俳句

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俳句 俳人 季語 季節 分類 年 Total Recent
名月の空に江嶋の琵琶聞ん 正岡子規 名月 秋, 仲秋 天文 明治25 0v
宿かりの夜這崩や田番小屋 小林一茶 田守 秋, 三秋 生活 文政5 0v
永き日の村まだ遠し馬の足 正岡子規 日永 春, 三春 時候 明治27 0v
凡に三百年の菫哉 小林一茶 菫 春, 三春 植物 文化5 0v
井戸堀の浮世へ出たるあつさ哉 正岡子規 暑し 夏, 三夏 時候 明治28 0v
六月にろくな月夜もなき庵哉 小林一茶 六月 夏, 仲夏 時候 文政2 0v
花蓙にばりして逃る蛙哉 小林一茶 蛙 春, 三春 動物 0v
東門の外に舎栄す柳哉 正岡子規 柳 春, 晩春 植物 明治31 0v
須磨村の貰ひ夕立かゝりけり 小林一茶 夕立 夏, 三夏 天文 文化11 0v
むら雨を尾であしらひし雉哉 小林一茶 雉 春, 三春 動物 文化6 0v
行灯にかぶさるばかり青田哉 小林一茶 青田 夏, 晩夏 地理 文化10 0v
ふつくりと七面鳥のたつや秋 正岡子規 秋 秋, 三秋 時候 明治24 0v
春風に御用の雁のしぶとさよ 小林一茶 春の風 春, 三春 天文 文政2 0v
ことごとく石に苔もつ五月哉 正岡子規 五月 夏, 初夏 時候 明治27 0v
納豆喰ふ屋敷もふゑて根岸町 正岡子規 納豆 冬, 三冬 生活 明治30 0v
茶仲間のぶつきり棒や柿紅葉 小林一茶 柿紅葉 秋, 晩秋 植物 文化12 0v
梅がゝや針穴すかす明り先 小林一茶 梅 春, 初春 植物 文化3 0v
十六夜は知らぬ方にて茶漬哉 正岡子規 十六夜 秋, 仲秋 天文 明治26 0v
追鳥の不足の所へ狐哉 小林一茶 狩 冬, 三冬 生活 文政7 0v
大根引く畑にそふて散歩哉 正岡子規 大根引 冬, 初冬 生活 明治31 0v
門紅葉茶色でらちを明にけり 小林一茶 紅葉 秋, 晩秋 植物 文政2 0v
牛の子の床なつかしや野撫子 正岡子規 撫子 秋, 初秋 植物 明治26 0v
幸にらく〱咲や屋草菊 小林一茶 菊 秋, 三秋 植物 文政2 0v
時鳥あれと隣の初音かな 正岡子規 時鳥 夏, 三夏 動物 明治28 0v
蛍屋が蛍夜逃をしたりけり 小林一茶 蛍 夏, 仲夏 動物 文政2 0v
遥拝す御廟は白し夏木立 小林一茶 夏木立 夏, 三夏 植物 寛政7 0v
門借ぞ鳴ずぞ遊べ雀の子 小林一茶 雀の子 春, 晩春 動物 文化13 0v
沢瀉に河骨まじる小川かな 正岡子規 河骨 夏, 仲夏 植物 明治29 0v
短夜や何煮えあがる鍋の中 正岡子規 短夜 夏, 三夏 時候 明治29 0v
古刀禰や羽口も出来て春の雨 小林一茶 春雨 春, 三春 天文 文化6 0v
贈り物の數を盡してクリスマス 正岡子規 クリスマス 冬, 仲冬 人事 明治32 0v
神殿の御格子おろすもみち哉 正岡子規 紅葉 秋, 晩秋 植物 明治25 0v
初桜二番桜も咲きにけり 正岡子規 初桜 春, 仲春 植物 明治26 0v
ほの〲と棚引すゝや寛永寺 小林一茶 煤払 冬, 仲冬 生活 文化14 0v
竈の火くわらくわらもえる夜寒哉 正岡子規 夜寒 秋, 晩秋 時候 明治26 0v
月見えてうそや誠のしくれ哉 正岡子規 時雨 冬, 初冬 天文 明治26 0v
錢湯に善き衣著たり松の内 正岡子規 松の内 新年 時候 明治30 0v
孤が手本にするや反故うちは 小林一茶 団扇 夏, 三夏 生活 文政6 0v
古沢や家居の中に水鶏鳴く 正岡子規 水鶏 夏, 三夏 動物 明治26 0v
草の家や霧がふは〱蟹がはふ 小林一茶 霧 秋, 三秋 天文 文化2 0v
道端に白粉花咲ぬ須磨の里 正岡子規 白粉花 秋, 仲秋 植物 明治30 0v
揚土のいかにも春の日也けり 小林一茶 春の日 春, 三春 天文, 時候 文化2 0v
足袋つぐや ノラともならず 教師妻 杉田久女 足袋 冬, 三冬 生活 0v
傘にべたりと付し桜哉 小林一茶 桜 春, 晩春 植物 0v
木枯や木はみな落ちて壁の骨 正岡子規 凩 冬, 初冬 天文 明治24 0v
さし柳はや一かどの茂り哉 小林一茶 茂 夏, 三夏 植物 文化12 0v
西日さす昼寝の腹や中二階 正岡子規 昼寝 夏, 三夏 生活 明治31 0v
争ひて 尾張大根 乾く日ぞ 中村汀女 大根干す 冬, 初冬 生活 0v
雷の始めて青き木芽哉 正岡子規 木の芽 春, 三春 植物 明治32 0v
名月やとはいふものゝ稲見かな 小林一茶 名月 秋, 仲秋 天文 0v
一年は正月に一生ハ今にあり 正岡子規 正月 新年 時候 明治30 0v
竹椽を踏みわる猫の思ひ哉 正岡子規 猫の恋 春, 初春 動物 明治25 0v
八九間柳を去て日傘哉 小林一茶 日傘 夏, 三夏 生活 文化8 0v
麦秋や畠を歩く小酒うり 小林一茶 麦の秋 夏, 初夏 時候 文政7 0v
待宵のくもらばくもれ箱根山 正岡子規 立待月 秋, 仲秋 天文 明治26 0v
木がくれや白蕣のすまし顔 小林一茶 朝顔 秋, 初秋 植物 文政1 0v
凍えたる手をあぶりけり弟子大工 正岡子規 凍る 冬, 三冬 時候 明治32 0v
松風の吹古したる火鉢哉 小林一茶 火鉢 冬, 三冬 生活 享和3 0v
木槲の落葉を掃ふ茶の湯かな 正岡子規 常磐木落葉 夏, 初夏 植物 明治33 0v
人もなき几帳を吹くや春の風 正岡子規 春の風 春, 三春 天文 明治28 0v
田の人よ御免候らへ昼寝蚊屋 小林一茶 蚊帳 夏, 三夏 生活 文政3 0v
家焼けたあとの匂ひや朧月 正岡子規 朧月 春, 三春 天文 明治26 0v
としよれば犬も嗅ぬぞ初袷 小林一茶 袷 夏, 初夏 生活 文化12 0v
御車に梅ちりかゝり幕黒し 正岡子規 梅散る 春, 晩春 植物 明治30 0v
霜の夜や前居た人の煤下る 小林一茶 霜 冬, 三冬 天文 文政1 0v
鼻先にちゑぶらさげて扇かな 小林一茶 扇 夏, 三夏 生活 文政5 0v
さをしかは萩に糞して別れけり 小林一茶 鹿 秋, 三秋 動物 文化10 0v
夕燒けて雨雲黄なり稻の花 正岡子規 稲の花 秋, 初秋 植物 明治29 0v
近眼の五度の目鏡や冬籠 正岡子規 冬籠 冬, 三冬 生活 明治32 0v
田の中や芹摘みて去る足の跡 正岡子規 芹 春, 三春 植物 明治33 0v
釣鐘の青いばかりも涼しさよ 小林一茶 涼し 夏, 三夏 時候 文政8 0v
芦の穂を蟹がはさんで秋のくれ 小林一茶 秋の暮 秋, 三秋 時候 0v
折りくれは半分は散るや山さくら 正岡子規 山桜 春, 晩春 植物 明治24 0v
角力場や本ンとの花も木から降る 小林一茶 花 春, 晩春 植物 文政8 0v
又つゞく三十石や春の雨 正岡子規 春の雨 春, 三春 天文 明治28 0v
山道や斯う来い〱と虻が飛 小林一茶 虻 春, 三春 動物 文政3 0v
つとのびてほちりとさくや女郎花 正岡子規 朝顔 秋, 初秋 植物 明治24 0v
はつ雪や今がた埋めし栗の塚 小林一茶 初雪 冬, 初冬 天文 文化10 0v
霧に乗目付して居る烏かな 小林一茶 蟇 夏, 三夏 動物 0v
大砲や城跡荒れて梅の花 正岡子規 梅 春, 初春 植物 明治29 0v
棒先の紙もひら〱小春哉 小林一茶 小春 冬, 初冬 時候 0v
祭せよ小雲も山を拵る 小林一茶 雲の峰 夏, 三夏 天文 文化9 0v
鶯のまてに鳴けりかくれ家 小林一茶 鶯 春, 三春 動物 0v
晴れきつて秋風荒るゝ朝日哉 正岡子規 秋風 秋, 三秋 天文 明治28 0v
暑き日やにらみくらする鬼瓦 小林一茶 暑し 夏, 三夏 時候 文政7 0v
冬枯や百穴見ゆる雜木山 正岡子規 冬枯 冬, 三冬 植物 明治29 0v
花十日五日は雨にふられけり 正岡子規 花 春, 晩春 植物 明治23 0v
水鳥は屹起番寝ばん哉 小林一茶 浮寝鳥 冬, 三冬 動物 0v
夏の月四條五條の夜半過 正岡子規 夏の月 夏, 三夏 天文 明治25 0v
蕷蔓がうしろでそゝる砧哉 小林一茶 砧 秋, 三秋 生活 文化11 0v
君か代は冬の筍親五十 正岡子規 寒竹の子 冬, 初冬 植物 明治29 0v
妻や子が我を占ふか花もちる 小林一茶 花 春, 晩春 植物 文政5 0v
爺は釣婆は念仏の春日かな 正岡子規 春の日 春, 三春 天文, 時候 明治34 0v
片陰に棒のやうなる蕨哉 小林一茶 蕨 春, 仲春 植物 0v
高楼に見てさへあつし砂煙 正岡子規 暑し 夏, 三夏 時候 明治26 0v
舞は蝶三弦流布の小村也 小林一茶 蝶 春, 三春 動物 文政1 0v
うそのやうな十六日桜咲きにけり 正岡子規 桜 春, 晩春 植物 明治29 0v
神の代や富士の峯にも泊り宿 小林一茶 富士詣 夏, 仲夏 人事 0v
のら猫の爪とぐ程や残る雪 小林一茶 雪解 春, 仲春 地理 文政5 0v
炎天に聳えて寒き巌哉 正岡子規 炎天 夏, 晩夏 天文 明治27 0v