俳句

Displaying 49501 - 49600 of 50885
俳句 俳人 季語 季節 分類 Total Recent
浮くや金魚唐紅の薄氷 正岡子規 , 晩冬 時候 明治26 0v
擂盆のみそみめぐりや寺の霜 与謝蕪村 , 三冬 天文 0v
白百合の覚束なけに咲にけり 正岡子規 百合の花 , 仲夏 植物 明治27 0v
紅梅はまばら也けり窓の影 正岡子規 紅梅 , 初春 植物 明治24 0v
茄子南瓜小道小道の別れ哉 正岡子規 茄子 , 晩夏 植物 明治25 0v
虫干や洋書の間の枯桜 正岡子規 虫干 , 晩夏 生活 明治31 0v
何くうてかうもやせたか鉢敲 正岡子規 鉢叩 , 仲冬 人事 0v
鮒膾鮒に片目の由来あり 正岡子規 鮒膾 , 三春 生活 明治32 0v
木槿垣箕輪をめぐる小川哉 正岡子規 木槿 , 初秋 植物 明治27 0v
牡丹の芽裾吹く影の時にあり 阿部みどり女 牡丹の芽 , 初春 植物 0v
雪残る頂一つ国境 正岡子規 残雪 , 仲春 地理 明治32 0v
吹越に大きな耳の兎かな 加藤楸邨 , 三冬 動物 0v
瓜番を化かしに来たる狐かな 正岡子規 , 晩夏 植物 明治32 0v
秋立てば淋し立ねばあつくるし 正岡子規 立秋 , 初秋 時候 明治28 0v
物好に藤咲かせけり庭の松 正岡子規 , 晩春 植物 明治29 0v
魯智深は坊主になりぬ閑古鳥 正岡子規 郭公 , 三夏 動物 明治33 0v
梨くふて暫く憩ふ茶店哉 正岡子規 , 三秋 植物 明治31 0v
夜や明けん稻妻白き森のひま 正岡子規 稲妻 , 三秋 天文 明治29 0v
わざと這はす蔦の茂りや茶師の門 正岡子規 , 三秋 植物 明治31 0v
雨晴れて露けき中の煙かな 正岡子規 , 三秋 天文 明治29 0v
梅さくや門を鎖して黒き旗 正岡子規 , 初春 植物 明治30 0v
唐土の俳諧とはんとぶ小蝶 松尾芭蕉 , 三春 動物 貞亨元 0v
疫ありて燈籠多き小村哉 正岡子規 燈籠 , 初秋 生活 明治30 0v
秋風や下界の雲をかきまぜる 正岡子規 秋風 , 三秋 天文 明治29 0v
花の雲言問団子桜餅 正岡子規 花の雲 , 晩春 植物 明治29 0v
王孫を市にあはれむ葱哉 正岡子規 , 三冬 植物 明治30 0v
行水や犬田が痣の在処 正岡子規 行水 , 晩夏 生活 明治33 0v
歌はかりきりにかくれぬ筏かな 正岡子規 , 三秋 天文 明治21 0v
葛城の 雲のうながす 雨蛙 水原秋桜子 雨蛙 , 三夏 動物 0v
岡ぞひの桜は赤き蕾かな 正岡子規 , 晩春 植物 明治29 0v
象潟や雨に西施がねぶの花 松尾芭蕉 合歓の花 , 晩夏 植物 元禄2 0v
其炭の火より炭屋の燒けにけり 正岡子規 , 三冬 生活 明治31 0v
秋晴てふじのうしろに入日哉 正岡子規 秋晴 , 三秋 天文 明治26 0v
霜やけの手より熬豆こぼしけり 正岡子規 霜焼 , 晩冬 生活 明治34 0v
ゆふはれや麦の穂末のつくは山 正岡子規 麦の穂 , 初夏 時候 明治27 0v
白桃の露や花なる花や露 正岡子規 桃の花 , 晩春 植物 明治25 0v
三井寺の門敲かばや今日の月 松尾芭蕉 名月 , 仲秋 天文 元禄4 0v
南泉の猫斬り捨てし秋の水 正岡子規 秋の水 , 三秋 地理 明治29 0v
夕飯は芋でくひけり寺男 正岡子規 , 三秋 植物 明治31 0v
杖によりて立ち上りけり萩の花 正岡子規 , 初秋 植物 明治32 0v
かはほりや闇を尋ねて急はし 正岡子規 蝙蝠 , 三夏 動物 明治25 0v
夕栄や雨に崩れし雲の峯 正岡子規 雲の峰 , 三夏 天文 明治29 0v
捨舟や鹿の寐に來る薄月夜 正岡子規 鹿 , 三秋 動物 明治27 0v
初なりの柿を佛にそなへけり 正岡子規 , 晩秋 植物 明治32 0v
夏来てもただひとつ葉の一葉かな 松尾芭蕉 , 三夏 時候 貞亨5 0v
涼しさや椎の裏葉を吹き返し 正岡子規 涼し , 三夏 時候 明治29 0v
蜩のなき代りしははるかかな 中村草田男 , 初秋 動物 0v
角力取ニ角力取ノ子モナカリケリ 正岡子規 相撲取 , 初秋 人事 明治34 0v
綱引ややゝしばらくは聲もなし 正岡子規 綱引 新年 生活 明治26 0v
やせ村に今菜の花のさかり哉 正岡子規 菜の花 , 晩春 植物 明治26 0v
蛤を蹴て行く鹿や巌島 正岡子規 , 三春 動物 明治26 0v
古園や桃も李も雪の花 正岡子規 , 晩冬 天文 明治29 0v
佛壇の柑子を落す鼠かな 正岡子規 柑子 , 晩秋 植物 明治29 0v
うかれける人や初瀬の山桜 松尾芭蕉 山桜 , 晩春 植物 寛文7 0v
庫裡腥くある夜海鼠の怪を見る 正岡子規 海鼠 , 三冬 動物 明治30 0v
田を植ゑて空も近江の水ぐもり 森澄雄 田植 , 仲夏 生活 0v
松の木の注連繩古し神の春 正岡子規 神の春 新年 時候 明治26 0v
夕涼み山に茶屋あり松もあり 正岡子規 納涼 , 晩夏 生活 明治26 0v
旗一本菊一鉢の小家かな 正岡子規 , 三秋 植物 明治27 0v
蚤に足らず蝨にあまる力かな 正岡子規 , 三夏 動物 明治28 0v
行水の首筋わたる雁の聲 正岡子規 雁が音 , 晩秋 動物 明治28 0v
勅選に漏れてや鴫の猶淋し 正岡子規 , 三秋 動物 明治30 0v
尾花枯れて石あらはれぬ墓か否か 正岡子規 枯芒 , 三冬 植物 明治28 0v
大風に閉ざす障子や蜆汁 阿部みどり女 蜆汁 , 三春 生活 0v
下駄番のひとりはなれて汐干かな 正岡子規 潮干狩 , 晩春 生活 明治27 0v
春雨やもの書ぬ身のあはれなる 与謝蕪村 春雨 , 三春 天文 0v
皸や母の看護の二十年 正岡子規 , 晩冬 生活 明治34 0v
何の木も紅葉となればうつくしき 正岡子規 紅葉 , 晩秋 植物 明治25 0v
茶の花や藁屋の烟朝の月 正岡子規 茶の花 , 初冬 植物 明治29 0v
水捨る草むらを蚊の鳴て出る 正岡子規 , 三夏 動物 明治31 0v
のどかさや哀れ少なき野辺送り 正岡子規 長閑 , 三春 時候 明治26 0v
濱による鯨小き入江かな 正岡子規 , 三冬 動物 明治31 0v
風吹て裸なりけり木蓮花 正岡子規 木蓮 , 仲春 植物 明治26 0v
初冬や童はつゝそでをぴんと張り 阿部みどり女 初冬 , 初冬 天文 0v
水仙や貧乏徳利缺茶碗 正岡子規 水仙 , 晩冬 植物 明治26 0v
大海のうしほはあれど旱かな 高浜虚子 , 晩夏 天文 0v
利根川の向ふは遅き田植哉 正岡子規 田植 , 仲夏 生活 明治27 0v
嵯峨を行く筍藪の月夜哉 正岡子規 , 初夏 植物 明治31 0v
権現に古葉が中の若葉哉 正岡子規 若葉 , 初夏 植物 明治26 0v
公園のきたなき水に花藻哉 正岡子規 藻の花 , 仲夏 植物 明治33 0v
大佛の鼻息あらば野分哉 正岡子規 野分 , 仲秋 天文 明治28 0v
松島や舟は片帆の風かをる 正岡子規 風薫る , 三夏 天文 明治27 0v
椎の實も寂しきものに禰宜の顔 正岡子規 椎の実 , 晩秋 植物 明治27 0v
ものゝふの露はらひ行弰かな 与謝蕪村 , 三秋 天文 0v
稻妻や劍を按じて西の方 正岡子規 稲妻 , 三秋 天文 明治29 0v
花蕎麥や山の腹までくる夕日 正岡子規 蕎麦の花 , 初秋 植物 明治25 0v
花は皆青梅になる若木哉 正岡子規 青梅 , 仲夏 植物 明治25 0v
瑞垣や杉ほの暗く梅白し 正岡子規 , 初春 植物 明治26 0v
「日の丸」が顔にまつはり真赤な夏 中村草田男 , 三夏 時候 0v
燕の普請出来たり春の風 正岡子規 , 仲春 動物 明治26 0v
笠の端に山かさなりて秋の風 正岡子規 秋風 , 三秋 天文 明治26 0v
雨雲の中へ打ちこむ花火かな 正岡子規 花火 , 初秋 生活 明治29 0v
蓑虫の其父母よりも鳴くなめり 正岡子規 蓑虫 , 三秋 動物 明治28 0v
大粒な霰ふるなり薄氷 正岡子規 , 三冬 天文 明治28 0v
薮入のや くらがり峠 降り来しと 阿波野青畝 藪入 新年 生活 0v
遠山の薄花桜身うけせん 正岡子規 , 晩春 植物 明治26 0v
ほとゝぎす正月は梅の花咲り 松尾芭蕉 時鳥 , 三夏 動物 0v
わびしさや燒いもの皮熊の皮 正岡子規 焼薯 , 三冬 生活 明治27 0v
物干にかげろふ秋の夕日哉 正岡子規 秋の夕日 , 三秋 天文 明治27 0v
三味提げて大仏見るや花の山 正岡子規 , 晩春 植物 明治31 0v