 小林一茶 蜂 春, 三春 動物 文政5 0v
青柳の形定まらぬつむじかな 正岡子規 柳 春, 晩春 植物 明治26 0v
ぬつぽりと立や夜寒の大入道 小林一茶 夜寒 秋, 晩秋 時候 文化12 0v
関守の口真似するや雉の声 小林一茶 雉 春, 三春 動物 文政4 0v
涼しさは大楠の木のすかたかな 正岡子規 涼し 夏, 三夏 時候 明治27 0v